ROAD TO DESTRUCTION・後楽園ホール②

#njdest


Road To Destruction後楽園ホール2日目
昨日の試合で完全に火が点いたウルフ・アロン藤田晃生の絡みは、
なんと今日のメインイベント昇格。あれだけのヒリヒリした空気感
を出されれば、それも当然かと。

ウルフタイチ藤田大岩を従えてのタッグマッチ
観客の目線は確実にウルフと藤田に向いており、タイチと大岩がかな
り凄い闘いをしているにも関わらず、ソレがアクセントにしかならな
い状況。G1覇者大岩は完全に割を食った感があるが、これはもう
仕方無し。主役の座を完全に奪い取った藤田を褒めるしかない。

そして何が凄いかと言えば、藤田がウルフから勝利したこと。
それもジャーマンスープレックスで3カウント、という完全勝利であ
り、ウルフはデビュー以来初となる“文句無しの完敗”を喫した。
これがどれだけ凄い事態なのかは、プロレスファンであれば解るハズ。

これはもう、タイトルマッチ確定かと。
神戸のカード変更は無い、と考えると、10/12両国・KOPW2026
NEVER無差別級王座戦が開催される、と予想。いやぁ、楽しみ!

今日はもう1つ、第三試合で行われたK.O.B vs G.B.Hについても。
Yutoプロレスハイ効果は凄まじく、今度は真壁&矢野本気にさせ
てしまったのだから凄い。特に眉毛を剃り落とし、髪を金色に染めて
出て来た矢野怖さは半端ではない。あのOSCARが殆ど何もさせて
貰えなかった、という事実に狂喜した。そして全盛期にはさすがに及
ばないが、真壁迫力も圧倒的だった。

両チームの本番は、9/19室蘭大会。これも注目しなきゃ・・・。

ROAD TO DESTRUCTION・後楽園ホール①

#njdest


神レベル決勝戦で話題になったG1が終了し、新日本は小康状態。
イベントプロレスや永田興行こそあったモノの、今日のホールから
ようやく秋の展開がスタートした感。最初のビッグマッチは9/27
神戸ワールド記念ホール『DESTRUCTION in KOBE』。そこまでの
間で前哨戦をこなしていく感じ。

しかし、僕の注目一点集中
いつの間にか勃発したNEVER王者ウルフ・アロンTMDK藤田
晃生の間に、バチバチの不穏な空気が。

超大型新人ウルフ、個人的にはG1での試合内容もなかなかのモノ
と評価。しかし、周囲の期待が大きいが故の”伸び悩み”感が出ており、
コレをどう払拭するのかがウルフ新日本腕の見せどころ、かと。
で、かなり斜め上の方向からウルフにケンカを仕掛ける人間が・・・。
それが、BOSJ覇者藤田晃生だった。

試合中から意識しまくりの両者は、ヤバい緊張感が溢れる攻防。
特に藤田徹底ぶりは大したモノで、柔道世界一を相手に不貞不貞し
い態度を崩さず、常に上から目線。途中から明らかにウルフの目の色
が変わり、今の新日本にしばらく見られなかった「殺伐さ」充満
まさかウルフ絡みでコレを観られるとは、夢にも思わなかった。

賞賛すべきは、藤田の「覚悟」
ジュニアの体格で、どう考えても「剛の者」であるウルフに立ち向か
う様は尊敬に値するが、まかり間違えば潰される可能性すらある。
ソレを解った上で、やらなくても良い「ヘビー級のホープにケンカを
売る」行為に及んだ、と考えると、こちらもメラメラ燃えてくる

まぁ、僕の場合はウルフ肩入れしながら観ていくことになると思う
のだが、この段階で僕の中の藤田株爆上がり。今のところ予定は無
いが、次のビッグマッチでウルフと藤田のNEVERタイトル戦が組まれ
ることを願って止まない。

この抗争、大注目!

KYOKI – 狂奇

#TIMEBOMB


今週のWWESmackDownにて、Shinsuke Nakamuraビデオメッセージ
先週から予告されていた“新パートナー”が、遂にお披露目

KYOKI、WWEに降臨
新日本を退団した高橋ヒロムは、噂通りWWE入りNXTNARAKU(EVIL)
とタッグを組むのかと思いきや、NXTを吹っ飛ばしてメインロースターとし
てSmackDownに上がる模様。

 

そして今日、RAWダークマッチで試運転。
キット・ウィルソンとの初戦は、KYOKIの勝利で終わったらしい。

・・・ヒロムちゃんなら、この飛び級も充分に納得出来る。
正直、今のWWEで日本人男子がトップを取るのは非常に難しいとは思うの
だが、もしかしてヒロムなら、という淡い期待も。

Ticking Time BombBAKUSAIだ、ヒロム!

