#ギャバン系?
▼暗黒戦鬼グランダイヴァー / 誉田哲也(Kindle版)
昨年末にリリースされた誉田哲也最新作品。昨日の「首木の民」と一緒に購入し
た作品で、コチラも一応警察小説。ただし時代は近未来、どうにかなってしまっ
ている東京が舞台。
不法移民の外国人が急増、しかもその一部が怪物化。建造物の不法占拠や武器の
密造、それに伴う殺人やレイプが横行する世界で、警察は武装化。特殊な装備で
治安を守るために街をパトロール、時には外国人たちを制圧する、という任務に
従事している・・・という設定。
タイトルでもそういう印象を受けるのだが、話の流れもちょっとラノベっぽい。
しかし文章の雰囲気はハードボイルドで、そういう印象が全く無い。そしてこの
作品でも警察や公安、政治団体などがしっかり登場しており、暴力が蔓延る世界
でもしっかり権力争いを見せてくれる。
そしてバトルシーンがふんだんに描写されるのだが、これが見事な誉田哲也ワー
ルド。格闘技に精通している作者らしく、表現がリアルな上に解りやすい。この
書き方は、全ての作家が参考にすべき。この部分、マジで脱帽です。
・・・ちなみにグランダイヴァー、僕の想像ではギャバン・シャリバン・シャイダー
あたりの宇宙刑事系のビジュアルではないか、と。そういう意味では、アニメ化
してもおもしろいかもしれない。
この作品はシリーズ化されそうな気配濃厚。気合いの入ったサイバーパンク小説
として大人気になりそうな予感。いやぁ、楽しみが増えたな、コレ。