なぁんとなく購入した元週刊ファイト編集長・井上譲二氏が監修する書籍。
宝島社からリリースされている本なので、いわゆる“暴露系”に偏るのは解っ
ていたが、ソコはジョージ井上、なんとか上手くまとめてくれる、と思って
いたのだが・・・。
副題に「YouTube時代に出た最終結論」とあるが、だとするならその結論
はもう何年も前に出ていたことになる(^^;)。ちょっとディープなプロレス
ファンなら全員が知っていることの羅列に過ぎず、しかもそういう人たち
しか買わない本だと思うんだけどなぁ・・・。
読み物として面白かったのは、週刊ファイトのデータがなんとか生かされ
ている「アンドレ・ザ・ジャイアントを投げた男たちは本当か?」くらい。
あとはラッシャー木村のエピソードも少しグッと来たけど・・・。
ちょっと残念な出来。ジョージじゃなくて波々伯部さんに期待した方が
いいな、きっと。