ドラマ版『その着せ替え人形は恋をする』

#炎上案件


先月からTBS火曜深夜枠で始まったドラマ『その着せ替え人形は恋をする』
制作発表の段階からその予兆はあった(^^;)のだが、コレが・・・。

・・・いろいろ非道い(^^;)。
海夢を演じる永瀬莉子五条くんを演じる野村康太の両名、ルックスこそ良い
モノの、演技が完全に素人レベル。本当は初々しい、とか褒めてあげたいのだ
けど、そこまでのレベルに達していない気が。

そして、肝心のコスプレ衣装あまりのクオリティ。正直、ネットで売ってい
るモノと大差無い気がしてしまうのは問題。他はともかく、ココだけは頑張ら
ないといけなかったのでは?と思ってしまった。

案の定、ネット民はその殆どが大炎上
原作ストーリーは改変されまくっているし、大事な台詞も端折られている。
その上でキャスト陣がコレだから、非難囂々もいいところ。歴史に残る大失敗
になりそう・・・。

現在6話まで進んでいるのだが、コレはもう観ない可能性大(^^;)。
着せ恋はドラマよりも、アニメ二期進捗の方が大いに気になるなぁ・・・。

ダンダダン on TV

#イチモツ


TBS系列で木曜深夜0:30からオンエアされているアニメ『ダンダダン』が、
当初の予想を上回るレベルおもしろい

原作はジャンプ+で連載されている龍幸伸作品。
いわゆる“オカルト”“超常現象”“UFO・宇宙人”をテーマにした作品で、
都市伝説の要素がてんこもり。にもかかわらず、ベタなおどろおどろしさ
を殆ど感じない、現代風の怪奇マンガとして確立している。

僕はジャンプラで原作を読み込んでおり、ダンダダンがおもしろいことは
最初から解っていたのだが、アニメになった時の『迫力』は予想以上。
特に主役の一人であるモモを演じる若山詩音のラフな演技がすばらしく、
以降注目すべき声優の一人に入った。

単行本は既に13巻までリリースされており、ストックは充分。
毎回作画のクオリティもやたら高く、声優も要所に大御所を配置している
から、コレは今クールが終わってすぐに続編が決まりそう。

しかし、ジャンプ+という媒体の惹きの強さに感服する。
もしかしたらジャンプ本誌よりもアニメ化されてる作品が多いのでは?
・・・次タコピーとか来ちゃったらどうしよう(^^;)。

WITCHWATCH・ティザー

#スケダンイズム


週刊少年ジャンプで連載中の篠原健太『WITCHWATCH』のアニメが、4月
からオンエア。取り敢えず今は↓↓のティザーしか情報が無いのだが・・・。

制作は「五等分の花嫁∬」のバイブリーアニメーションスタジオ。
連載を追いかけてるので、内容はもう鉄板でおもしろいことは知っている。
ポイントは「ニコをどれだけ可愛く描けるか?」だと思っていたのだけど、
ティザーを観る限り全く心配無いと思う。

ジャンプ本誌連載中作品のアニメ、なんだかんだで全然観れてないのだが、
これだけはちゃんと観よう、と決めている。なんつっても天才・篠原健太
の、SKET DANCE ISMがちゃんと入っている作品なので。

おそらく「覇権」・・・I Parry Everything

#世間知らず


夏クールアニメが大方終了。
『推しの子』のような「原作が人気」なモノはともかく、他はほぼ不調な作品
が多かったのだが、その中で“覇権”を獲得したのは、おそらく↓↓このアニメ。

『俺は全てを【パリィ】する』
折り返しの段階でレビューを書いたのだが、そのおもしろさは最後の最後まで
失われず。勘違いの連鎖は治まらず、良い意味で爆笑のまま1クールを終えて
しまったのだから凄い。

これだけ好評なのにシーズン2のアナウンスが無かったのは、コミカライズ版
のストックが尽きたから、だと思う。あまりにおもしろいストーリーだったの
で、僕は「小説家になろう」web版を読破してしまったのだが、アニメ版の
続きのストーリーがまたおもしろい。シーズン2はかなり先になると思うが、
気長に待つしかないんだろうなぁ、きっと。

そして、オープニング・エンディング楽曲にも注目。
ウタヒメドリームなるユニットがどんなモノなのかは全く知らないが、2曲共
非常にすばらしい。特にOP曲コード進行ギターリフハードロック好き
に確実に刺さる。普通に聴いちゃってるもん、この曲(^^;)。

次のクールはもう少しおもしろい作品が多くなることを期待。
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』シーズン2があるから、少なくとも
1作は期待出来ると思うんだけど・・・。

『極悪女王』on Netflix

#入魂


Netflixにて、鳴り物入りで19日より配信開始となったドラマ『極悪女王』
僕は20日・21日の二日間で、全5話を一気に観た。

あの頃の全女を知っているプロレスファンであれば、当時の女子プロレスが
どれだけ厳しい世界だったのかも当然知っている。であるが故に、芸人女優
が、どれだけの事が出来るのか、と斜に構えて観ていたのだが、途中から思わ
正座してしまった。なんという凄まじいリアリティなんだろう・・・。

ゆりやんの演技はマジで鬼気迫るモノがあったのだが、もっと驚いたのは長与
千種を演じた唐田えりか。長与は女子プロの範疇に納まらない、日本プロレス
界でも屈指の「天才」であり、ソレを演じるのは困難、と思っていたのだが、
唐田は下手すればあの頃の本人よりもよっぽど長与千種だった。控えめに言っ
「最高」だと思う。

プロレスファン的な観点から見ても、あの頃聞きかじっていた「噂」がある程
「本当」だったことが解り、やたらゾクゾクした。実際にジャッキー佐藤が
引退に追い込まれた横田利美とのシングルマッチの決まり手は「押さえ込み」
あの頃の僕ですら不可解に感じた場面は、きっと・・・。

とにかく、プロレスを扱ったドラマとしては、間違いなく歴代最高の内容。
普通にヒューマンドラマとして観ても、近年稀に見る大傑作。コレは全ての人
が、間違いなく観るべき。鈴木おさむ、さすがだ・・・。

・・・重箱の隅を突かせて貰えるのであれば、剛力彩芽の演じたライオネス飛鳥
がちょっとカッコ良過ぎ(^^;)。あの人もあの人で・・・。