Road to G1 CLIMAX・後楽園ホール②

#G1Road


新日本プロレス『Road to G1 CLIMAX』最終戦・後楽園ホール
この後新日本はG1に突入するため、通常の流れはココで一旦終了する。
今日はタイトルマッチが2つも組まれ、会場は超満員。気持ち良くG1
に進める日となる、と思っていたのだが・・・。

先にセミファイナル、IWGPグローバル選手権
ようやくシングル王座を戴冠した海野翔太が、いまや大問題児となっ
AEWゲイブ・キッドと二度目の防衛戦。絶対に負けられない翔太
が、さすがに防衛を果たしてG1に進む、と思ったのだが・・・。

・・・まさかの防衛失敗(–;)。
勝利したゲイブ、ベルトを投げ捨てるわ、棚橋社長を暴行・罵倒する
わのやりたい放題。事情はどうあれ、新日本を辞めた選手にここまで
暴挙を働かれてしまったら、メチャクチャ気分が悪い(–;)。
あんまり書くべきでは無いが、翔太が気の毒。こういう結果になるの
であれば、タイトル獲得は無い方がマシだった。

その盛り下がった雰囲気を一発で変えたのが、メインイベントに登場
したIWGPジュニア王者YOHBOSJからずっと「いい風」が吹きま
くっているYOHだが、ここに来て完全なスーパースターに(^^)。
入場するだけで大盛り上がりになるのだから、ファンの信頼度絶大
ジュニア新日本のメインを務められる人間は、そうは居ない。

初防衛戦の相手は『YOH GAME』を制したフランシスコ・アキラ
IWGPジュニア王座は(おそらく)初挑戦、キレッキレの身体でハッ
スルし、あわやの場面を幾つも作ったのだが、今のYOHを攻略するに
は至らず。アキラの力を“99%”まで見事に引き出し、その上で完勝
する、というスタイルは、正に新日本。この政権、当分の間は続く気
がする。

YOHの試合でセミのモヤモヤは見事に解消された。
さぁG1、という状況なのだが、新日本プロレス、実は明日も後楽園
ホールで特別興行。ちょっとだけ気にしておこう・・・。

Road to G1 CLIMAX・後楽園ホール①

#G1Road


新日本プロレス『Road to G1 CLIMAX』後楽園ホール
通常ではDOMINIONが終了し、真夏の祭典・G1 CLIMAXが始まるまでの繋ぎの
シリーズになるのだが、今回は「繋ぎ」に出来ない要素が。というのも、既に
新日本のカリスマになりつつあるYuto-Ice&OSCARKOBと、NEVER無差別
級王者ウルフ・アロンG1出場が未だに確定していないから。
G1の出場権は残り4枠。今日と7月6日の後楽園ホール大会で出場決定戦が組
まれているのだが・・・。

まずはセミファイナルウルフ・アロンvsYOSHI-HASHI
デビュー以来、ほぼHOT勢との絡みしか無かったウルフが、遂に本隊の選手
手を合わせた。言わば二度目のデビュー戦であり、YOSHI-HASHIはその対戦相
手として最適。いや、ここ1年でそういう役回りがこなせるまでにプロレスラー
としての「格」が上がった、と言って良い。
ゲームメイクはもちろんYOSHI-HASHI。静かな立ち上がりから始め、徐々に盛
り上げて最後に爆発的な攻防を持って来る、というトラディショナルなストロ
ングスタイルの試合を、大物新人相手に構築した手腕は見事であった。
そして、ウルフも引っ張られるだけではなく、随所で説得力たっぷりの攻防を
展開。YOSHI-HASHIの力量もあってこそだが、デビュー半年でほぼプロレスフ
ァンから認められてしまっているこの金メダリスト、やっぱり只者では無い。
勝利したウルフは、見事にG1出場権ゲット。ウルフが、今の新日本のメイン勢
とどう絡むのか、想像するだけでワクワクする。

