CWC #06

「WWE CRUISERWEIGHT CLASSIC」6週目
トーナメント二回戦が今週は3試合放送された。一回戦で実力不足を露呈しな
がらも勝ち上がってしまった「あの男」が登場(^^;)。
今回もオンエア順にレビュー。

▼ 〇戸澤陽(原爆固め)ジャック・ギャラガー×

ドラゴンゲート戸澤と、ZERO1に出ていたジャック・ギャラガーの二回戦。
一回戦の内容でいきなり人気者になったジャック出世試合となった。

二人ともジャパニーズスタイルを熟知しているが故に、試合展開の工夫が見事。
特にジャックの摩訶不思議なグラウンドは観客を魅了しまくり、場内からずっと
「Jack in the Box!(お前はびっくり箱だ!)」のチャントが鳴り止まない。
戸澤の受けも非常に良く、ジャックの良さが際立つ展開に終始。

・・・なんと、ミラノコレクションA.Tの得意技、パラダイスロックまで。
こんな技を魅せられたら、そりゃあ観客はたまんないと思う。そして、技以外の
ムーブでイヤミな英国紳士を気取り続ける徹底ぶりも凄い。

試合は攻めるだけ攻めさせた戸澤が説得力満点のジャーマンを強引に決め逆転勝利
しかし、この試合でジャックは完璧に自分をプレゼンテーション契約するなぁ、
きっと。

▼ 〇ノーム・ダー(膝固め)ホーホー・ルン×

CWCにノミネートした32名のうち、「おそらく最低」とされている問題児、香港の
ホーホー・ルンがスコットランドのノーム・ダーと二回戦(^^;)。双方共に一回戦の
評判はすこぶる悪い(^^;)のだが、ルンとダーの実力差天と地ほどある。それが
結果に顕著に出た試合。

・・・スナップメイヤーもロクに出来ず、ドロップキックすらままならないルン(^^;)。
実力を見抜いた客が途中で明らかに飽きており、全員でダースベイダーのテーマ
合唱する始末。結局ダーがショーンキャプチャー式の膝固めで勝利。予想したこと
とはいえ、やっぱりつまらなかった(^^;)・・・。

▼ 〇ブライアン・ケンドリック(フェイスロック)トニー・ニース×

ベテランケンドリックが売り出し中の若手、トニー・ニースと闘った二回戦が
今日のメインイベント。ニースの肉体の充実度と、ケンドリックのやさぐれ感が
絶妙に対比した好勝負となる。

ニースは今風立体的なパワーファイトを展開。フィジカルの良さと天性の勘に
関しては、先週のセドリック・アレキサンダーとかリッチ・スワンなどに全く劣
らない。あのケンドリックを相手に試合の殆どを支配したのだから凄い。

しかし、最後はケンドリックのフェイスロックがガッチリ決まり、ニースのタップ
アウト負け。さすがにベテラン、ここぞという時のインサイドワークはお見事。
ケンドリックはこれで準々決勝進出。次の対戦相手は・・・飯伏幸太である。

・・・といった内容で、二回戦8試合のうち5試合分のオンエアが完了。
来週もどうやら三本立てらしく、リッチ・スワンやザック・セイバーJr.が登場。
そして、ジョニー・ガルガノvsTJパーキンスという見逃せない試合も・・・。

やっぱり楽しいな、CWC♪ 残りはあと4週!

CWC #05

「WWE CRUISERWEIGHT CLASSIC」5週目よりトーナメント二回戦へ。
今週から1エピソード4試合ではなく、試合時間によって構成が変わる模様。
2nd Roundの一発目は、日本勢の試合が2試合。今日はオンエア順にレビュー。

▼ 〇グラン・メタリック(ドラダスクリュードライバー)TAJIRI×


“ザ・ジャパニーズ・ルチャ”
と形容するのがいちばん良いと思う。
共にジャパニーズスタイルルチャリブレの両方をベースに持っているため、歯車
のカッチリ合ったスイングする闘いに終始。米国のファンには新鮮だったのでは?

WWEマットでの経験が豊富なTAJIRIが試合の主導権を握る。
しかし、グラウンドの攻防でもしっかりTAJIRIに付いていくドラダ(メタリック)
の実力もかなりのモノ。新日本への1年間の移籍は無駄ではなかった!!

最後は得意技のドラダスクリュードライバーを決めたドラダの快勝
負けたTAJIRIも相当納得が行ったのであろう、試合後には満足そうな表情を魅せて
くれたのが印象的。ドラダは見事にベスト8へコマを進める!!