「猛牛」天山広吉の最期

#天山引退


一昨日両国国技館で行われた『G1 CLIMAX 36』メインイベントは、
猛牛・天山広吉引退試合。G1でこの構成は異例中の異例だと思うし、
本来あってはならないこと。しかし、天山の最後の試合は、彼が大好
きだった“真夏の両国”相応しい、というのも正解。セミファイナル
が終わった段階で僕も完全に心を切り替え、猛牛の最後凝視した。

本名の山本広吉でデビューした頃から、天山は「プロ」だった。
同期金本浩二西村修。少し上に小原道由が居て、ちょっと経って
から入って来た後輩が小島聡。同年代の永田裕志中西学石澤常光
はアマレスの闘魂クラブを経由しているため、90年代初期の新日本
前座戦線は、小原以下の5名で回していた。

同期の金本は典型的な「俺がオレが」系のプロレスラー。若手時代か
当たりの強いファイトを展開していたが、コレを真っ向から受けて
試合を成立させていたのは山本。金本vs山本のシングルは前座の名物
カードで、このシングルが組まれた日に会場に居合わせると、それだ
けで幸運を感じていたほど。

もう一人の同期、西村のデビュー当時は、あまりに線が細い上にセン
スもそれほど高く無い、という大器晩成型。何も出来ない西村を引っ
張るだけ引っ張ることで、ギリギリ「新日本の前座」の試合を構築
いま改めて考えてみれば山本のセンスの賜で、彼が居なかったら後年
“無我”は日の目を見なかったハズ。そう考えると、ちょっとゾッと
してしまう。

肉体改造して天山広吉として凱旋帰国しても、センスはそのまま
どんな相手の技も正面から喰らい、相手の持ち味を存分に引き出す。
下手をすれば「便利屋」になりかねない立場だったが、天山の凄い
ところは「勝つべきところで勝つ」、という実力すらあったこと。
あまりに技を喰らったが故に、致命的とも思える怪我を何度もした
が、必ずカムバックしてくる姿勢はもう“尊敬”するしかなかった。

天山の最後の対戦相手は、最大のライバルにして最高のタッグパー
トナーでもある小島。約3年ぶりにリングに上がった天山は文字通り
満身創痍であり、立っているのもやっとの状態。それでも小島に対し
「時間無制限」での勝負を要求し、10分近くリングに居続けた。
小島のラリアートからのフォールをキックアウトした時は、何かに
心臓をギュッと捕まれた気分。気が付けば僕は鼻水を垂らして泣き
ながら、天山に声援を送っていた。

最後まで、しっかり「プロ」の仕事をして魅せた天山。
新日本プロレス一筋で35年。デビューから引退式までを新日本“だけ”
で過ごした選手は、おそらく獣神サンダー・ライガーに続いて2人目。
天山広吉というプロレスラーがずっと新日本に居てくれた奇跡感謝
すると共に、今後の人生が幸せであることを願って止まない。

※追記:飯塚高史中西学もそうでした!すみません!

次は、ライガーチャンネルのトークイベントに期待します!
いままで本当にお疲れ様でした。ありがとう、天山!カマーン!!

G1 CLIMAX 36・両国国技館② -決勝戦-

#G1CLIMAX36


新日本プロレス『G1 CLIMAX 36』決勝、両国国技館
例年に比較してやや低調な感のあった今年のG1だが、終盤の盛り上が
りでその雰囲気も完全払拭。まずは決勝に進出してくれた上村優也
大岩陵平の両名に、心から感謝したい。

決勝を闘った二人、上村優也大岩陵平は、共にブロック2位で決勝へ。
大岩に関しては何故か予選からの出場を余儀なくされていたため、新日
本の期待値はそれ程でも無いのでは?との疑いもあった。しかし・・・。

「初めてプロレスを観る人」が、最初に観るプロレスが今日の試合だ
ったとするのなら、その人はきっと長い間プロレスを観続けるファン
になるに違いない、と思った。

何しろこの二人、無駄に大技を繰り出さない
それどころか、両者共にプロレスの基本中の基本であるヘッドロック
リストロックを中心に試合を組み立て、その攻防だけで超満員の観
客を大熱狂させた。これは新規ファンを魅了するだけでなく、我々の
ようなすれっからしのプロレスファンをも大いに唸らせた。こういう
プロレスこそが『ストロングスタイル』。僕の頭を過ったのは、全盛
期の藤波辰爾。久しぶりに、「新日本プロレス」を観た気になった。

ヘッドロックという古典技優勝、という結果を齎した大岩陵平は、
ここに来て完全に新日本の主役に躍り出た。正直な話、「説得力」
いうプロレスでいちばん大事な要素に関しては、海野成田、そ
して今日闘った上村を二段階くらい上回る。強くて説得力のある選手
が、新日本のトップであるべき。だとするのなら、今現状のトップは
『THE GRIP』こと、大岩陵平で決まりである。

・・・個人的に悔しいのは、上村の敗戦
勝負が決した瞬間ですら、上村の敗戦が信じられず呆気に取られた
今日の凄まじい試合はもちろん上村の株を上げたが、本人的にはまた
「足踏み」した気になっているに違いない。このショックは・・・。

終わってみれば、すばらしいG1 CLIMAXだった。
僕は今日の決勝戦を一生忘れない自信がある。大岩と上村に、重ねて
の感謝を。大岩のこれからと、上村の巻き返しに期待します、マジで。