大田区民ホール・アプリコの小ホールで行われた、
「第1回萩中音楽祭ファイナルステージ」を観てきた。このイベント、いわ
ゆる「中の人」の中に古くからの友だちが居り、このファイナルに至るまで
にいろいろ興味深い話を聞いてきた。最後は結果をこの目で確かめたくて、
無理を言ってチケットを取って貰った。ここではとにかくファイナルに残っ
た3組のバンドをレビュー。
3ねん6くみ〜ず は、横浜銀蠅のカバーバンド。
平均年齢はかなり高い模様(^^;)で、おそらく僕と大差無い気がする(^^;)。
横浜銀蠅を演る、というところに思い入れの深さを感じる人たち。完成度が
やたら高かったから、きっと凄く練習したのかと。こういうオトナって、実
は凄くカッコイイ気がする。
orcana は、かなりイキの良い4人編成のロックバンド。
足を運ぼうと思ったのは、このバンドがちょっと観たかったから。全員が
かなりのテクニシャンであり、既に自分たちのカラーをキッチリ持っている
ところに才能を感じる。ブレイクを効果的に使う楽曲は僕らの世代を盛大に
ニヤッとさせるし、Vo/Gの上谷はるかはちょっとしたカリスマ性があるかも。
客席とのジェネレーションギャップ(^^;)にめげず、圧巻のパフォーマンス。
このバンド、普通に30分とか1時間のステージを観てみたい。
Funky Chickens はベテラン・7人編成のビッグバンドで、JBフォロワー。
出てくる音はさすがに重厚で、キャリアを感じさせてくれる本格的なソウル
パッケージショーを展開。3バンド中、唯一ノンストップ・ノンMCで持ち時
間の10分を突っ走り、予備知識の全く無さそうな観客の身体を揺らして魅せ
たのだから見事。こういうサウンド、非常に好きです、僕は。
・・・なんか、非常に新鮮。
出演者の質、イベントとしての完成度などはイチ商店街が主催したモノとは
思えないレベルだったし、演ってる人たちも作ってる人たちも皆楽しそうだ
った。大田区、羨ましいなぁ・・・。江戸川区でもこういうのがあるといいんだ
けど、無理なのかなぁ・・・。
参考:萩中音楽祭(萩中商店街オフィシャル)