G1 CLIMAX 34・幕張メッセ展示ホール9

#決めろ最強


『G1 CLIMAX 34』、千葉県・幕張メッセ大会。
本日はトーナメント一回戦2試合行われ、明後日の両国初日準決勝、翌日
両国二日目決勝、というスケジュール。今日は軽く両方の試合に触れて
おくべきかな?

セミファイナル、鷹木信悟 vs グレート・O・カーン
新世代の台頭、という意味では、オーカーンが勝たなければならない試合

とにかくオーカーンの懐の深さが滲み出る試合。随所に強烈な投げ技鋭い関
節技を織り交ぜ、試合の主導権を完璧に握っていた。

しかし、オーカーンは鷹木の土俵での真っ向勝負を選択。このカタチになると
さすがに鷹木の地力は凄まじく、最終盤でスピード感重量感を併せ持った強
烈な波状攻撃。粘るオーカーンを下して準決勝に駒を進めた。

メインイベント、辻陽太 vs KONOSUKE TAKESHITA
リーグ戦では竹下が完勝しており、辻は背水の陣。ここで竹下に二連敗すれば、
今後しばらく浮き上がれなくなる。

しかし竹下は成田戦で悪化させた左足の負傷がネック。得意の飛び技をほぼ封
印しなければならない、という絶望的な展開。辻は要所々々でしっかり竹下の
足を狙い、ダメージを蓄積させて行く。

最後は大技の乱打戦。しかし、竹下の強烈な投げっぱなしジャーマンをすぐに
立った辻が、最高のタイミングでジーン・ブラスターを決め、竹下にリベンジ

準決勝はザック・セイバーJr. vs 鷹木信悟デビッド・フィンレー vs 辻陽太
こうなると日本人、しかもL.I.J同士の決勝戦をどうしても期待してしまうのだ
が、そう上手く事が運ぶかどうか・・・。

優勝予想はで変わらないが、個人的には鷹木に来て欲しいところ。もっと言
うのなら、いちばん観たい試合はザック vs フィンレーだったりするのだが、
さすがにソレは無いだろうなぁ、きっと。
・・・上村の不在が本当に悔やまれる。今年のG1、最後が良い試合になることを
祈るしか無い。大丈夫なんだろうか?

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