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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』、七日目。
今日の会場は新日本の準ホームである宮城県、夢メッセみやぎ。さすがに
会場内の熱量が高い上、東北出身の選手に大声援が飛ぶ、理想的な状況。
まずは第5試合、ゼイン&田口のファンキーソースが見事な仕事を魅せる。
ここまで三連敗で優勝戦線からは既に脱落してしまった感こそあるものの、
試合内容のアベレージはどのチームよりも高い。このまま残り全勝しても
誰も文句は言わないと思う。
そしてメイン、TMDKvs毘沙門が凄かった。
ザック&大岩は試合の9割で毘沙門の二人を蹂躙。ザックの力量は疑うべ
くも無いのだが、大岩の新人離れしたセンスにも注目すべき。
しかし、今や“名勝負製造チーム”となった感のある後藤&YOSHI-HASHIの
毘沙門は、今日も食い下がる。殆ど負けていた試合をしっかりひっくり返し、
その上で観客を満足させるのだから、認めないワケには行かない。
僕はこれまで後藤洋央紀という選手を全く評価していなかったのだが、今日
のバックステージインタビューにはシビれた。曰く「日本人が活躍しないで、
何が新日本プロレスだ!」。世界戦略がどうしても優先されてしまう今の新
日本で、敢えてコレを言う男が居ることを、本当に嬉しく思う。
あの後藤がねぇ・・・。