超人・石森太二はもう一回無茶をする

#もう一回石無茶


新日本プロレス『超人・石森太二はもう一回無茶をする』新宿フェイス大会。
既にブランド(^^;)になりつつある石森無茶シリーズ第三回目で事前発表され
ていたカードは『石森太二vsドラゴン・キッド』シングルのみ(^^;)。これで
は無茶でもなんでも無いのだが、実際は・・・。

・・・いや、凄まじい(^^;)。
大会新AIが発表した興行コンセプトは約1年前に行われた「第一回大会を出来る
限り再現する」(^^;)。結局石森はまたもや死ぬほど無茶をし、その上でメイン、
憧れドラゴン・キッドとのシングルへ辿り着き、しかも勝利。個人的に石森は
デビューした段階で既にキッドを超えていたと思うが、消耗しきった状態での勝
利は数十年越しの“キッド超え”証明。いやマジで超人だと思いますよ、太二。

そんなバラエティ興行の中で、胸が熱くなったのは流れの中で実現してしまっ
棚橋弘至との一騎打ち。この時ばかりは太二の目の色が変わり、棚橋との試
合を堪能している様子が目に取れた。良かったね、本当に。

石森無茶もおそらくこれで一区切り・・・になるのかな?(^^;)。
なんかコレで終わる気がしないんですけど(^^;)。

逸材のラストはレインメーカー!

#RAIN MAKER


新日本プロレス『NEW JAPAN ROAD in ANJO』東祥アリーナ安城大会。
“棚橋弘至ファイナルロード〜継(つなぐ)”として、凱旋帰国して間もない
Yuto-Iceが、棚橋と最初で最後のシングルマッチ。もちろんメインイベント。
棚橋の地元・岐阜の近くではあるが、安城市という中途半端(失礼)な場所
での興行。それも、そこそこな規模ビッグマッチ。最初は頭を捻ったのだ
けど、ラストでその謎は解けた

Yutoの猛攻を受けきり、勝利した棚橋が〆のマイクで「愛してま〜す!」
叫んだ瞬間に、懐かしき曲“RAIN MAKER”がヒット。外道と共に姿を現した
のは、AEW統一ヘビー級王者オカダ・カズチカ。未だ確定していなかった
棚橋の引退試合の相手として、名乗りを挙げたのだから驚いた。

安城市はオカダの出身地。新日本がわざわざこの地で興行を打ったことにも
合点が行った。オカダの登場に観客も大歓声。やっぱり棚橋とオカダが一つ
のフレームに納まると、華やかさが全然違った。

・・・正直言えば、棚橋弘至の最後の相手は中邑真輔の方が相応しい、と思う。
おそらく新日本もギリギリまでWWEと交渉した結果、実現に至らなかった
のではないか、と。中邑が無理ならば、もう相手はオカダしかいない。少し
残念ではあるが、出来うる最良の選択2026.1.4、きっと特別な日に・・・。

棚橋弘至~衣錦還郷

#衣錦還郷 #njsjtl


新日本プロレス『棚橋弘至~衣錦還郷』岐阜メモリアルセンターで愛ドーム
かなり唐突に行われたビッグマッチだが、来年のドームで引退が決まっている
棚橋弘至岐阜県出身地元での最終興行を、大きめの会場で、ということ。
おそらく棚橋最後のタイトルマッチ(IWGPグローバル)。そして、IWGP世界
ヘビー級のタイトルマッチまで組まれており、興行的な惹きが凄い。

・・・今の棚橋弘至が、タイトルマッチで勝利するワケが無い
グローバル王者の辻陽太は棚橋自身がスカウトした大型逸材であり、コンデ
ィションはもちろん、実力的にも今の棚橋を凌駕する。ただ、穿った見方をす
れば、完全ホームの会場で“政治的”に棚橋が勝つ、という考え方もあるにはあ
る。なんと言っても、自分が社長を務める会社の興行なのだから。

