G -1.0

#驚異の俳優


ずっと観たかった『ゴジラ -1.0』をシネマイクスピアリにて。

ゴジラ生誕70周年を記念して製作された映画。
古くからのゴジラマニアとしては、見逃すことの許されない作品であり、
今回もウキウキしながら観に行った。・・・のだが!

僕のゴジラ映画史上、初めての経験。
“ゴジラを観に行ったのに、神木隆之介を観て帰ってきた”という事態。
まさか、あのゴジラ脇役として観てしまう作品に出会うとは、夢にも
思わなかった。

とにかく、全編に於ける神木隆之介演技凄すぎる
『怪演』と表現しても問題の無い、鬼気迫る演技にただただ圧倒された。
吉岡秀隆・安藤サクラ・佐々木蔵之介という重鎮たちに加え、浜辺美波・
山田裕貴・青木崇高という良い意味で暑苦しい出演陣の中に入っても、
恐ろしいまでのオーラ圧倒的な演技力で常に存在をアピールする。
前々から凄いとは思っていたが、ここまで凄い俳優を、僕は今まで観た
覚えが無い。

映画館の中に居たにも関わらず、中盤から後半にかけてずっと涙が止まら
ない。コレがゴジラ映画なのにも関わらず、である。ずっと僕のアイドル
だったゴジラが、今日初めて悪役になった。いやぁ・・・。

この映画は、特撮好きや怪獣好きのための映画では無い
恐ろしく深い人間ドラマであり、おそらく日本で最高・最強の俳優が自ら
のポテンシャルを大いに魅せつけてくれる大傑作絶対に観ておくべし!

Haunted Mansion

#これぞディズニー映画


『ホーンテッド・マンション』at シネマイクスピアリ。
イクスピアリのシネマポイントが今月で無効になってしまいそうだった
ので、上映スケジュールからチョイスした次第。

・・・単純に、すっごく良かった!
ディズニーランドのアトラクションが元ネタ、というのも凄いのだけど、
2003年エディ・マーフィー主演作に続いて二度目の映画化、というの
も凄い。今回の2023年度版、特にビッグネームが出演しているワケでも
無いのだが、脚本・構成・CGなどのバランスが、レベルの高いところで
安定しているのがポイント。

そして主人公のベンを演じたラキース・スタンフィールド、失礼ながら
これまで全く知らない俳優だったのだが、緩急自在な表現力に脱帽。特
に亡くなった妻について語るシーン、思わず貰い泣きしてしまった。

ドキドキして、笑えて、泣けて、あっという間に時間が過ぎていく。
こういうのこそが、ディズニー映画の醍醐味。かなりオススメです!

Indiana Jones and the Dial of Destiny

#Harrison Ford


『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』at シネマイクスピアリ。
1981年から続く大人気シリーズだが、おそらく今回が“最後のインディ”
となる。

とにかく、ハリソン・フォード、すげぇ・・・。
通常の場面では絶対に80歳とは思えない、驚異の演技を展開。さすがに
80〜90年代の頃の精悍さは無いが、ソレを補って余りある渋さ。これま
でのインディジョーンズシリーズと全く変わらない心持ちで3時間弱を観
れちゃったのだから凄い。

しかし、それよりも凄いと思ったのは、現代パート初頭裸の老体を惜し
げも無く見せ付けてくれたシーン。ココを観た時に、「ああ、ハリソンも
お爺ちゃんになっちゃったんだなぁ」とか思ったのだけど、クライマック
スの頃にはソレをすっかり忘れてしまうくらいのハードアクション。全く
凄い爺さんである。

・・・しかし、さすがにもう次回作は無理だろうなぁ、と。
ハリソン・フォードの出ないインディ・ジョーンズは絶対にあり得ない気
がするので、40年以上手に汗握って観たこのシリーズもコレで大団円
インディもSAGAも、全てを劇場鑑賞している僕からすると、また一つ大
事なモノが終わった感。

ジョージ・ルーカスに、スティーブン・スピルバーグに、そして誰よりも
ハリソン・フォードに感謝。今まで本当にありがとう!

劇場版転スラ・紅蓮の絆編

#最強スライムスピンオフ


小説版も最新刊まで読み切り、あとはアニメの三期を楽しみにするばかり、
な感じの「転生したらスライムだった件」。これでもう観るモノも読むモ
ノも無い、と思ってたのだけど、↓↓が残ってました(^^;)。

『劇場版転生したらスライムだった件・紅蓮の絆編』
Amazonプライムビデオで自信初となる有料レンタル番組。価格は映画館
に行くよりちょっと安価な1,200円

タイムライン的には、アニメ二期の最終回から(おそらく)三期の冒頭
間で、ストーリーは完全オリジナルで書き起こされたモノ。全体の内容を
最新のところまで把握している僕でも全く困らない構成なのはありがたい。

チートスライム(^^;)である魔王リムルの下に、鬼人族の生き残りにして
ベニマルシュナシオン幼なじみであるヒイロからの救援要請。コレ
に応え、女王・トワが率いるラージャ小亜国を訪れたテンペストの一行は、
そこでとんでもない陰謀と遭遇する・・・という内容。

人気作品の映画化は多少無理があるモノが多いのだが、この作品に関して
世界観を壊さないように配慮されているのがポイント。厳密に言えば、
今後に繋がるようなネタバレ(^^;)が1カ所だけあるのだが、まぁここで知
ってもいいんじゃないの?くらいのレベル。なのでアニメ派・コミック派
の人も、かなり楽しめる映画になっている、と思う。

ただまぁ、良い作品である、とは思うけど、劇場まで行くか?と問われる
ちょっと悩んじゃうかも(^^;)。しかし、レンタル代を支払う価値は充分
あると思うので、転スラドハマり勢は迷わず観るべし!

アニメの三期は来年春かぁ・・・。ちょっと待たなきゃだな、やっぱり。

RRR

#全部乗せエンタテインメント


『RRR』、@舞浜シネマイクスピアリ。

先週の「イッテQ」ガンバレルーヤパロディをやっているのを見て、
強烈に本編が観たくなってしまった結果、映画館へ(^^;)。

アクション・ファンタジー・サスペンス・ミュージカル・etc娯楽映画
要素がほぼ全て詰め込まれており、しかもそれぞれのレベル異様に高い
だけど・・・。

3時間を超える長尺、しかもインド映画はやっぱりダテじゃない(^^;)。
緊張感が保てたのは約半分くらいまでで、それ以降は無理矢理展開してい
くストーリーに良い意味で苦笑いしながら鑑賞する感じになってしまった。

・・・コレねぇ、心から凄い映画だと思うけど、あまりにてんこ盛り過ぎて
僕は一気に観るのはちょっと無理(^^;)。コレが配信に来たらきっと観て
しまうとは思うけど、おそらく2回に分けちゃうな、きっと(^^;)。

インド映画、恐るべし!いろんな意味で(^^;)。