WRESTLE KINGDOM 17 in YOKOHAMA ARENA

#NJPWvsNOAH


新日本プロレスWRESTLE KINGDOM 17 in 横浜アリーナ
昨年同様、新日本とNOAHの対抗戦。去年と違うのは、『L.I.J vs 金剛』
全面的に押しだし、シングルマッチ5戦が組まれたこと。

2勝2敗イーブンで迎えたメインは、内藤哲也拳王リーダー対決
この興行のMVPは間違い無く金剛拳王。自身のYouTubeチャンネル
を使って内藤を煽りまくり、短い期間でかなり深いストーリーを作って
魅せた。もちろん生涯新日派の僕だが、今回に関しては功労者拳王
勝たせてやりたい、と本気で思っていた。

前半は一進一退。ただ、攻撃量は拳王が上回っているモノの、内藤は
要所々々で上手く「休む」。長丁場になれば拳王が不利だが、今回は
30分1本勝負。20分を過ぎたあたりで、内藤も休むことが出来なくな
った。

拳王は攻勢を仕掛ける。リング中央でアンクルホールドがズバリと決
まった時は、アップセットが起こる、と本気で思ったのだが・・・。

・・・さすがは内藤
拳王のちょっとした隙を見逃さず、変形デスティーノ→バレンティア→
トドメの正調デスティーノ完璧に畳み掛け、文句の付けようの無い
3カウント。完敗した拳王のイメージを考えると、どう考えてもNOAH
ダメージは深い。時間切れの方が良かった、とまで思ったのだが・・・。

・・・試合後、解説席の武藤がリングに上がり、自身の引退試合の相手に
内藤を指名。いや、このやり方は正直どうかと(^^;)。バカ負けした状
態の拳王がマジで気の毒。だから、今年は今以上に金剛を応援しよう
と決めた!

一応、第四試合にも触れておく。
昨年完膚なきまでにやられたNOAH・清宮海斗が、オカダ・カズチカ
“仕掛けた”。カットプレーに入った折、ストンピングを余裕の表情
で受け流したオカダにカチンと来たらしく、掟破り顔面キック
この攻撃にキレたオカダが、試合そっちのけで清宮と殴り合いを展開。
試合はノーコンテストとなった。

個人的に、清宮の行動は大正解だと思う。
いや、逆にココでオカダに対して仕掛け無いようであれば、清宮海斗
というプロレスラーを僕は見限っていたような気がする。
オカダにとってはアレだが、これで清宮vsオカダ黄金カードに進化。
これは素直に評価しなければなるまい。

両団体の対抗戦、今年はあと2〜3回やるべきなんじゃないかと。
単純に試合内容が良いし、何よりも拳王にリベンジのチャンスがある
べき。今回は100点満点の興行、だから続きが観たい!

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