#大晦日王
大田区総合体育館で行われた『SANKYO presents LIFETIME BOXING FIGHTS 30』
にて、四階級制覇の元WBA世界スーパーフライ級王者、井岡一翔が待望の復帰戦。
同時に「大晦日に井岡」という風物詩も復活した。
今回の階級は群雄割拠のバンタム級。
「WBA世界バンタム級王座次期挑戦者決定戦」として行われたこの試合、井岡の
前に立ったのは、ベネズエラの同級11位、マイケル・オルドスゴイッティ。失礼
ながら全く知らない選手(^^;)だったのだけど、まぁ相手は誰でも良かった。
大晦日王の井岡は、見事な横綱相撲を披露。ハッキリ言えばこの試合は井岡にと
って“調整”以外の何物でもない。これまでの実績から言えば、いきなり世界戦が
組まれても誰も文句を言わないハズだが、井岡の価値を示すためには、ココでハ
ッキリとデモンストレーションする必要があった。結果この戦略は完全に大成功。
4RTKO、完璧な勝利。さらに凄かったのは、試合後のコメントだった。
・・・なんと5月の東京ドームにて、WBC王者の井上拓真に挑戦表明!
会場で観戦していたWBA王者・堤の立場が微妙になった(^^;)が、ココはプロと
していちばん盛り上がりそうなカードを選択した井岡、やはり只者では無い。
拓真vs井岡、コレはかなり観たい!
そして井岡一翔の復活を心から歓迎。来年のボクシングもおもしろくなりそう!