湯道

#銭湯開始!


『湯道』、@舞浜シネマイクスピアリ。

サウナ・温泉・銭湯と、各種お風呂に並々ならぬ興味と拘りのある僕とし
ては、絶対に観ておかなければならない映画、と判断し、わざわざ劇場へ
足を運んだワケだが・・・。

中盤までは、ちょっとテンポが悪いかな、と思った。
しかし、そこから終盤までの畳み掛けは予想以上にすばらしく、人情映画
の定番である『男はつらいよ』あたりに負けないくらいの清涼感。冷静に
考えるとかなり荒唐無稽な状況なのにも関わらず、ラストでは思わず笑み
がこぼれてしまった。

現状、日本の大衆文化である「銭湯」は、絶滅の危機にある。
僕が若い頃には近所に4〜5件あった、“スーパー”の付かないピュアな銭湯
はその殆どが廃業している。あり得ないとは思うけど、この映画がきっか
けになって、まだなんとか頑張っている銭湯が少しでも延命してくれれば、
そんなに長くは無いであろう僕の余生も多少は幸せになるかも。

・・・今月中に行こう、ウチの近所に1件だけ残っている銭湯に!

『RED』終幕

#OP_FILMRED


『ONE PIECE FILM RED』、本日2023年1月29日を以て全国映画館での
上映が終了となる。

公開初日が2022年8月8日だから、公開期間半年に迫る勢い。
1月10日の段階で発表された興行収入は190億円。残り19日でどこまで
行ったのか、公式の発表に注目したいところ。

・・・いや、本当に凄い映画だった。
尋常で無い公開期間も去ることながら、その期間に話題を振りまき続け
た事実に脱帽せざるを得ない。なによりも、文字通り彗星のように登場
したウタは、この6ヶ月間確実に僕をにしてくれた。

ジャンプ本誌連載では最終章に突入しているワンピース
ソレと同じタイミングで、最高の物語をプレゼントしてくれた映画スタ
ッフの皆様と、尾田栄一郎という天才に最高の感謝を。

久しぶりにblu-rayとか買っちゃうだろうな、この映画。

Dr.コトー診療所

#涙腺崩壊


劇場版『Dr.コトー診療所』、@舞浜シネマイクスピアリ。

2003年テレビドラマ第一期の放送が開始され、幾つかの特番を挟んで
第二期が終了したのが2006年。これまで数百本のテレビドラマを観てき
たが、間違い無く僕のベスト5に入る、完全無欠の作品。

しかし、あれからもう16年
さすがにこのブランクは長く、この映画の特報が出ても「へぇ、やるんだ」
くらいの感想しか無く、正直鑑賞する予定も無かったのだが、急に思い立
って劇場へ。この判断は大正解だった。

・・・極上の人間ドラマ
あれだけ見ていたテレビドラマの世界観にはブランクをものともせずあっ
という間に馴染めたし、そこで起こる全ての事象に感情移入せずにいられ
ない。吉岡秀隆の演技は圧巻を通り越した美しさ、そして『凄み』まで感
じたし、その他の全キャストも誰一人『お仕事感』を感じさせない。こん
なの、最高の映画になるに決まっている。

映画を観ながら何度も嗚咽したのはわりと久しぶりかも。
すばらしい完結篇を魅せてくれた監督および全スタッフの皆さんと、この
映画の為に復活ひてくれた原剛洋役・富岡涼さんに、心から感謝します。

ありがとう。とても良い映画でした

ウタ合戦!

#OP_FILMRED


なんと!
『ONE PIECE FILM RED』の(実質)主人公・ウタが、年末に行われる
第73回NHK紅白歌合戦に出演決定!

アニメキャラがキャラクターのまま紅白に出場するのはもちろん「初」
おそらく『新時代』を歌うことになると思うのだが、もしかしたら2曲の
可能性もあるかもしれない。

今年の夏から今までずっと、劇場公開が続いているREDだが、こうなって
くると年越しロングランはもちろん、興収額の新記録も出ちゃうかも。

紅白が観たい、と心から思うのは、2015年の小林幸子姉さんの出演以来。
マジで楽しみだ、ウタ!

日本昭和トンデモVHS大全

#ウェアハウス


▼日本昭和トンデモVHS大全 / V.A

久しぶりのタツミムック・懐かし大全シリーズのテーマは『VHS』
昭和期、誰もが所持していた映像機器であるVHSビデオデッキで観ることの
できる【ビデオソフト】を特集した本。

ブルーレイはもちろん、DVDも無かった時代、家庭で映画を観ようと思った
ら、VHSのビデオをレンタル店から借りて観る、の一択。当時はビデオソフ
トを「買う」なんて、価格的にとんでもない話で、それでもいろんな映像が
観たい、という欲は抑えられず(^^;)、だから、一時期は10店舗近くのレンタ
ルビデオ屋会員カードを所持していた覚えが。

この本では、レンタルビデオ全盛期のソフトを特集しているのだが、その中
「大作」と呼ばれるモノは一切無い(^^;)。劇場公開なんて絶対にされて
いないB級・C級「ビデオ専用作品」ばかりが網羅され、そのボリュームに
圧倒された。

僕は自分のことを相当の映像マニアだと思っていたが、この本に載っている
作品を一切観たことが無いのにビックリ(^^;)。ただし、タイトルジャケッ
には妙に覚えがあるから、よっぽど店先で目立ってたんだろうなぁ、と。

さすがに今は観れないんだろうなぁ、ビデオ専用作品。
「血の終末 暴獣のいけにえ」「レディ・ニンジャ セクシー武芸帳」とか、
観られるモンなら観たいんですけど(^^;)。