国道食堂 1st season

#優しき人の集う場所


国道食堂 1st season / 小路幸也(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キッカケは、某サイトの「オススメマンガ」の記事を読んだこと。
元プロレスラーが経営する“リングのある大衆食堂”が物語の舞台で、そこに
惹き付けられるように集う心優しき人たちの人生を描いた、ほっこり系のマ
ンガ。さっそく購入しよう、と思い、著者を確認したところ、原作者欄
「小路幸也」の文字が。いやいや、だとするなら先に小説を読むべき、と
判断した。

というワケで、かなり久しぶりの小路幸也
まさか小路幸也作品に“元プロレスラー”が登場してくるとは思わなかったの
だが、これはあくまで一要素。彼の経営する小田原街道沿い大衆食堂
ルート517、通称“国道食堂”に集う、良い意味“一癖ある”人たちの、ちょ
っと切ないエピソードが集まり、一冊の本として仕上がっている。
つまり、小路幸也の大得意分野であるハートフルヒューマン系。コレがおも
しろく無いワケが無かった。

僕が「東京バンドワゴン」シリーズを始めとする小路作品を狂ったように読
んでいたのは、もう15年以上前。あの頃はまだ我慢(^^;)が出来たのだけど、
このトシになるともう涙腺が緩むゆるむ(^^;)。残念ながら僕は、この作品に
出てくる人たちのような「正しい生き方」をしてこなかった。それが故に、
「共感」は沸いてこないハズなのだけど、一篇を読み終える度に涙が溢れて
しまう。おそらく、全てのエピソードが眩しく、そして羨ましく感じた結果
なのだと思う。

・・・腕は全く衰えていないな、小路幸也。
既に2ndシーズンも入手済みで読み始めているのだが、コレを読了したら
キッカケになったコミカライズ版も読んでおこうかと。
圧倒的な五つ星のヒューマンドラマ、こんな時代だからこそ皆に!

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