For The Love Of Life

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
何年か前にJAPANの「Life in Tokyo」についてのトピックを書いたのだけど、
その時にチラッと触れた件について。

For The Love Of Life by David Sylvian.
JAPANボーカリストだったデヴィッド・シルヴィアンソロ楽曲だが、この
曲はかなり特別浦沢直樹原作のTVアニメ「MONSTER」のエンディングテーマ
で、僕の知る限り同アニメのサントラ盤でしか聴くことが出来ない。

ハッキリ言ってこれはもう『神曲』
ボーカルと最低限の環境音の組み合わせは正に神々しく、インパクトは絶大
以前からシルヴィアンは好きなボーカリストだったのだが、この曲でのシルヴ
ィアンはマジで特別。この構成を成立させてしまう技量は、彼が唯一無二のア
ーティストであることをしっかり証明している。

僕は6年前にちょっとしたプレミア価格でこのサントラCDを入手出来たのだが、
今ではかなり手の出ない価格になってしまっている。シルヴィアン楽曲だけで
なく、配島邦明の手による劇中曲もすばらしいので、個人的には今の価格にも
納得は出来るのだけど・・・。

「MONSTER」ORIGINAL SOUND TRACK / David Sylvian, 配島邦明

イノセンス

#GUITAR


イノセンス / 誉田哲也(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誉田哲也の新作。とは言っても8月にリリースされたモノで、単純に見落として
いた模様。久しぶりの“音楽モノ”で、僕の記憶に間違いが無ければ、2011年
『ガール・ミーツ・ガール』以来かと。・・・もっと出ていた気がするのだが。

スランプに陥った女性シンガーソングライター・立石梨紅と、数年前に失踪し
消息不明となっている天才ギタリスト・伊丹孔善の二人が交互に語り部を務め
る構成。

アルバム制作に行き詰まった梨紅は、偶然耳にした孔善の楽曲に衝撃を受ける。
アルバムの完成に孔善のアドバイスは必要不可欠、と考えた梨紅は、消息不明
の孔善を探し出すことを決意。そのころ孔善は、東北のとある場所で世捨て人
のような生活を送っていて・・・という感じ。

・・・なんというか、凄く“優しい”作品。
登場人物に悪人は殆ど存在せず、全員が自分以外の誰かを慮る、という世界。
その中でややマニアック音楽楽器蘊蓄が踊るのだから、音楽好きにはた
まらない。そして最後にはちょっとした恋が生まれそうな予感が・・・。

・・・うん、問題は二つ(^^;)。
一つは、音楽系の話題の中にあまりに難易度の高そうな話があること。もちろ
ん解る人には解るし、かなり響くとは思うのだが、知らない人だと何も理解出
来ない可能性が。実際、僕もかなりギリギリだった(^^;)。
もう一つ、この優しすぎる作品“誉田哲也の作品”である、ということ。いつ
もはハードで、下手すればグロい作品を提供し続けている作家であるからこそ、
この普通さ違和感を持つファンがたくさん居そうな気がする。

とはいえ、僕はかなり気に入った
読了後、何年かご無沙汰だったMr.BIGを久々に聴いたし、最近弾き続けている
ウクレレの代わりにギターを引っ張り出しもした(^^;)。あと、GMGのキャラ
がサラッと登場しているのもちょっとニヤッと出来たかも。

読む人を選ぶ作品かもしれないが、こういうのが売れてくれると非常に嬉しい。
・・・難しいかもしれないけど。

Audio Technica・AT-3600L

#MM


アナログレコードプレーヤーを復活させ、時間が出来るとレコードに針を落と
して楽しんでいるのだが、現状使用しているPicKeringのカートリッジ・・・と言
うよりも、それと組み合わせる「針」に不安が。さすがにコレがイカれてしま
うといろいろ大ごとなので、予備のカートリッジ+針を入手しておいた。

Audio Technica・AT-3600L
現状で入手出来るMM型カートリッジの中ではいちばん安価に買えるモノで、
僕はAmazonで2,317円で購入。PicKeringのシェルに取り付けることも出来る
のだが、交換が面倒なのでシェルも購入。こちらは汎用タイプで、1,581円

このカートリッジの交換針は、手持ちのもう1台のプレーヤー、AT-PL30でも
使用出来るから、アリエクで購入しておいた針も使用可能。いろいろ無駄にせ
ずに済むので、結果的に良い買物になったと思う。

・・・しかし、まだ動作確認出来て無いんだよなぁ、コレが(^^;)。
カートリッジ交換は針圧調整などの手間がかかるので、さすがにこの繁忙期
作業は出来ない。もうちょっと暇になってからだな、うん。

Disk Stabilizer

#アナログ


アナログレコードプレーヤー向けツールがかなり充実してきているのだが、
レコードが現役の頃からずっと欲しかったモノを遂にゲット。いや、もしかし
たら以前も所持していた可能性もあるのだけど・・・。

レコードスタビライザー
ざっくり説明するとレコード用の“オモリ”。ターンテーブルとレコードの間の
隙間を埋めることで無駄な振動を抑え、音質を向上してくれる。あと、若干反
ってしまったレコードある程度水平にしてくれる作用も。

↑↑はAmazonのセールで購入したPreffair製・107gのモノ。若干重量が足り
ない気がするが、あまり重たいモノだと回転に影響を与える可能性が。コチラ
はピッチ調整の効かないテクニカのAT-PL30で使用するつもり。

そしてもう一つ、↑↑コチラはアリエクのよりどりに登場したYYAUDIOなる
メーカーの285gのモノ。Amazonではほぼ同じモノ2,499円で売っている
が、アリエクでの僕の購入価格は890円。なので絶対アリエクがお得。
コッチの方はこないだリペアしたばかりのSR-F330で使用。F330はピッチ
調整が出来るので、もう少し重いタイプでも良かったかも。

ちなみにPreffairのスタビライザー、新しいオモチャでも使用可能だった。
そのオモチャの件はまた改めて。

黒ネコのタンゴ

#Root Music


リペアしたレコードプレーヤーのテストの為に、EP盤を10枚購入した件につ
いては、こないだのエントリで書いた通り。で、最近は暇があればハードオフ
に足を運び、懐かしのシングルレコードを漁ってしまう、という藪蛇状態(^^;)。
そんな中、実家の近所にある袖ヶ浦ハードオフで見つけたのが・・・。

黒ネコのタンゴ / 皆川おさむ
初盤のリリースは1969年。おそらくコレは初盤では無く、童謡として定着し
てから再プレスされたモノ、だと思う。

実はこの曲、僕が「初めて歌った歌」(^^;)。
今はもう残っているかどうか解らないが、相当小さい頃の僕がこの歌(らしき
モノ^^;)を歌っているカセットテープを何度か聴かされた覚えが(^^;)。まぁ、
地獄の時間だったけど(^^;)。

もちろん、音源としてレコードを購入したのは初めて。可能なら、同じ頃に歌
っていたという、尾崎紀世彦「また会う日まで」も手に入れたい!
しばらく続きそうだな、ハードオフ通い(^^;)。

ちなみに↑↑コレがこの歌。B面の誰も話題に挙げない「ニッキ・ニャッキ」
に関しては触れないように(^^;)。