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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』、最終日。
会場はグランメッセ熊本、NJPW World + abemaTVの二元生中継。大きめ
の会場がしっかり埋まっている様子は壮観。ちなみに今日は芝居を観に行っ
ていたので、帰宅してからWorldのアーカイブをチェックした。
Aブロック1位:ゲイブ・キッド&SANADA【BULLET CLUB WAR DOGS】
Bブロック1位:内藤哲也&高橋ヒロム【Los Ingobernables de Japón】
20日間15興行という過密日程で怪我人も多数出た。ドーム前にこの状況、
というのはちょっと考えモノだが、ココを勝ち上がった両チームは、どち
らも1.4・東京ドーム大会のスケジュールが白紙。斜に考えると、どちら
が勝利してもおかしくないカードであり、好勝負は必至。
ゲイブ・キッドはこのシリーズで完全に覚醒した感。基本がしっかりして
いる上に、不貞不貞しい態度を崩さないプロ根性。会場人気が高いのも頷
ける。ようやく現れたダイナマイト・キッドの後継者、新日本は大事にし
て欲しいところ。
そのゲイブを向こうに回し、圧倒的に「主役」だったのが高橋ヒロム。
4人のうち一人だけジュニアなのにも関わらず、体格的なハンデを殆ど感じ
させない。プロレスセンスは4人の中でもアタマ一つ抜けており、試合は
ヒロムがその殆どを組み立てたのだから凄い。
実際に試合が終わるまでに、勝負が決まった!と思わせる瞬間が2回あった
ほどのスリリングな名勝負。試合を決めたのはなんとヒロム!フィニッシュ
は名も無きヒロムロールという丸め込み系の技だが、決まり具合がエグいく
らいガッチリで、説得力は満点だった。
タッグリーグとはいえ、遂にヘビー級のタイトルを奪取したヒロム。
試合後のマイクで内藤は、1.4東京ドームでヒロムとのシングルを示唆。
内藤がヒロムをパートナーに選んだのはこのためだったのか、と感心した。
結局全戦レビューしてしまったが、終わってみたら大満足のWTL2024。
だけど・・・。IWGPタッグ挑戦とか、そういうのはどうなっちゃうのかな?
という疑問が無いワケでは無い(^^;)。まぁ、深く考えるのは・・・。