YOH – Youhei Komatsu’s 14 Years

#njDOMINION


新日本プロレス『DOMINION 2026』大阪城ホール。
上半期の総決算として行われた大阪ビッグマッチは、さすがに好カード目白
押し。今日は仕事でアタマからライブ観戦は出来なかったが、どうしても
で観たい試合があったので、神速(^^;)で帰宅。どうにか間に合ったのは・・・。

セミファイナル、IWGPジュニアヘビー級選手権
大熱戦続出となったBEST OF THE SUPER Jr.33制覇し、文句の無い状態
王者・DOUKIの前に立ったのは、YOH。これまでシングルのベルトに縁の
無かったYOHが、ファンの絶大な期待を背負い、満を持してリングへ。この
試合でYOHが勝利すれば「第100代王者」というメモリアルも手にすること
になる。

何気に長期政権を築いているDOUKIは、今日も反則・介入を巧みに使って
試合のコントロールを試みた。このスタイルには当然否定的な意見が多いの
だが、HOT加入以来ずっとコレを続けているDOUKIを、僕は否定しない
観ているコチラをずっとイライラ・カリカリさせるのは、彼が非凡なヒール
であることの証明。実際、王座に就いてからのDOUKIの試合は、その殆どが
「DOUKIの試合」だった気がする。

しかし今日は、「全てがYOHの世界」だった。
11年前DDTのリングであのHARASHIMAを相手に一歩も引かず、イキりま
くって新日ファンに大きな期待を抱かせた小松洋平は、気の遠くなるような
長期間を試行錯誤に充て、遂にファンの心を掴むキャラクターを創り上げた。
期待値マックスのYOHが、負ける要素は皆無。自分の世界を貫いた上で、
遂にYOHが頂点まで上り詰めた。

・・・いやさすがに、ちょっと泣いた(^^;)。
新日本プロレスのV字回復期にデビューし、同期の田中翔とたった二人で
手薄だった前座戦線を受け持った。海外遠征を経て、凱旋帰国こそ果たし
たモノの、タッグパートナーのSHOに裏切られ、さらに度重なる負傷や長
期のスランプ。気が付いたらデビューからもう14年。ようやく、ようやく
YOHが、伝統の新日ジュニアの覇者となった。

願わくばこの第100代IWGPジュニアヘビー級王者の政権が、少しでも長く
続いてくれますように。報われて良かったね、YOH!

ちなみに今回のDOMINION、後に全試合をアーカイブでチェックした。
メインのIWGPヘビー級王座戦や、第五試合のNEVER無差別級王座戦など、
他に語るべき試合が多々。良い大会だったな、コレ。

NJPW × DDT・一面対抗戦 part2

#2匹目のドジョウ


ちょうど1年前、同じ後楽園ホールで行われた神興行『一面対抗戦』
新日本プロレス矢野通と、DDTスーパーササダンゴマシンの二人が、
お互いの団体の威信を賭けて(?)激突するワンマッチ興行だったハズ
が、行われたのは紛れもなくファイティングオペラ『ハッスル』だった、
という見事なオチ。で、今年も当然のように2回目が開催されたワケな
のだが・・・。

「スポーツマンシップに則った5vs5勝ち抜き戦」ということで開催され
た2回目の一面対抗戦だが、DDT姑息な手段(^^;)を用い、対抗戦の
ールはDDT側が決める、というスポーツマンシップの欠片も無い(^^;)
展開に。強行されたのは「DDT地獄めぐり」。オモシロおかしいDDTの
世界観に、新日勢が翻弄される、という、実にハチャメチャな大会が展
開された。

正直、昨年ほどの感動こそ無かったモノの、最初から最後まで腹を抱え
て笑える、というすばらしい内容。感心したのは新日勢がDDTの世界観
に対応し、しっかりしたエンタメを創り上げていたこと。特にディーノ
と対戦した後藤洋央紀の一貫した「普段通り」は見事だった。あんまり
後藤を褒める機会が無いので、こういうのは嬉しいかも。

あ、昨日BOSJを制覇したYOH
・・・やっぱりお前、最高だぜ!!あと拳王も(^^;)。

BEST OF THE SUPER Jr.33・大田区総合体育館

#BOSJ33


新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.33』大田区総合体育館
今日は名古屋で現場があり、帰宅後にアーカイブを確認するしかない、
と諦めていたが、かなり早めに名古屋を発つことが出来、帰宅したのは
棚橋社長がBOJ33の三賞を発表していた時間。なんとメイン間に合い
リアタイでBOSJ33の決勝戦を観ることが出来た!!

BEST OF THE SUPER Jr.33決勝戦、藤田晃生vsYOH
奇しくも昨年と全く同じカードとなった決勝戦が実現した時点で、僕は
YOHの勝利確信していた。

藤田すばらしい選手であることは紛れもない事実だが、新日ジュニア
の本当の『エース』になるのは、あと2〜3年後だと思う。昨年がフロッ
クだったとは言わないが、今現在のプロレスラーとしてのはまだYOH
が上、だと思う。キャリア14年、これまでシングルでの戴冠が無かった
YOHはおそらくこれが最大にして最後のチャンス。2年連続で後輩に不覚
を取るプロレスラーだとは、どうしても思えなかった。

昨年以上に、CHAOS全開にしたYOHが、やはり覚醒
一進一退の攻防だったが、主導権は旧CHAOS勢の技をふんだんに使った
YOHが常に握っていた。藤田を踊らせるだけ踊らせ、持ち味を完全に引
き出した上で、“自分の得意技”であるダイレクトドライブを決めての
勝利。その瞬間、思わずマジ泣きしてしまった。

おそらくYOHは、近いウチに第100代IWGPジュニアヘビー級王座に就く。
100代目というメモリアル王者に相応しいのは、YOHを於いて他に無い。
この勢いで取れるモノは全て取るべし!

