石森太二は無茶をする

#ishimorimucha


一昨日、新宿フェイスで行われた『超人・石森太二は無茶をする』
全5試合(実際にはオープニングマッチを含め全6試合)の全てに石森太二
出場する、という画期的(^^;)なイベントで、できれば観に行きたかったのだ
けど、残念ながらチケットが取れず・・・。まぁ、仕事だったんだけど(^^;)。

昨日になって幾つかムービーが上がっていたのでチェック。
やはり第一試合で行われた闘龍門9期生+αによるタッグマッチが非常に気に
なる。後は職人ランブルも。この大会、PPV2,970円で販売されているのだ
が、ちょっと購入したくなってきた。

・・・しかし、闘龍門エックス出身者で「メジャー」で活躍しているのは石森く
らいしか居ないのかな?オカダ大原は、厳密にはエックスで無い気がする
んだけど。

SANADA『機を見るに敏』

#KING OF DOUBLE CROSS


4日に行われた新日本プロレス『POWER STRUGGLE』エディオンアリーナ
大阪大会をようやくチェック。予てより行われていたジュニアタッグリーグ
の決勝戦も含み、見応えのある試合が多々あったのだが、いちばんインパク
を残したのは・・・。

SANADA、なんとWAR DOGS入り
第四試合海野翔太とのシングルマッチで敗れたSANADA。この負けは大き
く、今後に暗雲が立ちこめた気がしたが、まさかその4試合後新展開を魅せ
るとは、予想も出来なかった。

セミで行われたIWGPグローバルヘビー級選手権、王者のデビッド・フィンレ
タイチが挑戦した試合。この試合内容が本当にすばらしく、タイチのベス
トバウトと言ってもよいくらい凄かった。タイチはブラックメフィストを決め、
これで3カウント!と思ったところで、セコンドでタイチと同じJ5Gに所属し
ているハズのSANADAレフェリーの足を引っ張る、という暴挙。ニヤリと笑
ったSANADAがジャージのファスナーを降ろすと、そこにはWAR DOGSロゴ
この状況には、さすがに開いた口が塞がらなかった

全日本時代から、SANADAは自分の位置を確保するのに長けていた気がする。
正直、人気面で絶大な不安を残す次期エース・海野噛ませ犬をやってしまっ
たら、浮き上がるのに時間がかかる、と思っていたらこの見事な裏切り劇
これでSANADAは新日本の中枢に居続けられるのだから、大した役者である。

反則・乱入を繰り返すWAR DOGSH.O.Tについて、僕は悪い感情を持って
いない。特にWAR DOGSに関しては、ジェイク以外の全員「客を呼べる」
タイプのヒールである、ということに注目すべき。SANADAも本領発揮出来
るんじゃないかなぁ・・・。

太陽の天才児

#ACE


14日、Prime Boxing 10をAmazonの配信で観た後、続いて両国国技館
行われていた新日本プロレスKING OF PRO-WRESTLING 2024』を、
CSテレ朝チャンネルの録画にてチェック。どちらを生で観ようか迷ったの
だが、結局新日を後回しにした。これが良かったのか悪かったのか・・・。

第一試合から豪華カード満載、非常に満足度の高い興行。
ミスティコとヒロムのシングルや、DOUKIの驚くIWGPジュニア防衛戦、そ
してザックのIWGP世界初戴冠など、ここで触れるべき試合が多々あった。
だが・・・。

第六試合終了後、いきなりソレは起こった
自身のデビュー25周年記念試合に登場した現新日本プロレスリング(株)
代表取締役棚橋弘至が、2026年1月4日での現役引退を表明・・・。

近いウチにそういうこともあり得る、という覚悟はしていた。
しかし、実際にタナ本人の口からコレを聞いてしまうと、そのショックは
尋常では無かった。涙が溢れて止まらない。正直、それ以降の試合に関し
ては観ていることが出来ず、翌日に回してしまった。

僕はアントニオ猪木で育った世代であり、プロレスの仕組みがどうであろ
うと「強さ」至上主義。そんな僕が、『「強さ」にも色々な種類がある』
と認識を改めたのは、そこに棚橋弘至が居たから、に他ならない。

タナが創り変え、タナがその中心に居たから、僕は新日本プロレスを見続
けてきた。そんなタナが現役を退くなんて・・・。

未だに心の整理がつかない。
でも、まだ1年2ヶ月もあるのに、ここで呆けるワケにはいかない。
エース生き様、最後まで見届けたい!