そしてメイン、タイチvsYuto-Ice
新たなカリスマYutoが選んだ戦法は、やっぱり正面からのぶつかり合い
とにかくタイチが見事に「受ける」。悔しいが、この基礎体力が全日本出身者
特有のアドバンテージであり、極限まで受けてからキッチリ返す、というスタ
イルに神々しささえ感じた。もちろんYutoも水を得たサカナ状態、意気揚々と
タイチと潰し合いを展開。まるで四天王プロレスのような消耗戦は、観ている
こちらが心配になるくらいゴツゴツした『闘い』。試合を制したのはYutoだっ
たが、この試合でタイチの株もかなり上がった。YOSHI-HASHIといいタイチと
いい、新日本のベテラン勢は凄い。G1出さないのが勿体無いくらい。
そして更に凄かったのが、試合後のYutoのマイク。B-BOY然とした今風のクソ
ガキ(^^;)の言葉に、何故こうまで惹かれてしまうのか・・・。
マジでYutoは新日本の救世主になる可能性アリ。G1が楽しみだな、本当に。

今日のホールは大成功。良い誕生日のプレゼントになりました!
7月6日はYutoの相棒・OSCAR高橋裕二郎、TMDKの大岩陵平エル・ファ
ンタズモとG1出場決定戦。OSCAR・大岩、共に脱落してしまうと困る(^^;)。
こちらも楽しみにしておきます!

Blue Justice XVIII ~青義進陸~

#bluejusticexviii


新日本プロレス・永田裕志 Produce『Blue Justice XVIII ~青義進陸~』
永田プロデュース興行は年に1回だと思っていたのだが、今年は1月の佐倉大会
に続いて2度目。会場は君津市民体育館東金出身の永田、興行圏千葉全域
に拡大している。まぁ、千葉県に住んだことがある人なら、東金・佐倉・君津
の位置関係は、東京・名古屋・大阪みたいな感覚かと(^^;)。そういう意味で
(おそらく)プロモーター永田裕志って、結構凄いと思う。

もちろん今日はメイン
主催者の永田裕志は佐倉大会同様ウルフ・アロンとタッグ。今回はもう一人、
ジョシュ・バーネットを加え、豪華なカルテットでHOTと対戦した。

いちばん目を惹かれたのは、ジョシュコンディションの良さ
年齢を重ねたとはいえ、やっぱりジョシュには圧倒的な「強者」のオーラがあ
り、今やある種の“カリスマ”まで纏っているのだから凄い。

そんなジョシュは、ウルフボルチンのタッグパートナーとしてピッタリなの
ではないか?と。なんならジョシュ&ウルフ&ボルチンで、6人タッグのベルト
を狙ったりしてもおもしろい。ジョシュ・バーネット継続参戦を強く希望!

で、HOTは成田にまたしても苦言
正直、対戦相手がリアルに「強い」時の対処法をもう少し工夫すべき。
徹底した反則攻撃を貫くとか、関節技で渡り合うとか、もっといろいろ出来な
ければならない立場なハズ。試合の組み立ても金丸に頼っているのが明白で、
そこに成田蓮が居る意味が全く無い。これなら、ファレSHOが出ていた方が
良かったんじゃないか?くらい思ってしまった。
あんまり言いたく無いけど、やっぱりEVILって凄かったんだな、と。

永田裕志に関しては、新日本の千葉県プロモーターとして今後も期待。
こうなったらマジで千葉県内全域を網羅し、僕の近場である浦安市川、あと
はやっぱり市原・木更津・袖ヶ浦でも興行を開催して欲しい。場所によっては
観に行ける大会も出てくると思うので・・・。

YOH – Youhei Komatsu’s 14 Years

#njDOMINION


新日本プロレス『DOMINION 2026』大阪城ホール。
上半期の総決算として行われた大阪ビッグマッチは、さすがに好カード目白
押し。今日は仕事でアタマからライブ観戦は出来なかったが、どうしても
で観たい試合があったので、神速(^^;)で帰宅。どうにか間に合ったのは・・・。

