Road to THE NEW BEGINNING・後楽園ホール②

#njnbg


新日本プロレス『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール2日目
やや空席が目立ったモノの、異様な“熱さ”を醸しだしていた昨夜より、動員はやや
増えている感じ。昨日の大会のインパクトが絶大だった、ということか?

さて、今日はヤングライオン杯準決勝2試合
今の新日本で“新人枠”と言える選手は6名しか居ないので、リーグ戦にしても良かっ
た気がするのだが、そうしなかったのは昨日の“ゼインの変”確定路線であったか
らでは無いか、と邪推(^^;)。まぁ、今日と次の決勝の内容が良ければ文句は無いの
だけど・・・。

第一試合、嘉藤匠馬vs安田優虎
昨夜松本を破って準決勝に上がった安田だが、コンディションがよく無いのは明白。
それでも気持ちで食い下がり、後輩(入門は安田の方が早い)の嘉藤に肉薄して魅
せたのだが、さすがに及ばず。結果的に嘉藤は“順当”に決勝進出を果たした。
安田はルックスも良いし、スター性もある。グッドコンディションをキープ出来る
ようになれば・・・。

第二試合、村島克哉vs永井大貴
若手の中ではいちばんキャリアのある村島だが、正直言えば最初は成功するとは思
えない選手(^^;)だった。今もその野暮ったさは抜けていないのだが、棚橋弘至
最後の付人としてその野暮ったさを全開。ファンの支持を受けるところまで持って
行ったタフさは、褒めるしか無い。対する永井、これまではかなり目立つ若手だっ
たが、このYL杯では完全に噛ませ犬状態。コレを払拭するには勝つしか無かったの
だが、目の据わった村島の前に轟沈。村島もまた、“順当”に決勝へ駒を進めた。

決勝2月1日後楽園ホール
個人的には村島を推したいが、おそらく村島・嘉藤の両名はそのまま海外遠征に
出そうな気配。メキシコか、イギリスか・・・。

今日の大会は昨日とは打って変わり、盛大なバッドエンド
メインのIWGP Jr.ヘビー級選手権、王者のDOUKIH.O.T勢を無差別に介入させ、
エル・デスペラードを粉砕。試合後のマイクもあまりに憎々しく、ヒール王者と
して完璧な立ち居振る舞いを魅せた。デスペには気の毒だが、コレはこれでアリ。
ジュニア戦線はしばらくDOUKIを中心に進んで良いと思う。

棚橋不在の新日本、今のところ良い感じ。2月の大阪で爆発してくれれな安心な
んだけど、どうかなぁ・・・。

Road to THE NEW BEGINNING・後楽園ホール①

#njnbg


新日本プロレス『Road to THE NEW BEGINNING』開幕戦後楽園ホール大会。
2月11日に大阪で行われるビッグマッチ「THE NEW BEGINNING」を千秋楽に設定、
それまで地方巡業を繰り返す、という昔ながらのスタイル。正直このシリーズ、僕
は例年あまり注目していないのだが、今年は・・・。

今日・明日、そして2月1日後楽園ホールで行われる6年ぶりヤングライオン杯
この新人ナンバーワンを決める闘いが昔から大好きな僕は、YL杯と聴くだけでちょ
っとだけ興奮してしまう(^^;)。今日は第一試合・第二試合トーナメント一回戦
2試合が組まれた。

第一試合、安田優虎vs松本達哉
この両名、実にヤングライオンらしい試合をしたのだが、明日登場する村島・嘉藤
に比べると如何せん安定感が無い。勝ったのは安田だが、残念ながら嘉藤には届か
ない気がする。よっぽど頑張らないと・・・。

第二試合、永井大貴vsゼイン・ジェイ
永井はヤングライオンながらL.I.Jに加わり、若手からアタマ一つ抜けた感があった
のだが、今日に関してはゼインのセンスがズバ抜けていた。普通にゼイン優勝、と
か思ったのだが、なんとUEカラム・ニューマンが介入。コレに乗ってしまった
ゼインはレフェリーの観ている前で永井の脳天にイスを振り下ろし、自滅する形で
反則負け・・・。YL杯でコレをやられちゃうのは、正直どうかと思う。ただ、実力で
抜けちゃってる選手だからなぁ・・・。判断が難しいところ。

ところで。
今日はヤングライオン杯だけ観ようと思っていたのだけど、その後の全ての試合が
あまりに壮絶。特にセミとメインに発生した“熱”は、これからの新日本プロレスが
大事にしていくべき事象。こういう試合・興行が増えていけばいいんだけど・・・。

Blue Justice XVII ~青義変遷~

#bluejusticexvii


新日本プロレス・永田裕志Produce『Blue Justice XVII ~青義変遷~』
恒例の永田プロデュース興行は、今年も千葉・佐倉市民体育館にて開催。棚橋効果
がまだ続いているのか、妙に客入りが良いような気が。いや、実際に良かったらし
昨年比150%動員率だったとか。

まぁ、今日はやっぱりメインでしょう!
注目は初のメインイベンターとなったNEVER王者ウルフ・アロン。実際のところ、
この試合でベルト保持者ウルフのみであり、かなりハードルの高い状態で試合を
迎えてしまったワケだが、やはりこの男も只者では無い。当たり前のように“強い”
上に、リングマナーが凄く良いから、すれっからしのファンにも嫌われない。もし
かしたら新日本、思ったよりも格段に凄い素材を手に入れたかも・・・。

新日本は2月大阪ビッグマッチに向けてストーリーを作り込む時期なのだが、今
年に限ってはこの大会がキッチリ前哨戦として機能。特に、約6年ぶりの開催とな
ヤングライオン杯(今回はトーナメント)出場選手たちの気合いが凄まじかった。
こういうプロデュース興行が出来れば、永田も幸せなのでは??
来年以降の開催にも期待しておきます、ええ。

NEW YEAR DASH !!