DESTRUCTION in KOBE

#njdest


新日本プロレス『DESTRUCTION in KOBE』神戸ワールド記念ホール大会
をテレ朝チャンネルにてライブ観戦。G1後初のビッグマッチ。

セミファイナル、IWGPグローバル王者デビッド・フィンレーに挑んだ
のは、YOSHI-HASHI。もうベテランの域に突入したYOSHI-HASHIだが、
ここまで全くうだつが上がらず。おそらくこの試合が最初で最後のチャン
になる、と思われた。

YOSHI-HASHIのベストバウト、と思える内容。
正直、僕はYOSHI-HASHIに対して普段は辛辣なのだが、途中から「なんと
か勝たせたい!」と思ってしまったほど。しかしフィンレーの牙城は高く、
奇跡は起こらなかった。

今後もシングルタイトル獲得は難しいと思うが、なんらかの勲章は与えて
あげて欲しい。致命的なミスを幾つも犯しながらも、ここまで腐らずに頑
張ってきたのだから。引退までになんとか・・・。

メインは内藤哲也vsグレート・O・カーンIWGP世界ヘビー級選手権
主導権は完全にOカーンであり、内藤は付いていくのに精一杯・・・に見えた。

30分を超える試合で、最後は内藤が見事な逆転を魅せてくれたのだけど、
コンディションはあからさまに悪そう。特に下半身、両足の動きがあまり
に悪く、ロープワークすらままならない感。ちょっと休んだ方が良いと思
うのだが、さすがにそういうワケにも行かないのかなぁ・・・。

非常に申し訳無いのだが、今大会の全試合が予想通りの結果となった。
もう少しだけ「もしかしたら?」を散りばめないと、緊張感が漂わない。
おそらく次の両国ではザックが世界王者になると思うのだが、その後、
東京ドームまで繋がる流れが全く見えないのは困った事態かも。

新日本、大ピンチ
起爆剤になれるとすれば、鷹木・辻、そして上村だが・・・。

G1 CLIMAX 34・両国国技館(FINAL)

#決めろ最強


『G1 CLIMAX 34』両国国技館
結局全戦レビューしちまいましたよ、2024・G1 CLIMAX 34(^^;)。

決勝戦ザック・セイバーJr. vs 辻陽太
昨日書いた通り、どちらが勝っても初優勝な上、どちらが勝ってもそれなりに
魅力的「ドラマ」が生まれる、というすばらしい舞台設定

・・・G1の決勝戦に相応しい、見事な試合内容
ザック“出来る”ことは最初から解っていたが、キャリアの浅いはどうか?
というのがポイントだったこの試合。しかし、辻は充分に超満員の観客を満足
させる試合をやってのけた、と思う。新世代から優勝者が出て然るべき、と考
えていたこのG1だが、不本意なカタチで上村優也が離脱したこの大会で、辻が
トップを取るべきではなかった、と今は素直に思える。

優勝ザック・セイバーJr.
勝利したザックがトロフィーを受け取った瞬間、思いの外大量の涙が溢れた。
今は無きディファ有明のNOAH合宿所で、日本人の若手と一緒に寝食を共にし
ていたザックを知っている者からすると、あの時の彼が日本最大のメジャー団
体でトップを取る、という事実がもの凄く響いた模様。

ザックは10月の両国世界王者内藤に挑戦を表明。
これは是が非でも取って貰わなければならない。そうでなければ、まだまだ活
躍出来るハズのベテラン勢を排除したこのG1 CLIMAX 34が、本当に無駄で終
わってしまうので。

2025年1月4日東京ドームで、世界王者ザック・セイバーJr.の前に立つ選手
は誰なのか?ここから年末まで、僕はソレを考える事にする。
おめでとう!!ザック!!!