BEST OF THE SUPER Jr.32・エスフォルタアリーナ八王子

#BOSJ32


新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.32』
全戦チェックしたいところだが、今回は大会日程と仕事が重なる場合が多く、ア
ーカイブを確認する程度しか出来ないのが歯痒いところ。しかし、昨日の八王子
大会気になっていたカードがあったので、じっくり確認してみた。

僕が注目していたのは第五試合
初参戦で注目を集めているDDTMAOに相対するのはYOH。YOHがDDTの選手
と絡むのは、10年前に「伝説」となった#大家帝国主催興行以来。あの大会は
未だに僕の中でのベスト興行の上位にランクしており、年月を重ねた小松洋平
が、現在のDDTにどう対応するのか、確認せずにはいられなかった。

・・・なんなんだろう、このエモさ
終盤、MAOの繰り出した技はスリングブレイド、そしてハイフライフロー
#大家帝国主催興行のメインに出場した棚橋弘至の技であり、それらを完璧
オマージュして魅せた。そしてYOHの決め技は、なんと双魔刀からのドラゴ
ンスープレックス
。#大家帝国主催興行でHARASHIMAからフォールを取られ
因縁の技を、掟破りのカタチで炸裂させたのだから凄い。

僕が優勝候補に挙げていたYOHだが、現在負けが先攻中。正直、決勝進出は
難しいと思うが、BOSJに限らず、最近のYOHの試合からは、なんともいえな
「色気」が漂っている。この辺りで大プッシュがあっても・・・。

BEST OF THE SUPER Jr.32・後楽園ホール(2)

#BOSJ32


新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.32』、後楽園ホール2daysの
二日目。昨日の大会が案の定すばらしかったので、引き続き今日も観戦。
今年のBOSJは追いかけることになりそう。

今日も熱戦に次ぐ熱戦で、またもや捨て試合が無い日だったのだけど、
どう考えても今日、完全に美味しいところを持って行ったのは、第一試
にてSHOと対戦した田口隆祐に他ならず。

曲者・田口は昨日のYOHの動きを完全にトレース(^^;)。日本酒を口移し
で飲まそうとSHOを追いかけ回すのだが、昨夜同様SHOの助っ人として
登場した裕二郎&SANADAに追い詰められる。違うのはその先で、田口
はHOT勢を急所攻撃で逆転しつつリングへ戻り、そのままゴング。SHO
は田口の場外乱闘中にコーナーポストを外して金具を剥き出しにしてい
たのだが、そこにアタマをぶつけられ悶絶。そのまま丸め込んだ田口が、
3カウント!なんと、5秒で難敵のSHOに勝利して魅せた。

今の新日本でコレが許されるのは、田口と矢野の二人だけ。説得力のあ
るバイブレイヤープロレス団体の宝だと思う。大事にして欲しいなぁ、
マジで。

ちなみに今さらだけど、僕のBOSJ32の予想は、Aブロック藤田晃生
BブロックYOH優勝YOH。藤田はともかくYOHは既に負けが先攻
している(^^;)のだけど、このあと全勝すればOK。
・・・ハズレる可能性も大(^^;)。

BEST OF THE SUPER Jr.32・後楽園ホール(1)

#BOSJ32 #ROPPONGI 3K


新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.32』、気が付いたら既に開幕
から三戦目後楽園ホール大会(^^;)。今日は個人的に思い入れの深い対
戦カードがラインナップされていたため、NJPW WORLDでライブ観戦。

注目は第七試合SHO vs YOHROPPONGI 3K対決
昨年の両国で同じカードがタイトルマッチとして組まれていたのだけど、
序盤でYOHが左肩を負傷、試合がほぼほぼ中止になってしまった過去が。
この二人の対決は、僕の中で間違い無く「特別」。せめて今日は、普通
試合終了のゴングが鳴ってくれれば・・・と思って観ていたのだが!

