#二人目の完全終了?
ここ1ヶ月で本当にいろいろあり、開催されるかどうかも謎(^^;)だった
亀田興毅興行『3150 FIGHT 10』。まぁ、この件に関しては興毅一人が
悪い、とは正直思わないが、矢吹の世界王座防衛戦を中止としなかった
責任感は認める。取り敢えず、無事開催されて良かった、ということで。
矢吹の試合はちょっと置いておくとして、セミファイナルに注目度“だけ”
は高いカードが。元世界三階級制覇王者、フィリピンのジョン・リール・
カシメロと、元世界二階級制覇王者、メキシコのルイス・ネリが対戦。
両者共に日本のボクシングファンの殆どから嫌われている、という、あ
る意味で稀有な選手。この試合を“令和のブッチャーvsシン”と表現して
いる人を見掛けたが、ソレはブッチャーとシンに失礼。この二人の嫌わ
れぶりは全盛期の北尾光司に匹敵していると思う。
お恥ずかしいハナシ、僕もこの試合にちょっとときめいていた(^^;)。
しかし、ネリはまたしても前日計量で1kg以上のオーバー(–X)。
もう何度目か数えるのもイヤになるくらいの失態をおかし、適正体重が
バンタム級と思われるカシメロに、ライト級クラスの体重で試合に臨ん
だのだから、話にならない。まさかカシメロを(若干)応援、という心
境で試合を観ることになるとは思わなかった。ところが・・・。
体重差で圧倒的に有利、と思われたネリは、4ラウント中6回(!)も
カシメロにダウンを奪われ、TKOにて完敗。この試合、少なくともカシ
メロはしっかり準備をしており、全盛期とは言わないまでも、最初から
最後まで持ち味を全開。対するネリは「試合をする気が無いのでは?」
と勘ぐってしまうくらい無気力。このサイアクな負け方は、間違い無く
ネリのボクサー生命を事実上絶った気がする。
ルイス・ネリ、完全終了。
彼のこれまでを考えると、当然の報いであるし、4Rで6ダウン、という
ボクシング史に残るレベルの失態は、一生を通じてバカにされることに
なる。正直、ザマァ!とか思うワケだが、三段論法的な問題が(^^;)。
カシメロは、“全てのパンチを顔面でパーリングする”ことで有名(^^;)な、
キョソヌケこと、亀田京之介に破れた時点で「終わっている」選手(^^;)。
今回の勝ち方、カシメロ側から見ればすばらしい内容かもしれないが、
カシメロがキョソヌケに負けた、という事実は消えない。
問題なのは、このキョソヌケにネリは「勝利している」という事実(^^;)。
三段論法で考えるなら、カシメロ、ネリ、そしてキョソヌケの3名は、
現状三すくみのグー・チョキ・パー状態(^^;)。まぁ「京之介に当然勝っ
たけどカシメロにボロボロにされたネリ」と、「ネリをボコボコにした
けど京之介に負けちゃったカシメロ」の二つを考えると、どっちも完全
終了は間違い無いとは思うんだけど(^^;)。
・・・よく考えてみたら、京之介・・・間違い、キョソヌケは、凄い仕事をし
てくれたのかも。井上尚弥・拓真、中谷潤人、那須川天心らは、ネリや
カシメロが何を言っても、スルーして当然、の立場になったのだから。
まさかキョソヌケがワイルドカードになるなんてねぇ・・・。