#G1 #G131 #大阪府立体育館(1)
今年も9月開催の新日本プロレス『G1 CLIMAX 31』。
昨年から続くコロナモードは継続中で、今年もA・Bブロックの選手が交互
に休めるスケジュール。1興行あたりの試合数が少なくなる、という弊害は
あるが、僕はこの形式がわりと好き。
[本日の公式戦結果・Aブロック] ※左側が勝利予想選手
×飯伏幸太<1敗>【Big Juice】<1勝>高橋裕二郎○
○グレート・O・カーン<1勝>【Eliminator】<1敗>タンガ・ロア×
○矢野通<1勝>【Roasted Kenta】<1敗>KENTA×
×内藤哲也<1敗>【Long Way From Home】<1勝>ザック・セイバーJr.○
×石井智宏<1敗>【Last Of The Dragon】<1勝>鷹木信悟○
[本日のピックアップ]
最近、正直観客動員数がおもわしくない新日本。ドル箱のG1で起死回生
を図りたいところだが、ジェイやオスプレイを欠いた状態は果たして・・・。
そんな中、今年のG1最初の公式戦で波乱は起きた。
飯伏幸太vs高橋裕二郎。
昨年G1二連覇を成し遂げ、今年は前人未踏の三連覇を目指す飯伏は、今
年も有力優勝候補の一人。病気で大きなポカをやらかしたばかりの飯伏だ
が、三連覇が達成出来ればそれらを払拭してお釣りが来る。ここはしっか
り勝ちに行った、筈なのだが・・・。
いつも通りノラリクラリとした攻めを見せる裕二郎。バレットクラブ加入
以降の裕二郎のこのスタイル、正直本当に歯痒かった。昔の裕二郎を知っ
ている人が皆口を揃えるのが、「実力者なのに負け役に甘んじている」。
このままジョバーとしてレスラー生活が終わってしまったら、それは本当
に勿体無い、と思っていた。
しかし、今日の裕二郎は違った!
飯伏の強烈な打撃をかなり浴びたにも関わらず、終盤のフィニッシュを巡
る攻防戦に打ち勝ち、新技のビッグジュースを決めて昨年度覇者から3カウ
ントを奪う快勝劇。基本は飯伏推しの僕だが、この裕二郎の姿に思わず声
を発して喜んでしまった。
今年のG1、特にAブロックはちょっと荒れそうな気配。
その台風の目が、高橋裕二郎になってくれることを切に願う。もし優勝出
来なかったとしても、例えば飯伏・内藤・鷹木の3人に土を付けたら・・・。
いや、あり得るでしょ、ソレ。だって裕二郎はマジで強いんだから。
[本日までの星取表]