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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2025』仙台サンプラザホール。
新日本が大いに盛り上がる仙台、今日はAブロック公式戦が4試合。客入りは良好
に見えたのだが、内容はちょっとだけ?マーク。原因はおそらく・・・。
今日は消去法でセミファイナル。
“WAR DRAGONS”、鷹木信悟&ドリラ・モロニー組の対角には、EVIL&ドン・フ
ァレのH.O.T勢。ここまで両チーム共に1勝1敗、負ければ脱落しかねない状況。
注目はやっぱりモロニーとファレの絡み。ちょっと前までジュニアヘビー級だった
モロニーが、超巨体のファレとどう闘うのか?に注目して観ていたのだが、思った
以上に真っ向勝負となったのに驚いた。モロニーはタイミングの取り方が絶妙で、
パワーでファレを圧倒しているかのように魅せる闘い方。これはもう非凡な才能で
あり、ドリラ・モロニーというプロレスラーを発掘してきた新日本プロレスを褒め
たいくらい。2〜3年後はトップ戦線に居そうだなぁ、モロニー。
ただ、試合はH.O.Tの勝利。EVILはブレることなくいつものように、これまた絶妙
のタイミングで東郷を乱入させ、卑怯な手段で勝利。東京ドームで重大なカードを
任されているEVILも、自分の立ち位置をよく解っている感があって、凄く良い。
優勝は無いにしても、このシリーズでもう一波乱起こしてくれそうな予感はする。
・・・しかし、今日の大会はハッキリ言って“凡庸”だった。
今回の仙台大会でいちばん盛り上がった様に見えたのは、第四試合で組まれた前哨
戦で棚橋弘至が登場した時。仙台と言えば棚橋、ということは皆解っているハズで、
何故に今日をAブロックの日にしてしまうのか、ちょっと理解に苦しむ。
おそらく棚橋の仙台登場は今日が最後。だとするのなら、どうするべきだったのか
は明白。勿体なかったなぁ、今日の仙台・・・。