▼ 〇飯伏幸太(シットダウン式ラストライド)セドリック・アレキサンダー×

両者の一回戦の試合内容から、二回戦屈指の好カードと目されたマッチアップ。
とにかく元ROHセドリックの動きが単純に“凄い”。日本の団体はどうして今まで
この選手に触手を伸ばさなかったのか、本当に不思議。っつーか、ちゃんと見ろよ、
と(^^;)。

セドリックの身体能力の高さ“驚異”のレベル。昔こういう選手が居たなぁ、と感
じながら見ていたのだが、すぐに気付いた。難易度の高い空中技こそやらないが、
雰囲気はデビュー2〜3年頃の飯伏にソックリ。そりゃあ、面白い試合の筈である。

期待に違わぬ大熱戦となったが、最後はキャリアとパワーに勝る飯伏高速ジャー
マン→ラストライドという黄金フィニッシュを決め激勝。しかし、負けたセドリック
もここで消えてしまうのがあまりに惜しい選手なのだが・・・。

なんと、退場するセドリックに大歓声。「Please sign Cedric(セドリックと契約
せよ!)」のチャントが鳴り止まず、ゲートにHHHが出迎えに来る程。
極く近い将来、NXTのリングでファイトするセドリックの姿が見られそう。

・・・まずは元新日本勢が順当にベスト8進出。ここから先は誰と誰が闘っても興味深
い組み合わせばかり・・・と思ったら、ホーホー・ルンの試合があったか(^^;)。ソレ
以外はきっとどれもこれも面白い気がする。次回に注目!

 

CWC #04

「WWE CRUISERWEIGHT CLASSIC」、4週目。
トーナメント一回戦最後の4試合、アメリカのインディー系有名どころが多数出場。
今週も印象に残った試合順にて。

▼ 〇ジョニー・ガルガノ(横入り式十字架固め)トーマソ・シャンパ×

この試合のみ妙に因縁めいた雰囲気ガルガノシャンパNXTレギュラー組であ
り、更にタッグチームパートナーでもある。まさかこの試合が一回戦屈指の好カー
になるとは、ちょっと予想が付かなかった。
正しく「ザ・現代プロレス」。丁寧なチェーンレスリングの攻防から、当たりの強
すぎる打撃戦、そして最後は説得力抜群クイック系で決着。昨年サンノゼで目撃
したガルガノは既に一流の風格。シャンパの打撃もかなり良く、試合後に座り込ん
だまま抱き合う二人の姿に感動を覚えた。This is Awsome!

▼ 〇ジャック・ギャラガー(ドロップキック→体固め)ファビアン・アイクナー×

ギャラガーZERO1に来日したジャック・アンソニー。アナウンスでは同じ英国出
身のビル・ロビンソンの名前が連呼されていたが、ファイトスタイルはやはり英国
のレジェンド、ジョニー・セイントの戦法に近い。グラウンドレスリングが面白い
選手は観てて本当に飽きない。イタリアのアイクナーも奮闘したが、一歩及ばず。
ギャラガーの次戦は戸澤。果たして・・・。

▼ 〇リッチ・スワン(その場跳び450°スプラッシュ)ジェイソン・リー×

今週のお目当ては“ザ・オールナイト・ロング”ことリッチ・スワン。優勝候補に
挙げられている名選手であり、日本での知名度も高い。対戦相手は長くZERO1の
リングに上がっていたジェイソン・リーであり、好勝負は必須と思われたのだが、
イマイチ盛り上がらず・・・。ただ、ジェイソンはホーホーの10倍は良かった(^^;)。
順当にリッチ勝利。しかし、その場跳びの450°ってすげぇな・・・。

▼ 〇ノーム・ダー(レッグロック)ガーフ・シーラ×

スコットランドノーム・ダーはちょっと注目していたのだが、技の繋ぎが少し
ばかりチグハグだったかも。インドガーフ・シーラとはリズムも合わず、バタ
バタした感は否めず。ただし、フィニッシュのレッグロックの極め方はなかなか
良かった気が。全然悪い試合じゃないんだけど、今週は他が良すぎたな、うん。

4週目で一回戦全試合終了。
日本勢は全員残っているのだが、優勝候補筆頭とされる飯伏幸太がピンチかも。
相手はあのセドリック・アレキサンダー・・・。まさか負けないとは思うけど・・・。

CWC #03

「WWE CRUISERWEIGHT CLASSIC」、3週目。
今週のトーナメント初戦4試合は統一テーマ。名付けて「TECHNICAL DAY」
今回は順番付けやすい。今週も印象に残った試合順にて。

▼ 〇ザック・セイバーJr.(胴締めアームバー)タイソン・ダックス×

NOAHでイギリス代表・ザックのプロモーションのような試合。
いわゆる派手な展開一切無くこれは痛そう的なサブミッションの攻防に終始。
ただし、対戦相手となったカナダのタイソン・ダックスもいわゆるU系が好きそう
な動きで対応して見せる。ランカシャー vs UWF、という日本人が好きなタイプ
の試合だった。最後は説得力満点のアームバーでザックのタップアウト勝ち
ザックは結構上の方まで行きそうな気配大。