しかし、棚橋弘至というプロレスラーをずっと見続けた者なら皆解る。
棚橋弘至は、殆どのプロレスラーが持つ「オレがオレが!」という感覚が無い。
『新日本プロレス』という団体のためなら、自らが絶頂期に居ても若い才能の
踏み台になる。そういう棚橋を観て来た我々は、彼が好きでたまらない
棚橋が負ければ心の底から悔しいが、絶対に見限ることは無い、と断言出来る。

最後のタイトルマッチで、棚橋弘至は地元で完膚なきまでに負けた
しかし、踏み台に徹する棚橋弘至は本当にカッコ良かった。この男は、きっと
最後までそういう“カッコ良さ”を失わない。新日本に棚橋弘至が在籍した、と
いう奇跡に、心より感謝する。良い大会だった。ただ・・・。

・・・スーパージュニアタッグリーグの決勝セミ前
決勝がこの大会に組み込まれていたことを知ったのが昨日、という体たらく。
決勝戦にしては華の無いカード、と思っていたが、コレで合点がいった
優勝したのは現IWGPジュニアタッグ王者のDOUKI&SHOだったのだが、もう
結果とか今後とかに興味が持てない。コレはちょっと複雑(^^;)。このシリー
ズ、全く意味が無くなっちゃった感すらある。もうちょっとだけ大事にしてく
れないかな、SJTL・・・。

SUPER Jr. TAG LEAGUE 2025・エディオンアリーナ大阪 第2競技場

#njsjtl


新日本プロレス『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2025』エディオンアリーナ大阪
今日は全てのリーグ戦が最終戦。イマイチ盛り上がらないままココまで来てし
まったBブロックだが、最終的にどうなったのかというと・・・。

さすがに今日はメイン4戦全勝TMDKロビー・イーグルス&藤田晃生
が、3勝1敗BC WAR DOGS 石森太二&ロビー・エックスと対戦。TMDK
が勝てば全勝で文句なしの決勝進出となるのだが、WDが勝利すれば得点で並
び、且つ直接対決の結果によって1位で抜ける、という状況。

ハッキリ言えばTMDKの勝利以外あり得ない、と思っていた。
太二とロビエク、悪いチームでは無いのだが、残念ながら「華」に欠ける。
ココはTMDKが順当に勝利し、決勝でHOTを破った上で改めて同一カードの
タイトルマッチ、という、ちょっとトホホな展開に落とすしか方法は無い、
と考えるのが普通。しかし結果はWAR DOGSの勝利。さすがにクチアングリ

ロビエクを売り出す為の機会、と考えるべきなのかなぁ・・・。
これで決勝を落としたら、本当に身も蓋も無い感じ(^^;)。HOT優勝?え?

SUPER Jr. TAG LEAGUE 2025・福井県産業会館1号館展示場

#njsjtl


新日本プロレス『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2025』福井県産業会館
外道夢道のおかげでかなり盛り上がったAブロックだが、今日の最終戦は全勝
同士ブロック1位決定戦恐竜の街・福井で、どういう結果が出たのかとい
うと・・・。

メイン、YOH&マスター・ワト vs DOUKI&SHO
ほぼ全ての試合を“鉄板攻撃”(^^;)で勝ち抜いたHOTDOUKI&SHOだが、さ
すがに今日はソレは無い、と予想して観戦。やたらおもしろかったのはやっぱ
YOHSHOの絡みで、この二人のプロレススキルは群を抜いて高い、という
事実を再認識。それに引き摺られるようにワト鬼の攻めを魅せ、善悪のハッ
キリしたプロレスらしいプロレスが展開された。
しかし、最終的には今日も鉄板攻撃でHOTの勝利(^^;)。さすがに観ている方
フラストレーションはかなり溜まっちゃったのでは?と心配した(^^;)。

結局、全勝でAブロックを突破したのはDOUKI&SHO。ちょっと心配なのは、
あまりにも“強さ”を発揮する機会が無かったIWGPジュニアヘビー級チャンピ
オンDOUKI。決勝戦で少しでも払拭出来るといいんだけど・・・。