#njdash


新日本プロレス『NEW YEAR DASH !!』大田区総合体育館。
1.4ドーム翌日興行恒例となっているが、今日は少し特別。どう考えても、ACEが
消えた新日本がどうなるかを見極められる日となってしまうのだから。

本当は、昨日のドームのメイン以外の試合について深掘りしたかった。
昨日の大会はウルフ・アロン100点満点のデビュー戦“新しい形”死闘となっ
IWGP世界&グローバル選手権エンパイアXがちょっとだけ残念(^^;)だった
件など、語るべき試合が幾つもあった。しかし、今日のイッテンゴを観て急遽変更
コレはさすがに今コメントすべき、と判断した。

メインイベント、IWGPタッグ選手権
王者のKOBYuto-Ice&オスカーに、WTL優勝し、前日にNEVER6人タッグ王座
を奪取したTMDK大岩陵平&ザック・セイバーJr.が挑んだ試合が、凄かった
まず語るべきは試合内容。Yutoにずっと「モブ」扱いされていた大岩が、この試合
「覚醒」するまでに至ったかもしれない。ブチ切れた大岩の気迫は凄まじく、こ
れまで若干感じていた“甘さ”が一切無い状態に。コレを引き出したのは間違いなく
Yuto・・・いや、中島佑斗。大岩が覚醒したのは試合中の中島の叱咤であったのは間
違い無く、あの場面が無ければ大岩が化けることは無かった、と断言出来る。

しかし、覚醒した大岩の攻撃を全て受けきり、勝利したのはKOB。余りに凄い内容
に観客の殆どがスタンディングオベーション状態。挑戦表明の為に試合後のリング
に上がった海野&上村にはブーイングが飛び、既に花道を下がりかけていた大岩
チャントが飛ぶ、という、ある種異様な事態まで呼び起こしたのだから凄い。

そして、興行を締めた中島のマイクまた凄かった
解説席のミラノコレクションA.Tも言っていたが、中島はカリスマになる可能性が。
正直、デビュー戦の負傷致命的に出遅れた新人、と侮っていたが、ここまで説得
力のあるプロレスラーになるとは夢にも・・・。いや、マジで謝罪します、うん。

中島に触発され、大岩は化けた。もしかしたら海野も上村も、化けるかもしれない。
中島佑斗改め、Yuto-Ice。しばらくの間は、彼に注目せざるを得ない

WRESTLE KINGDOM 20 in TOKYO DOME -棚橋弘至引退-

#njwk20 #棚橋引退 #棚橋最高!


2026年1月4日。遂にこの日が来てしまった。
新日本プロレス主催『WRESTLE KINGDOM』20回目。アニバーサリーとなる
東京ドームは文字通り超満員。チケット入手が困難になるのは随分前から予想して
いたので、事前に手を打つことは可能だった。それを躊躇し、結局ドームは赴かず。
だって、終始号泣する初老の一人客なんて、迷惑になるだけだから・・・。

2試合行われた第0試合からセミファイナルまで、全てすばらしい試合だった。
過去の全ての東京ドーム大会の中でも、一番とは言わないが、ベスト5には余裕で
入る内容。そして超満員札止めのドーム。今日のこの日が、棚橋弘至という「特別」
なプロレスラーの最期の日だと思うと、本当に感慨深い

満身創痍の棚橋は、アメリカ・AEW現役王者オカダ・カズチカを相手に、なん
30分を超えるロングマッチを展開。そこに全盛期の躍動感は無かったが、その代
わりに溢れんばかりのカタルシスが。これだけ感情移入出来るプロレスラーを、僕
は棚橋弘至以外に知らない。掛け値無しに最高のプロレスラーだと思う。

終盤、棚橋はかつて『新闘魂三銃士』として括られていた柴田勝頼、そしてセレモ
ニーに顔を出すことが“出来なかった”中邑真輔の技を繰り出した。この辺りから
もう僕も感情が制御出来ず、鼻水を垂れ流しながら画面を見つめることしか出来な
かった。

棚橋弘至の最後の試合結果は『敗北』。僕はこの試合をボーナストラックと捉えて
おり、この結果ももちろん予想していた。しかし、試合内容はボーナストラックに
は納まらない、あまりにも棚橋らしい試合。考えてみれば、僕がプロレスで「勝ち
負け」を気にしなくなったのは、間違い無く棚橋の存在があったから。最後の試合
でも、ソレをしっかり魅せ付けられた。

最後の相手、という難しい役割を見事にこなしたオカダもまたすばらしかった。
オカダ以外に棚橋最後の試合相手は勤まらなかった、と今なら素直に思える。オカ
ダ・カズチカにも、最上級の感謝を贈りたい。

棚橋弘至様
もし貴方が新日本プロレスに入団していなければ、僕はプロレス自体を観なくなっ
ていた可能性が高いです。そして、新日本プロレスを好きで居続けることも無かっ
たと思います。貴方がけして諦めず、誰よりも頑張っていたこと、誰よりも新日本
プロレスを愛していた姿を、ずっと見続けられた僕は、本当に幸せでした。僕には
もう、思い残すことはありません。貴方が社長として梶を取る新日本プロレスの今
後に、心配は無いと思います。

心からの敬意と感謝を。貴方が愛してくれたように、僕も貴方を愛しています
社長としての今後も、期待してずっと観ていくつもりです。
26年間、本当にありがとうございました。心から御礼申し上げます。