#正気の沙汰では無い
フロリダ州で行われたボクシング(風)マッチの件。
元統一世界ヘビー級王者のイベンダー・ホリフィールドと、桜庭和志
に完敗した男として不本意ながら日本でも有名な元UFC王者、ビクト
ー・ベウフォートの一戦。
当初はビクトーと元6階級制覇王者のオスカー・デラホーヤが闘う筈
だったが、デラホーヤの病欠(コロナ感染?)で大会8日前にホリフ
ィールドにオファーがかかったという。
全盛期のマイク・タイソンに2勝しているホリフィールドは、間違い
なくボクシング史に残る選手。だからこそ、この試合のオファーを
「受けた」こと自体が間違い、と思われる内容。力の無いジャブし
か打てない老人が、金目当てで取り敢えずリングに上がったとしか
思えない。
結局、2分間も保たずにレフェリーストップ。
試合後、ホリフィールドは不満を口にしたそうだが、レフェリーの
ストップは間違いなく正解。アレ以上パンチを喰らったら、下手す
れば命の危険すらあった。
このなんちゃってボクシング流行りの風潮、ちょっとよろしく無い。
あのビクトーがこんな試合に出ちゃうのも悲しいのだから、以前の
印象が強烈なホリフィールドなら尚更。
そんなに金が無いのかなぁ・・・。う〜ん・・・。