セミファイナル、IWGPジュニアヘビー級選手権
大熱戦続出となったBEST OF THE SUPER Jr.33制覇し、文句の無い状態
王者・DOUKIの前に立ったのは、YOH。これまでシングルのベルトに縁の
無かったYOHが、ファンの絶大な期待を背負い、満を持してリングへ。この
試合でYOHが勝利すれば「第100代王者」というメモリアルも手にすること
になる。

何気に長期政権を築いているDOUKIは、今日も反則・介入を巧みに使って
試合のコントロールを試みた。このスタイルには当然否定的な意見が多いの
だが、HOT加入以来ずっとコレを続けているDOUKIを、僕は否定しない
観ているコチラをずっとイライラ・カリカリさせるのは、彼が非凡なヒール
であることの証明。実際、王座に就いてからのDOUKIの試合は、その殆どが
「DOUKIの試合」だった気がする。

しかし今日は、「全てがYOHの世界」だった。
11年前DDTのリングであのHARASHIMAを相手に一歩も引かず、イキりま
くって新日ファンに大きな期待を抱かせた小松洋平は、気の遠くなるような
長期間を試行錯誤に充て、遂にファンの心を掴むキャラクターを創り上げた。
期待値マックスのYOHが、負ける要素は皆無。自分の世界を貫いた上で、
遂にYOHが頂点まで上り詰めた。

・・・いやさすがに、ちょっと泣いた(^^;)。
新日本プロレスのV字回復期にデビューし、同期の田中翔とたった二人で
手薄だった前座戦線を受け持った。海外遠征を経て、凱旋帰国こそ果たし
たモノの、タッグパートナーのSHOに裏切られ、さらに度重なる負傷や長
期のスランプ。気が付いたらデビューからもう14年。ようやく、ようやく
YOHが、伝統の新日ジュニアの覇者となった。

願わくばこの第100代IWGPジュニアヘビー級王者の政権が、少しでも長く
続いてくれますように。報われて良かったね、YOH!

ちなみに今回のDOMINION、後に全試合をアーカイブでチェックした。
メインのIWGPヘビー級王座戦や、第五試合のNEVER無差別級王座戦など、
他に語るべき試合が多々。良い大会だったな、コレ。

NJPW × DDT・一面対抗戦 part2

#2匹目のドジョウ


ちょうど1年前、同じ後楽園ホールで行われた神興行『一面対抗戦』
新日本プロレス矢野通と、DDTスーパーササダンゴマシンの二人が、
お互いの団体の威信を賭けて(?)激突するワンマッチ興行だったハズ
が、行われたのは紛れもなくファイティングオペラ『ハッスル』だった、
という見事なオチ。で、今年も当然のように2回目が開催されたワケな
のだが・・・。

「スポーツマンシップに則った5vs5勝ち抜き戦」ということで開催され
た2回目の一面対抗戦だが、DDT姑息な手段(^^;)を用い、対抗戦の
ールはDDT側が決める、というスポーツマンシップの欠片も無い(^^;)
展開に。強行されたのは「DDT地獄めぐり」。オモシロおかしいDDTの
世界観に、新日勢が翻弄される、という、実にハチャメチャな大会が展
開された。

正直、昨年ほどの感動こそ無かったモノの、最初から最後まで腹を抱え
て笑える、というすばらしい内容。感心したのは新日勢がDDTの世界観
に対応し、しっかりしたエンタメを創り上げていたこと。特にディーノ
と対戦した後藤洋央紀の一貫した「普段通り」は見事だった。あんまり
後藤を褒める機会が無いので、こういうのは嬉しいかも。

あ、昨日BOSJを制覇したYOH
・・・やっぱりお前、最高だぜ!!あと拳王も(^^;)。