ROAD TO TOKYO DOME・ライトキューブ宇都宮

#棚橋最高!


新日本プロレス『ROAD TO TOKYO DOME』ライトキューブ宇都宮大会
棚橋弘至北関東最後の降臨首都圏であるが故に集客が難しい栃木県の興行
だが、さすがに今日は気持ち良いくらいの満員。今日足を運んだ人たちは、凄く
ラッキーだった、と思わせてくれる大会だった。

「棚橋弘至ファイナルロード〜継(つなぐ)」、栃木大会のメインイベントは、
棚橋弘至vsエル・デスペラード。本人曰く、“前世”高橋ヒロムと同期であった
デスペも、もちろん“あの頃”を知る選手。ヒロムと比較すれば、テクニック
ンスもあり、海外遠征にも先に出た若手であったが、才能が開花するまでちょっ
と時間がかかってしまったプロレスラーである。

・・・デスペは、鈴木軍時代のヒールファイトを選択した。
それでなくとも天性のベビーフェースである棚橋を生かすための最善手であり、
けしてコンディションが万全でない棚橋を相手に、最後まで試合をコントロール
結果的に試合は負けたが、棚橋ファイナルロードの中でも1、2を争う名勝負
してしまったのだから、完全に唸ってしまった。そして、デスペの試合後のコメ
ントがまた見事。↓↓、バックステージの映像も観て欲しい。

三上恭佑高橋広夢、その少し後輩にあたる渡辺高章の3人が、今も名前と姿
変えながら新日本プロレスに居続けてくれていることを、誰よりも喜んでいるの
が、他ならぬ棚橋弘至、だと思う。暗黒期に入門した3人の中の1人に、全てを
委ねて最高の試合が出来る。まもなくファイナルを迎える棚橋にとって、素敵す
ぎるプレゼントになった、と思う。

棚橋弘至ファイナルロードは、明日の後楽園ホール・藤田晃生戦を残すのみ。
興味深いカードであるのはもちろんだが、何よりも棚橋最後の後楽園ホール・・・。
明日の夜も号泣することになるんだろうなぁ、きっと。

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