#始まりと終わり
不定期刊行のMOOK「俺たちのプロレス」で連載されていたコラム
に書き下ろしを加え、一冊にまとめたモノ。著者の高崎計三氏は、
最近よく目にするプロレス関係のライター。元ベースボールマガジ
ン所属なのに、週プロには関わることなく、それなのにプロレス系
を書いている、という不思議な人(^^;)。
タイトル通り、平成期に終焉を迎えた13のプロレス団体について、
関係者へのインタビューを交えながら当時の状況を振り返る回顧録。
取り上げられているのは、以下の通り。
ジャパン女子・SWS・新格闘・W★ING・FFF・UWFインター・キン
グダム・夢ファク・FMW・WJ・全女・NEO・IGF
・・・この中で当時の状況を全く知らなかったのは、レッスル夢ファク
トリーのみ(^^;)。当然夢ファクの章は生々しくておもしろかったの
だけど、更に興味深かったのが一度も興行を行うことなく崩壊してし
まったFFFの件。こういうのを押さえるところにセンスを感じた。
驚いたのが、僕は上記13団体のうち12団体を生観戦している、とい
う事実。どうせならコンプリートしたかったけど、FFFさえ無ければ
なぁ(^^;)。