『ジュラシック・ワールド 炎の王国』、シネマイクスピアリ。
25年前に公開された「ジュラシック・パーク」の第一作以来、僕の中で
は本当に特別な映画。スピルバーグがメガホンを取ることを知った段階
でまずマイケル・クライトンの原作を一気に読み、有楽町日劇の前売り
で指定席を取り、最初から最後まで口をアングリ開けた状態で画面に見
入った。
以降、続編は全て劇場鑑賞。作品によっては複数回映画館へ。
もちろんDVDも全て購入し、これまでの4作はもう何十回・・・いや、ヘタ
すれば100回以上観ているハズ。だからもちろん、今回の新作もかなり
期待してレイトショーに足を運んだのだが・・・。
・・・もしかしたら、これまで観た映画の中で「最高」かもしれない。
驚異的なCGと特撮はもちろん、これまでの歴史がキッチリ凝縮された
ストーリー。さらにこの作品、驚いたことにいろいろな「愛」に溢れ
ているのが凄い。
特に、今回の“主役”と言って過言の無い最高のラプトル・ブルーと、
彼女を見事に調教して最高の絆を築いたオーエンとの物語は、思わず涙
を流してしまうくらいすばらしい。
この作品、おそらく全てのバージョンで3回以上は観に行くことになる。
25年以上僕を魅了し続けた映画が、25年目にして最高の幸せを提示して
くれた。スピルバーグと故マイケル・クライトンに、同じく最高の感謝を。
・・・これが、映画だ。