SHOYOHも、実に見事
あの頃からはちょっと考えられないが、今のSHOはHOTいちばんしっ
かりしたヒール。対するYOHは長い低迷を“サイコキャラ”に扮すること
で抜け出した。両者共に自分のキャラクターをしっかり貫き、今の自分
たちを強烈にアピールして魅せた。今日のところは、大拍手を贈りたい。

・・・あくまで『今日のところは』である。
僕は今でもSHO新日本のトップに立つべき、と思っているし、YOH
ジュニア王者になる姿を見ることを諦めていない。田中翔小松洋平は、
近い将来キャラクターから外れた真っ向勝負を魅せてくれるハズ、と僕
は信じている。観れるといいなぁ、その試合・・・。

そしてさすがはBOSJ、今日も捨て試合が一切無いすばらしい大会。
メインでヒロムを破った藤田、石森に完勝したDDTのMAO、Jr.王者の
デスペを攻略して魅せたニック・ウェインの3名は、特に注目すべき。
誰がどこで何を言おうと、最高で最強なのは新日ジュニアである、と、
僕はずっと信じ続けているよ!

WRESTLING DONTAKU 2025 day2

#njDONTAKU


新日本プロレス『レスリングどんたく 2025』二日目。
4月19日から約2週間に渡って繰り広げられたどんたくシリーズ最終戦
でもあるのだが、まぁ本当にいろいろあった。そして今日、新日本を心か
ら愛していた男が、セルリアンブルーのマットに別れを告げる。

本当なら、メイン&セミに触れるべきだと思うのだけど、今日はさすがに
第六試合10人タッグマッチにフォーカスするしかない。再編成となった
新日本本隊海野翔太&石井智宏&タイチ&TAKAみちのくに対するのは、
内藤哲也&BUSHI&高橋ヒロム&鷹木信悟内藤BUSHIは、コレが新日
本最後の試合になった。

正直言うと、試合内容はあまりよく覚えていない
内藤が久しぶりにほぼ完璧なデスティーノを決めたこと、TAKAからフォ
ールを取って試合を決めたのは鷹木であったこと、くらい。内藤の今後が
どうなるのか、今は全く見当が付かないが、今後も活躍してくれることを
願っている。

・・・セミファイナル上村優也との大熱戦を制し、IWGPグローバルを防衛
した辻陽太の元に、もう一度登場した内藤&BUSHI&ヒロム&鷹木L.I.J
最後の儀式は、ちょっとくるモノがあった。

新日本の今後も、内藤&BUSHIの今後も、大いに気になる。
今日は満員になった福岡国際センターが、来年も人で溢れますように。
そして内藤とBUSHIが、もう一度大きく輝けるような未来が来ますように。

WRESTLING DONTAKU 2025 day1

#njDONTAKU


新日本プロレス『レスリングどんたく 2025』初日。
さすがに大会場福岡国際センター観客8分の入りだったが、大会内容
かなりのモノ。印象に残った2試合を集中レビュー

まずは第5試合・棚橋弘至ファイナルロード~縁(えにし)
引退を控える棚橋弘至が、これまで対戦成績7勝6敗で勝ち越している難敵、
ザック・セイバーJr.と一騎打ち。正直、棚橋が勝ち逃げしてもいいんじゃ
ないか、とも思ったのだが、コレがとんでもなくエモい試合になった。
全盛期には及ばないが、タナのコンディションはここ最近でいちばん良か
ったのではないか?と。正しく今が全盛期のザックを向こうに回し、棚橋
らしいテクニックで対抗。読み合い・切り返し合いの応酬は見応え充分で、
僕の好きなプロレスらしいプロレスを堪能することが出来た。
結果は完敗、対戦成績も五分に持ち込まれてしまったが、これは棚橋弘至
だけが可能な、棚橋弘至らしいプロレス。コレがもうすぐ観れなくなっち
ゃうんだよなぁ・・・。

そしてメイン、DOG POUND CAGE MATCH
デビッド・フィンレー率いるWAR DOGSが、EVIL率いるHOT5vs5
全面対決。負けた方のチームがBULLET CLUB追放、という金網マッチ
かつてこの形式でUnited Empireととんでもない試合を行ったWDが有利
と思っていたのだが、HOTの対応力もなかなかのモノ。特に成田SHO
ハードコアっぷりは凄まじく、新日本の生え抜きとは思えないほどの狂気
を発揮。結果こそWD勝利で終わったが、逆にBULLET CLUBの縛りが外れ
たおかげで、今よりもさらに徹底したヒールになれそう。この抗争、以外
に長く続くかもしれない。

さて、明日は最終日大会二日目客入りも含め、どうなるか・・・。