To Be The Man

▼リック・フレアー自伝 トゥー・ビー・ザ・マン
/ リック・フレアー&キース・エリオット グリーンバーグ

ずいぶん前に購入したのだが、ずっと本棚に置きっぱなしになっていた本。
「狂乱の貴公子」にして、史上最も偉大なNWA世界ヘビー級チャンピオン
リック・フレアーの自伝である。

・・・いやぁ、面白かった
とにかくハチャメチャで破滅的な生活を送っていた旧NWA時代の話と、
不本意な世界に巻き込まれまくったWCW時代の話はあまりにリアル
リック・フレアーがリック・フレアーである理由が本当に良く解った。
が・・・。

・・・まぁこの本、プロレスファンにしか響かない、とは思う。
いわゆる海外ペーパーバック翻訳物であり、かなりいい加減な翻訳であ
ることは間違い無い。もっとも、これは翻訳者の責任ではなく、原作者の
文体そもそもいい加減だった可能性が高い(^^;)。まぁ、フレアーだから
ある意味でしょうがないのだけど。

例えば同じような翻訳モノの海外プロレスラーの自伝でも、ダイナマイト
・キッドの自伝のように一般の人にも刺さりそうな内容の本もある。そう
考えると、ちょっとだけ惜しかったかな、と。

この本、既に廃刊となっているらしく、中古価格はべらぼうに高い
だから、プロレス好きで無い人には全くオススメできませんので念のため。
個人的には「買っといて良かった!」と思ったけど(^^;)。

「王者の魂」と「さらば呪術師」

昨日正式発表された興行のポスター。
ジャイアント馬場没20年追善興行「王者の魂」。来年2月19日(火)
両国国技館にて開催。

・・・ああ、もうあれから20年も経ったのか、という不思議な感覚。
そして、馬場宿敵であったアブドーラ・ザ・ブッチャー引退式も。
最近すっかり来日しなくなったブッチャーだが、キャリアの最後はや
っぱり日本が相応しいと思う。

そして、参加団体は全日本・新日本・大日本・NOAH・W-15団体
こうなるともう、オールスター戦と表現して構わないイベントになり
そう。各団体からどんな選手が出てきて、どんなカードになるのか?
果たして交流戦なのか、それとも対抗戦なのか?

・・・なんかゾクゾクするなぁ、ひさしぶりに。
ブッチャーのセレモニーだけでも参加しなければ・・・。

ちなみにチケットはイープラスで先行、続いて11/2より新ショッピ
ングサイト「MARK’S MARKET online」で発売開始!

鷹村守の金言

10月20日(現地時間)、ラスベガスで自身の保持するWBA世界ミドル級
選手権の防衛戦、同級3位にランクされるロブ・ブラントとの一戦に挑む
村田諒太

この試合、地上波やWOWOWなどでのオンエアはなく、配信サービスの
DAZNが日本時間21日の午前10時より独占生中継。TVCMもガンガン打た
れ、かなり盛り上がっているのだが、オフィシャルのwebCMも話題に。

マンガ「はじめの一歩」とのコラボ。
どこかで見たシーンの台詞だけを入れ替えたモノだが、コレが非常に重み
のあるすばらしい映像に。特に最後の鷹村の言葉・・・。

「それでも村田は勝たなきゃならねぇ」「あいつが本当に目指しているの
は本当の世界一 次世代の絶対王者」「そのために必要なのは圧倒的な勝
利と実力の証明だ」

・・・正直、これまでの村田は自身と同等、ないしはより実績に勝ると思われ
る選手と闘って来なかった。言葉は悪いが、現在保持するタイトルも当時
スーパー王者に認定されたゴロフキンが返上したモノをちゃっかりいただ
いただけの話。もし、村田の目指しているモノが鷹村の言葉通りのモノだ
とするのなら、実力者であるブラントに圧倒的に勝利し、カネロゴロフ
キンビリージョーらと同じ土俵に上がる必要がある。

難敵なのは間違い無い。でも、勝って欲しいなぁ、村田には。

DON LEO JONATHAN

「人間台風」のニックネームで1940年代から全米で活躍したプロレスラー
ドン・レオ・ジョナサン氏がカナダの病院にて死去。享年87。死因について
は明らかにされていないが、年齢的にも「天寿を全うした」と言って良い。

日本では1958年力道山時代の日本プロレスに初来日。
考えてみればこの頃がジョナサンの全盛期であった筈で、力道山がテーズか
ら奪ったインターナショナル選手権初防衛戦の相手を務めた記録が残って
いる。

僕が最初にジョナサンを見たのは↑↑1975年全日本プロレス・オープン
選手権で、とにかく他のどの選手よりも「強さ」を発揮。上記は当時の全日
本外人エース、アブドーラ・ザ・ブッチャーとのシングルだが、日の出の勢
いのブッチャーに殆ど何もさせず、子ども扱いしているのだから凄い。
この時、ジョナサンは既に晩年だった、ということを考慮すると、全盛期が
どれだけ凄かったか想像が付く。

スタン・ハンセンブルーザー・ブロディのような、反則をせずにフィジカ
ルの強さをウリとした名選手。プロレスにそれほど明るくないウチの父親も、
「ジョナサンは強かった」と言っていたくらい。

ここまで生きていてくれた事実に対し、心からリスペクトを。
本当に強く練習熱心なプロレスラーならば、しっかり寿命を全う出来ること
を証明してくれた気がする。

これまでお疲れ様でした。また必ずどこかで。

KING OF PRO WRESTLING 2018

新日本プロレス「KING OF PRO WRESTLING」@両国国技館。
今回はCS・テレ朝チャンネルの生中継にて。年内最終のビッグマッチで、来年頭
ドーム大会のカード確定のための重要な大会。さて・・・。

まずはL・I・J新パレハ問題。大方の予想通り、6人目のメンバーとして登場し
たのは、昨日ドラゴンゲートで最後の試合を終えたばかりの鷹木信悟。こうなる
と完全に新日本の一人勝ち。オカダや石森との同門対決実現が楽しみ。

IWGP挑戦権利証防衛戦は、保持者の棚橋弘至が挑戦者のジェイ・ホワイトを破っ
東京ドームメイン進出を確定させた。正直、結果は見えていた試合。にも関わ
らず、手に汗握る好勝負に仕上げてしまう棚橋は、やっぱり他のプロレスラーと
違う才能がある。新日本の舵は、やっぱり棚橋が取るべき、と改めて思った。

メインのIWGPヘビー級選手権3wayマッチ。年内最後のIWGP戦を3wayにする
のはどうかと思ったが、これがまさかの名勝負に。ケニー・オメガ飯伏幸太
派手な試合をするのは予想出来たが、コレにCodyが絡むことで更に面白くなると
は・・・。

勝利したのは、飯伏をフォールしたケニー
これでドームのメインはケニー・オメガvs棚橋弘至IWGP戦となった。今現在、
日本マット界で最高のマッチアップ。棚橋復権の足がかりになりそうな気配。

そして、乱入してEVILvsザックを潰したクリス・ジェリコジェイ・邪道・外道
の加入で増幅したバレットクラブOGなど、ドームに向かっての伏線は完璧。今の
新日本、全く穴が見えない。ドームの全カード発表が楽しみ!