#イラストミステリー
前作『変な家』に続き、またも家人が図書館で借りてきた本を又借り(^^;)。
今回は約3時間で一気に読み切った。メチャクチャ早い(^^;)。
『変な家』の重要なアイテムが“平面図”であったのに対し、今回のソレは
“絵”。13年前、とあるブログにアップロードされていた数枚の絵から、と
んでもない事件が発覚していく・・・という感じ。
驚いたのは、今作がなんと連関型の連作短編であり、中山七里もビックリ
のどんでん返しを魅せてくれたこと。ミスリードを誘いまくる文章もすば
らしく、前半から張り巡らされた伏線はラスト付近まででその全てが回収
される。まるで本格ミステリーを読んでいるような感覚。読み応えは満点
で、雨穴という作家のポテンシャルを大いに感じた。
こちらももちろんYouTubeに動画がアップされているので、まずはそちら
をチェックして欲しい。このYouTuber作家、注目に値するな、マジで。