#三つ子の魂、しかし・・・
最もアメリカに近いメキシコ、ティファナで行われたボクシングの試合。
井上尚弥に惨敗を喫したあの“悪童”ことルイス・ネリの再起戦で、対戦相手は
なんと日本の亀田京之介。124ポンド契約のノンタイトル戦。これがabemaで
生中継されたので、帰宅してからアーカイブを確認してみた。
正直言うと、ネリも京之介もハッキリとキライなボクサー(^^;)。
どちらも応援する気は無かったし、どちらが負けてもそれはソレでザマァ、と
いう試合だと思っていたのだが・・・。
ネリの完全なワンサイドゲーム。的確に強烈なパンチをまとめ、主導権を渡さ
ない、という格上感たっぷりな内容。しかし、驚いたことに京之介は被弾しな
がらも前に出た。何より、6Rまでダウンしなかったのはちょっと・・・。
バッティングで両目尻をカットし、防戦一方となった京之介は7Rで力尽きた。
ただ、強い弱いはともかくとして、京之介はこれまでの亀田家ボクサーたちと
は一味違う個性をアピール出来たかも。あの従兄弟たちと比べれば、圧倒的に
「おもしろい試合」を魅せたのだから。
・・・とはいえ、京之介が世界戦線に立つことは無いんだろうなぁ、とも思った。
ボクシングでは無い何か、なら可能性ありそうなんだけどな、この選手・・・。