▼ 〇ブライアン・ケンドリック(拷問式フェイスロック)ラウル・メンドーサ×

ケンドリックレオナルド・スパンキーのリングネームでZERO1・新日本で活躍
した選手であり、元WWEスーパースター「落ちぶれた元スター」的なプロモで
悲壮感を醸し出す。対するはジンゾーの名前でNOAHに来日した事もあるメキシコ
ラウル・メンドーサ。この試合のみメンドーサのハイフライ系の要素も見えたの
だが、基本的にケンドリックの小ずるいテクニックとメンドーサのメヒコ流切り返
しが交錯する好試合。最後はケンドリックが意地のフェイスロックで勝利!

▼ 〇ドリュー・グラック(胴締めドラゴンスリーパー)ハーヴ・シーラ×

元CZW王者デスマッチファイターグラックが意外なテクニシャン振りを披露。
対するインドハーヴ・シーラも細身の割に当たりの強い打撃足関節で試合を
組み立てる。どちらもあまり予備知識の無い選手だったのだが、思わず手に汗
最後はレッグロックドラゴンスリーパーの掛け合いを制したグラックが勝利。
これもいい試合だった!

▼ 〇トニー・ニース(450°スプラッシュ)アンソニー・ベネット×

香港のホーホー・ルンに続き、またもや「ここに居てはいけない選手」が登場。
アンソニー・ベネットは見た目が面白い(スベッてるけど^^;)だけで、身体も
受身も基本的なテクニックも、一切が評価出来ない(^^;)。過去ドラゲーに参加
した実力者・ニースもこれでは気の毒。フィニッシュの450に入る前に、レフェ
リーに健康状態をチェックされる選手なんて初めて見たよ・・・。

というワケで、ベネット以外全員良かった3週目。
ただ、この試合内容って日本人以外にウケるのかどうか、それがちょっと心配。
来週は遂に一回戦ファイナル。大注目のリッチ・スワンジョニー・ガルガノ
登場する!! リッチの試合が超楽しみ♪

CWC #02

「WWE CRUISERWEIGHT CLASSIC」2週目が昨日WWENにて配信。
今週もトーナメント一回戦4試合オンエアされたのだが、どれもなかなかの
好試合。今回も印象に残った順番に1試合ずつ。

▼ 〇リンセ・ドラド(シューティングスタープレス)ムスタファ・アリ×

プエルトリコ代表のドラド驚愕のムーブを披露。相手のムスタファの受けも
良く、空中殺法が次々に決まる。会場は「Holy Shit!」「This is Awsome」
大合唱。正直2人ともノーマークだったのだが、ここまでの試合が出来る選手が
まだウジャウジャ居る、というのを改めて認識。フィニッシュとなったドラドの
シューティングスターも、その前のムスタファのスパニッシュ・フライも、両方
凄かった。本日オンエア分のベストバウト!

▼ 〇TJ・パーキンス(リバース足四の字固め)ダ・マック×

TJプレゼンテーション的試合。元々新日本LA道場出身であり、TNAやメキ
シコで“PUMA”を名乗った選手である、と言えば、思い当たる人も多いのではな
いか?と。TJ、試合巧者な上にこれだけ可愛い顔をしてるのに、どうしてマスク
被ってたんだろう(^^;)。最後も日本式サブミッションでTJ貫禄勝ち。今のと
ころ、優勝候補の一人に数えてよさそう。

▼ 〇TAJIRI(バズソーキック→体固め)ダミアン・スレーター×

レジェンド枠で出場したTAJIRI、さすがにアメプロのなんたるかを熟知した動き。
対戦相手のスレーターZERO1に参加したことのあるオーストラリアの選手で、
TAJIRIの打撃に見事に対応していたのだが、やはりキャリアの差は否めず。横綱
相撲の状況でTAJIRIが勝利し、二回戦進出!

▼ 〇戸澤陽(原爆固め)ケネス・ジョンソン×

オンエアではメインイベントだった試合だが、セミ(ドラドvsアリ)とその前
(TJvsマック)に少々食われた感(^^;)。それでもDGUSAで長い間活躍した戸澤
の人気は凄まじく、長身のジョンソンを見事に翻弄。フィニッシュの戸澤式ジャー
マンの前に出した高速ジャーマンで観客の度肝を抜く。戸澤も二回戦進出!

・・・日本人3選手全員二回戦へ。
これで一回戦は半分の試合がオンエア済みとなった。次回の配信では元NOAH
ザック・セイバーJr.が登場する模様。#03も楽しみだな、うん。

ただ、日本で開催されているSUPER J-CUPも話題性充分。CWC王者vsJ-CUP覇者
なんていう試合が組まれたら、最高なんだけどなぁ・・・。