#njcup
新日本プロレスの春の本場所、NEW JAPAN CUPが開催中。
今年は全48選手参加の大規模なトーナメントなため、さすがに全大会を
レビューするのは諦めたが、取り敢えず初日から全ての試合をCSや配信
で確認している状況。そして、今日だけは書きたくなった。
棚橋弘至はバッドラック・ファレを破り、三回戦への進出を決めた。
正直客入りのかんばしくない会場。それでもエアギターのパフォーマンス
をこなし、「愛してま〜す!」を叫び、リングサイドを一周して写真撮影
のサービス。出来うる限りのファン対応を行い、花道から控室に戻ろうと
したところ・・・。
通路脇の小さな女の子が、タナに握手を求めた。現状ではファンとのスキ
ンシップは許されていないため、子どもの目線まで視線を落としたタナは、
エアグータッチで対応。傍らの母親に「また今度、必ず!」と言葉をかけ、
控室に戻った。
インタビュースペースでタナは号泣。
試合の総括も忘れ、子どもに対するしっかりした対応が出来ないことを詫
びた。その姿を観て、思わず貰い泣き。いや、僕もハッキリ号泣した。
だからみんな、棚橋弘至が好きなのだ。
誰よりもファンのこと、そして会社のことを考え、自分を二の次にしてで
も過剰とも思えるファンサービスを行う。もし棚橋弘至の存在が無ければ、
僕はもっと前に新日本プロレスを見限っていた気がする。
タナが泣かなければならない状況、本当に早く終わって欲しい。
このクソみたいな状況が終わったら、必ずタナに大声援を贈るために会場
へ行くので。