FERNANDES

#Japanese Guitar


国産楽器メーカーフェルナンデスが、7月13日に公式webサイトにて自己破産
手続きの開始を発表。

僕らの時代には大手のヤマハに加え、グレコ・トーカイ・アリアなどの中堅メー
カーが健在であり、選択肢は多々あった。そんな中でもフェルナンデスの作るギ
ターは品質が良い上に群を抜いてコストパフォーマンスにも優れており、圧倒的
にフェルナンデスを選ぶ人が多かった。大袈裟でなく、あの頃のバンド小僧たち
の半分はフェルナンデスのギターを使っていた気がする。

・・・コレは日本の音楽シーンにとって大いなる損失かと。
ヤマハを除く他メーカーが殆ど淘汰される中、国産エレキギターに拘って高品質
の製品を創り続けてきたメーカーが無くなる。いくらなんでもコレは・・・。

どこか大きな会社がホワイトナイトになってくれないかなぁ・・・。
フェルナンデスが存在しないなんて、考えるだけで暗くなっちゃうから・・・。

LIVE AID(39 Years Ago)

#LIVE AID


仕事から帰って、ビールを飲みながらなんとなくYouTubeを観ていたら、
ライブ配信中の番組の中に懐かしいタイトルを発見した。

1985年ロンドン・ウェンブリースタジアム他で行われた『LIVE AID』ダイ
ジェスト映像。どうして今コレをライブ配信しているのか?と不思議に思ったが、
すぐにピンと来た

・・・39年前の今日、開催されたんだね、ライブ・エイド
約半日をほぼぶっ通しで行われたこの大規模なチャリティイベントは、日本でも
贅沢に中継された。当時はたくさん居た友人たちが僕の家に集まり、楽器を片手
に徹夜でこのイベントの模様を観て、好きなアーティストが出てくると深夜にも
関わらず盛り上がった覚えが・・・。

伝説になっているQUEENのパフォーマンスの後、DAVID BOWIEが登場。
動くボウイの姿を観ていたら、あの頃のいろいろな事が湧き出るように溢れ出し
てきた。気が付いたら、妙に静かに涙を流していた

ボウイはラストの名曲「Do They Know It’s Christmas?」冒頭を歌った。
あれ、そうだっけ?と思わず(^^;)。結構なレアシーンだったのに、39年前の僕
はコレを見逃していたらしい。

今は日本でも、何日かかけて行われる大規模な音楽フェスが幾つもある。
でも、僕がライブエイドと同じくらい盛り上がれるイベントは、この先には無い
んじゃないかなぁ、と。それはソレで全然構わないのだけど。

Birdland

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
世界中にはいろんなジャンルの音楽家・音楽愛好家が多々居ると思うが、
おそらくその全ての人が、この曲を一度でも聴いたら間違いなく憧れてし
まうであろう、と僕は考える。そんな名曲中の名曲

Birdland by Weather Report.
マイルス・デイビスのセッションアーティストとして有名だったウェイン
・ショータージョー・ザビヌルの2名を中心に構成されたジャズバンド
ウェザー・リポート。まずバンド名のセンスが良い。

僕は『フュージョン』という音楽を最初に演ったのがこのバンドだと思っ
ている。ジャズで培った確かなテクニックに加え、誰でもノレるキャッチ
ーなメロディ、さらにゴージャスなエレクトリックサウンドを融合。予備
知識が全く無い状態で聴いても、この曲は絶対にカッコイイ!と感じる筈。

ジャコ・パストリアスという偉大すぎるベーシストをこの世に出したグル
ープとしても有名。イントロ付近のソロには思わず溜息が漏れてしまう。

スタジオ&ライブのコンピレーションである↓↓のアルバムは全人類必聴
こういう音楽が演れる人になりたかったな、僕も・・・。

8:30 / Weather Report

Junkyard

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
運転中、今日という日に相応しい曲が流れたので、ちょっとメモ的に。

Junkyard by The Birthday Party.
ココでもちょっと触れたことのあるニック・ケイブの、初期のキャリア
このバースデイ・パーティー。ケイブはPUNKが全盛だった頃とほぼ同じ
時期に、ロンドンに突如現れた奇妙なオーストラリアン

いわゆるオルタナティブと呼ばれるジャンルは、バースデイ・パーティー
のためにある言葉だ、と確信している。けしてキャッチーでは無く、演奏
も特別上手いとは思わないのだが、得体の知れない魅力に溢れている。

ミドルティーンの時にコレを聴いてしまった僕は、まぁその後の音楽性が
えらく偏ってしまったかも(^^;)。修正するのが大変だったよ、うん(^^;)。

曲名は『Junkyard』
・・・今の僕に相応しい曲だと思う、コレ。

Junkyard / The Birthday Party

土曜の夜は僕の生きがい

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
このアーティスト、僕の中では“評価するのが難しい”系の最右翼(^^;)。
もちろん、誰もが知っているミュージシャンではあるのだが・・・。

Saturday Night’s Alright For Fighting by Elton John.
エルトン・ジョンは英国の生んだ著名才能のあるアーティストの一人
であり、セールスも凄まじい。ピアニスト・キーボーディストとしても
世界で5本の指に入るのでは?というテクニシャン。活動歴は長期に及び、
つい最近までライブを行っていた偉人なのだけど・・・。

もちろん僕もその才能は認めているのだが、どういうワケか響く曲が多
く無い。無理に理由を探すのであれば、曲の出来があまりに良すぎ、逆
あざとく見える、ということくらい(^^;)。言いがかり以外の何物でも
無いのだけど。

しかし、この曲に関してはもう単純に「好き」(^^;)。
アップテンポなリズムに、気持ちの良すぎる音の運び。目の前でこの曲
を演奏されたら、口で何かを言う前に身体が動いてしまう、と思う。

“名曲”とは、こういうのを言うんだろうなぁ、と。
誤解の無いように言っておくとエルトン・ジョン、それなりに聴いてま
すので(^^;)。

Goodbye Yellow Brick Road / Elton John