あいつらの末路

#高級限界集落


あいつらの末路 / 真梨幸子(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


真梨幸子
新作。とは言いつつ、今年の1月にリリースされた作品で、あ
まりタイムリーでは無かった。最近、書籍関連のリリース見逃しちゃう
なぁ、どうしてだか(^^;)。

バブル期“ギリギリ通勤圏内”の場所に造成された一戸建て中心のニュー
タウン「ハワーズの丘」を舞台に繰り広げられるミステリー。主役を張る
のは3名アラフィフ女性で、それぞれ全盛期を過ぎた小説家フリー編
集者web雑誌のやとわれ編集長、という絶妙(^^;)なキャスティング
もちろん、この3名が相互作用しながらドロドロの人間ドラマを構築する。

さてタイトルから来る印象は「完璧なイヤミス」。しかし、読んでみると
イヤミスな部分はそれ程でもなく、どちらかと言えば叙述トリックがメイ
ンのわりと本格的なミステリー。まぁ、幸子サマの作品なので、どうして
その部分を期待してしまうのだが、僕を始めとする同好の輩からすると
ちょっとだけ肩透かし感はあるのかも。とはいえ、個人的には見事な伏線
回収の様を楽しませていただけました!

この作品は読後おもしろいモノを発見した。
機会があればこの作品のAmazonレビューをご一読いただきたいのだが、
その中の一篇にやたら否定的なモノが。まだイヤミスという概念が定着す
る前の真梨幸子作品では、この手のレビューが多々あったのだが、最近は
減少傾向で寂しい限り。他の作家なら話は別だが、真梨幸子作品に関して
狙い通りな感があって凄く腑に落ちる感。やっぱりハマっちゃってるん
だよなぁ、幸子サマには(^^;)。

そういう理由でこのレビューには好意的なのだが、作家本人がかなりボカ
している“モデルになった実在するニュータウン”について、しっかり名称
まで書いてしまうのはいかがなモノかと。
イヤミス愛好家としては、暗黙の了解だけは守ろう、これからも(^^;)。

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