追放者食堂へようこそ!

#テンプレ


夏クールのアニメ、そろそろ最終回を迎えるモノがチラホラ。
今回はいわゆる『神作品』が乱立したクールで『ダンダダン』『怪獣8号』
そして『その着せ替え人形は恋をする』などの“シーズン2″系統至極の出来
その辺の作品についてのレビューは後でまとめるとして、最近のスタンダード
になりつつある「異世界モノ」がちょっと不調な感。取り敢えず普通に観てい
る作品は・・・。

『追放者食堂へようこそ!』
いわゆる“なろう系”ラノベが原作。転生系ではなく、純粋な異世界の物語
で、主人公は超一流パーティーを追放されたLv.99の人情味溢れる料理人
料理の腕だけでなく、戦闘の実力も備えており、ハッキリと無双状態(^^;)。
そんな料理人が、奴隷として売られていた少女を助け、彼女と共に念願だっ
食堂を始める・・・という、ラノベテンプレ(^^;)な作品。

深夜メシテロな要素は期待した程ではなく(^^;)。
予想通りのストーリーが予想通りに進んで行くのだが、正直言えばその展開
に若干の安心感が(^^;)。いやぁ、僕も慣れて来たなぁ、この世界観に(^^;)。
キャラデザインに関してはかなり好みのタイプかも。作画も美麗だし、丁寧
に作られているところには好感が持てる。

現段階で第11話のオンエアが終わったところ。おそらく来週末でカタが付く
と思うのだが、特に続きが観たいワケでも無いかなぁ(^^;)。良作だけど。

8番出口

#loop


『8番出口』@シネマイクスピアリ。

元ネタはNintendo Switch他のプラットフォームでDL販売されているインディ
系のゲーム。僕自身はプレイしたことは無いのだが、YouTubeにプレイ動画
(Thanx:オネガイシマス海賊団)が多々アップされているので、予備知識
そこそこある状態で鑑賞。

ガチゲーマーとしても有名な二宮和也が主演。どうやら脚本にも参加してる
らしく、役の作り込みが半端ない。作品の性質上、登場するキャラクター
極端に少ない上に、ルーズ&ロングな映像が延々と続く。キライな人ならば
耐えきれない作品になりそうだが、二宮の演技だけでそれなりに保ってしま
、というのが凄い。

全体的にそこそこ怖いホラーに仕上がっているのだが、95分という映画とし
ては短めの時間が、やはり長く感じてしまうかも(^^;)。正直、映画館まで出
掛けて観るべき作品なのかどうかはちょっとアレ(^^;)だが、二宮和也という
稀有な才能堪能できるかと。まぁ、まずはゲームやった方がいいかな?

Jurassic World: Rebirth

#復活!


『ジュラシック・ワールド 復活の大地』、舞浜シネマイクスピアリにて。

3年前「新たなる支配者」で、“ファイナル”をアナウンスされたジュラシック・ワ
ールドが、普通に復活(^^;)。大仁田厚の引退と同様なことが起こっているワケだが、
コレはまぁ許容(^^;)。あの涙はなんだったのだ?という気がしないでもない(^^;)。

前作で“地上の支配者”として君臨した恐竜たちだが、残念(?)ながら現代の地球
の環境が合わず、各地で続々絶滅。その生存は赤道付近に集中し、世界はそこをロ
ックダウンすることで人間と恐竜の接触を避け、均衡を保っている状態。そんな中、
とある製薬会社恐竜のDNAを活用した新薬開発を画策。DNAサンプルを獲得する
ために非合法なチームが組まれ、危険区域に突入していく・・・という内容。

ジュラシックシリーズは、バラエティに富んだ恐竜たちがスクリーンで躍動すれば
だいたいOK、とか思っていたのだが、“ストーリーが超重要”だということに気付か
された(^^;)。考えてみれば、ジュラシック・パークの原点はマイケル・クライトン
傑作小説であり、僕もそこからこの世界に魅了されたクチ。この新作は物語にワ
クワク出来る部分がほぼ無く、残念ながらシリーズでいちばん凡庸な内容になって
しまった気がする。

そして、今回登場したオリジナルの恐竜たちデザイン酷い(^^;)。
前作までに出て来たインドミナス・レックスインドラプトルまでは完全に納得出
来たのだが、今回のディストータス・レックスミュータドンは、モチーフ恐竜
とは思えないプレデターとかエイリアンとか、その辺のSF映画からインスパイア
されたんだろうなぁ、きっと・・・。

普通の映画であればソコソコの評価があったかもしれないが、ジュラシックシリー
ズの一角としては失格初期3作はもちろん、オーウェン&ブルーのシリーズも凄
かったんだなぁ、と改めて。スカーレット・ヨハンソンはかなりいい演技してたん
だけど・・・。

ざつ旅

#シン日本紀行


続いて今クールアニメ、「癒やし系枠」3本のうち3本目
コチラもマンガ原作で、他の2本との共通点は『旅』なのだが、この作品は
打ち出し方がド直球

『ざつ旅』。英題(?)は、「That’s Journey」というのがお洒落
新人賞を受賞するも、行き詰まりを感じている女流新人マンガ家が、ネタを求
めて単独、ないしは友人・後輩・先輩マンガ家らと共に、SNSの投票を頼りに
日本全国に旅する物語。

コレは原作を全く読んだことが無く、このアニメが初見。とにかく個性豊かな
キャラクター陣が最大の魅力で、年齢・性別などの全てが僕とは違うのに、
な共感が沸いてくるから不思議。おそらく、何気に豪華な声優陣がその原因だ、
と思うのだが・・・。

そして共感度が高い原因はもう一つ、主人公たちの訪れる場所が、何故か僕の
若い頃に訪れたことがある場所が多い、ということ。特に粟島が登場した時は
アニメの中で昔と殆ど変わっていない、ということを確認。あまりの懐かしさ
にちょっと泣けてきたほど。

コレはダークホース。今クールのアニメ、癒やし系豊作で嬉しい!

mono

#ゆるキャン△スーパースピンオフ


随分とレビューが遅れてしまったのだが、今クールアニメ「癒やし系枠」3本
のウチの2本目をを改めて。最初の「日々飯」『のんのんびより』あっと
原案だったのに対し、こちらは原作『ゆるキャン△』あfろ

『mono』
この作品の存在は前から知っており、コミックの単行本も数冊所持しているの
だが、その段階ではゆるキャン△ほどはハマれず(^^;)。なので正直、アニメ
も特に大きな期待はしていなかったのだが・・・。

・・・すばらしい!
舞台はゆるキャン△メンバーも活躍する山梨県が中心なのだが、キャラクター
の中にクルマ持ち女性マンガ家がおり、行動範囲はやや広い。作画はゆるキ
ャン△同様すばらしく、自然描写CGクオリティアタマ一つ抜けている感

そして嬉しいのは、ゆるキャン△メンバーが随所でカメオ出演していること。
もちろん声優もそのままで、至るところでニヤッと出来る。ゆるキャン△と
この作品の2本で、身延という土地が更に聖地化されそう。monoの方も原作
のストックが溜まれば、続編がありそう。スーパースピンオフだ、コレ。