たまたまテレビを点けたらライブ放送していた「KNOCK OUT vol.2」。
新日本プロレスの親会社・ブシロードが手がけるキック・ボクシングの大会
で、K-1などの他の団体と大きく違うのは、“ヒジあり”という危険なルールで
あること。団体のキャッチフレーズは「殴る・蹴る・斬る」。年末のRIZINで
活躍した那須川天心のホームリングでもある。これ幸い、とばかりにそのまま
観戦。コレが結構凄い大会だった。
全6試合はどれも面白かったのだが、度肝を抜かれたのは↑↑の石井一成。
異名は“SUNRISE PRINCE”、福岡出身・18才のイケメン。しかし戦績は凄まじ
く、主戦場はなんと本場のタイ。昨年はこのムエタイの本場で6連続KO(!)、
2月にはやはりタイでのトーナメントを制し、True4Uフライ級タイトルを獲得。
素質は那須川に勝るとも劣らない選手、らしい。
・・・確かに凄かった。
相手の矢島直弥もかなり心の強い選手で、どんな攻撃を食らっても怯まずに立
ち向かって行くのだが、正直レベルが違った。パンチ・キックにヒジを加えた
恐ろしいコンビネーションに加え、相手の乱打をほぼよける動体視力の良さ。
KNOCK OUTでは最軽量級のフライ級だが、1〜2階級上の選手でも余裕で相手
を出来そう。
もしかしたら、ヒジがある分K-1より面白いかもしれない。
6試合中判定までもつれたのは1試合だけだし、選手のレベルも恐ろしく高い。
那須川と石井の試合が組まれるのであれば、一度観に行きたいかも。
武尊vs那須川とか、どこかで実現しないかなぁ・・・。