ステレオ時代neo

#オーディオ専門誌


この入院中、担当医からの指示は基本的に『安静』。従ってトイレ以外で動き回るこ
とは出来ず、医療用ベッドの上でジッとすることを余儀なくされている。なので、出
来ることと言えばMBAによる動画視聴iPadによる読書くらいしか無いのだが、これ
幸いとばかりに久々に↓↓この専門誌バックナンバーを読み漁っている次第。

ステレオ時代neo vol.10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前読んでいた「ステレオ時代」が、「ステレオ時代neo」に進化。
・・・いや、進化でなくて焼き直しの可能性が高い(^^;)のだけど、気持ちを新たにコレ
が読めるのは、結構嬉しいかも。

というのも現状試行錯誤して楽しんでいるのが正に「レガシーオーディオ」であり、
この手の知識はやたら欲しているモノ。neoになり、10冊分もUnlimited扱いになっ
ているので、コレはもう最高の暇つぶし。なのだけど・・・。

・・・試したいことがいっぱいあるので、一刻も早く退院したいところ(^^;)。
まずはハードオフあたりでYAMAHAのスピーカー、NS-10Mを探したい!絶対にどこ
かの店舗で見てるんだよなぁ、あの白いウーファー(^^;)。ジレンマだなぁ、コレ。

地雷グリコ

#頭脳バトル


地雷グリコ / 青崎有吾(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気付いたらUnlimited強化月間、次に選んだのは2024年『このミステリーが凄い』
ぶっちぎりの1位を飾った上、日本推理作家協会賞山本周五郎賞まで獲得した、
“わりと”本格ミステリー

これはハッキリと“頭脳バトル”モノ。
カンタンに言えば、テレビドラマの『ライアーゲーム』、マンガの『カイジ』辺り
同系統の、特殊ルール下で行われるゲームバトルの模様が5篇掲載。ココで連戦
連勝を重ねるのが、本作の主人公、女子高生射守矢真兎(いもりや・まと)で、
彼女の神懸かった勝負強さが存分に楽しめる作品。

・・・いや、おもしろいと思う。
どのゲームもミステリー好きにはたまらない展開に終始してくれるし、謎解きの
ロジックに破綻は一切無く、どれも納得出来るエピソードとしてまとめているの
は掛け値無しに凄い。だけど・・・。

・・・いやぁ、状況整理が正直めんどくさい(^^;)。
何かが起こる度に数ページ読み返さなければならない、というのは、今の僕には
ちょっと厳しいかも(^^;)。考えることが必要な作品を選んでしまった僕のミス
コレは退院したら読み返しだな、うん。

HACK

#最新式電脳亜細亜


HACK / 橘玲(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気付いたらUnlimited強化月間、次は橘玲HACK
昨年10月にリリースされた作品で、作者の橘玲氏にとって14年振りの新作、との
こと。かなり長い小説だが、入院3〜4日目で一気に読み終えた。

2000年代前半によく観られた“ハッカー”の物語。
主人公はタイ・バンコクに本拠地を構える日本人ハッカーで、最新技術を駆使し、
グレーゾーンのど真ん中(?)を歩む人、樹生(たつき)。仮想通貨を利用した
マネーロンダリングでそこそこのを成し、ある意味で“成功者”として悠々自適
の生活を謳歌。そんな樹生に、ある日本人女性から連絡が・・・という感じ。

ここ30年で実際に起こった電脳系事件が多々登場する、わりと壮大な作品
地下鉄サリン事件まで絡ませた胆力には感心させられたのだが、如何せん色んな
モノを詰め込み過ぎな感。食べ物書籍に関する描写はハッキリと「邪魔」で、
その辺りを読んでいると折角の緊迫感台無しになる。そういう整理が行き届い
ていれば、かなり凄い作品になった気がする。ちょっと惜しかったなぁ・・・。

ちょっとおもしろかったのは、冒頭から最後まで、結構重要な“チョイ役”として
登場する「沈没男」。この人のモデルが、ネット黎明期に電脳亜細亜系ハッカー
として活躍し、現在かなりの没落ぶりを見せているあの人・・・ク●●ン黒●に、
どうしても重なる(^^;)。あの人、今どうしてるのかなぁ・・・。

婚活マエストロ

#パーティーorアプリ


婚活マエストロ / 宮島未奈(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緊急入院で基本は絶対安静。出来ることと言えばYouTube視聴電子書籍閲覧
らいなのだが、ココでKindle Unlimitedが大活躍。まずは成瀬シリーズで僕を虜に
した宮島未奈作品をサクッと。

今回はいわゆる“お仕事系”
40歳・不惑を迎えた今も尚、大学時代と同じアパートに住み続け、在宅のフリー
ライターとして辛うじて生計を立てている猪名川健人が、ひょんなことから婚活
事業会社紹介記事執筆依頼された。打ち合わせの流れから、その会社の婚
活パーティーに緊急出席することになるのだが、そのパーティーを仕切っていた
のが「婚活マエストロ」の異名を取る鏡原奈緒子。奈緒子の有能ぶりに度肝を抜
かれた健人は、俄然“婚活”に興味を持ち始め・・・という内容。

成瀬シリーズにはあった「青春要素」、さすがにこの作品では皆無(^^;)。
宮島女史の作品でコレが無いのはかなりのマイナスなのだが、今作品に登場する
婚活パーティー運営三文フリーライターという“職業”が、わりと僕にフィット。
おかげで最後まで飽きずに読み切ることが出来た。

成瀬の時ほどのインパクトは無いが、ポップで読みやすく、テンポの良い文章は
こちらでも健在。宮島未奈、僕の中で「読書に困った時」読む作家の仲間入り。
良い作家だな、実際。

成瀬は都を駆け抜ける

#島崎も世界を取りに行け!


成瀬は都を駆け抜ける / 宮島未奈(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮島未奈・ 成瀬シリーズ第三弾
大人気シリーズと化したようなのだが、コレがシリーズ最終作らしい。ならば確認
すべきは「成瀬がどう世界を取ったか?」ということになると思うのだけど・・・。

今回の作品は、京大生としての成瀬にスポットを当てた構成。
日本でも一二を争う最高学府へ当たり前のように入学、そこで出来た次の目標は
「京都を極める」こと。自身の地元である大津琵琶湖へのはそのままに、京都
を深掘りしていく姿勢が非常に潔い。登場人物たちも既存・新規に関わらず皆がや
っぱり個性的。特に広島の西浦くんには、良き人生が待っていることを切に願う。

そして、ハイライトはやっぱり相方・島崎の名言
この言葉が、思わず「グ・・・」となってしまうくらいステキな発言。こうなったら
もう、島崎も成瀬と一緒に世界へ打ってべるべきだ、と素直に思った。

・・・ハッピーエンド、なんだろうなぁ、きっと。
でもこれ、ココで終わって本当に納得出来る人が何人居るのか、非常に疑問。
個人的には、成瀬あかりが建立した大津のデパートの様子が是非知りたいところ。
何十年か先で構わないから!