・・・まずは明日の一面対抗戦2で、遂に手に入れた「スター」の座を、
DDT勢にひけらかして欲しい(^^;)。マジでおめでとう、YOH!

CASIMERO vs NERI

#二人目の完全終了?


ここ1ヶ月で本当にいろいろあり、開催されるかどうかも謎(^^;)だった
亀田興毅興行『3150 FIGHT 10』。まぁ、この件に関しては興毅一人が
悪い、とは正直思わないが、矢吹世界王座防衛戦を中止としなかった
責任感は認める。取り敢えず、無事開催されて良かった、ということで。

矢吹の試合はちょっと置いておくとして、セミファイナルに注目度“だけ”
は高いカードが。元世界三階級制覇王者、フィリピンのジョン・リール・
カシメロと、元世界二階級制覇王者、メキシコのルイス・ネリが対戦。
両者共に日本のボクシングファンの殆どから嫌われている、という、あ
る意味で稀有な選手。この試合を“令和のブッチャーvsシン”と表現して
いる人を見掛けたが、ソレはブッチャーとシンに失礼。この二人の嫌わ
れぶりは全盛期北尾光司に匹敵していると思う。
お恥ずかしいハナシ、僕もこの試合にちょっとときめいていた(^^;)。

しかし、ネリはまたしても前日計量1kg以上オーバー(–X)。
もう何度目か数えるのもイヤになるくらいの失態をおかし、適正体重
バンタム級と思われるカシメロに、ライト級クラスの体重で試合に臨ん
だのだから、話にならない。まさかカシメロを(若干)応援、という心
境で試合を観ることになるとは思わなかった。ところが・・・。

体重差で圧倒的に有利、と思われたネリは、4ラウント中6回(!)も
カシメロにダウンを奪われ、TKOにて完敗。この試合、少なくともカシ
メロはしっかり準備をしており、全盛期とは言わないまでも、最初から
最後まで持ち味を全開。対するネリは「試合をする気が無いのでは?」
と勘ぐってしまうくらい無気力。このサイアクな負け方は、間違い無く
ネリのボクサー生命を事実上絶った気がする。

ルイス・ネリ、完全終了
彼のこれまでを考えると、当然の報いであるし、4Rで6ダウン、という
ボクシング史に残るレベルの失態は、一生を通じてバカにされることに
なる。正直、ザマァ!とか思うワケだが、三段論法的な問題が(^^;)。

カシメロは、“全てのパンチを顔面でパーリングする”ことで有名(^^;)な、
キョソヌケこと、亀田京之介破れた時点で「終わっている」選手(^^;)。
今回の勝ち方、カシメロ側から見ればすばらしい内容かもしれないが、
カシメロがキョソヌケに負けた、という事実は消えない。

問題なのは、このキョソヌケにネリ「勝利している」という事実(^^;)。
三段論法で考えるなら、カシメロネリ、そしてキョソヌケの3名は、
現状三すくみグー・チョキ・パー状態(^^;)。まぁ「京之介に当然勝っ
たけどカシメロにボロボロにされたネリ」と、「ネリをボコボコにした
けど京之介に負けちゃったカシメロ」の二つを考えると、どっちも完全
終了は間違い無いとは思うんだけど(^^;)。

・・・よく考えてみたら、京之介・・・間違い、キョソヌケは、凄い仕事をし
てくれたのかも。井上尚弥拓真中谷潤人那須川天心らは、ネリや
カシメロが何を言っても、スルーして当然、の立場になったのだから。
まさかキョソヌケがワイルドカードになるなんてねぇ・・・。

BEST OF THE SUPER Jr.33・Gメッセ群馬

#BOSJ33


新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.33』Gメッセ群馬
本日はBOSJ準決勝2試合が行われるため、お休みだったヘビー級の選手
がわりと多めに出場。DOMINION前哨戦をBOSJ内の後ろ2試合でまと
めちゃうのは正直どうかと思うんだけど・・・。

本日のピックアップ、当然メインイベント
Aブロック1位通過マスター・ワトが、Bブロック2位YOHと対戦。
メインも、一つ前に行われたセミ藤田晃生vsロビー・イーグルスも、
タッグパートナー同士の対戦。なかなかドラマチックなマッチメイクな
上に、メインをこの試合にしたあたりが、新日本のセンスの良さ

“他人の技でフィニッシュする”という、妙なアイデンティティ(^^;)を
確立したYOHが今日チョイスしたのは、ワト師匠でもある天山広吉
モンゴリアンチョップなんかは誰でも考えつくが、カーフブランディン
を持って来るところがYOHの非凡なセンス。しかし、師匠の技なら、
ということでワトもTTDを始めとした猛牛殺法で対抗。思った以上に
力の入った、見事な攻防となった。

この名勝負を制したのは、なんとYOH
最初から最後まで猛牛殺法に試合を組み立て、ラストはスタンデ
ィングアナコンダバイスを極めたままフェースバスターの要領で顔
面から落とす、という凄まじいアレンジ。そのままロックを外さずに、
ワトをタップアウトさせてしまったのだから、恐れ入った。

この結果により、明後日の決勝戦はYOHvs藤田晃生に。
昨年と同一のカードで、昨年と同様にメイン終了後のリング上で対峙
した両者。リング上でYOHは「極上のCHAOSを魅せてやる!」、そし
てバックステージでは「かかってこいよ、未来!」と、昨年と全く変
わらないコメント。間違い無く意図的な発言、コレは期待せずにいら
れない。

YOHのBOSJ制覇現実味を帯びて来たぞ!!