Branko Cikatić

#K-1Legend


K-1 WORLD GP・初代ヘビー級王者ブランコ・シカティック氏逝去。
死因は明らかにされていないが、2018年に肺塞栓症および敗血症のため
入院、近年ではパーキンソン病を患っていたという。享年65

実は日本に純粋な格闘技ブームを呼んだのはこの人だったと思う。
↑↑は第1回K-1WGP決勝戦だが、この時にブランコ(と対戦相手の
アーネスト・ホースト)の名前を知っているファンはほぼ居なかった。

このトーナメントに参加したのは佐竹雅昭モーリス・スミスピーター
・アーツチャンプア・ゲッソンリットなど、プロレスの団体で異種格闘
技戦を行った人が殆ど。決勝はスミスvsアーツが予想されていたが、上が
って来たのは全く無名だったこの2人だったのに驚いた。

今見返してみても、凄いレベルの凌ぎ合い。
カウンターのパンチと軌道の変わるキックで攻め続けるホーストを、たっ
た一発のパンチで切って落としたブランコの「強さ」に、大観衆は狂喜。
この大会一発でK-1の成功は確実なモノとなった。

全てはブランコ・シカティックが居たからこそ
尊敬すべき「伝説の拳」に、大いなるリスペクトを。また必ずどこかで。

K-1 WGP 2020 K’FESTA.3

#ヒーローを泣かすなよ!


非難囂々の「K-1 WGP 2020 K’FESTA.3」。
開催に関する云々はアッチでいろいろ書いたのでご参照を。ここでは、
セミに登場したK-1のエース武尊について。

コロナ騒動にまつわる対戦相手の変更に加え、折からの調子の悪さが
ピックアップされていた武尊だが、試合では見事にムエタイの強豪、
ペッダム・ペットギャットペット2RKOに切って落とした。武尊ら
しい豪快な試合だったのだが、問題はその後のマイクアピール

・・・泣かすなよ、武尊を(–x)
涙のマイクアピールは、間違い無く神童・那須川天心との試合の実現
を願ったモノ。世間からは「逃げている」とされているが、この表情
を見ると、それが武尊の本意では無かったことが一発で理解出来る。

ずっと新生K-1の象徴で在り続けた武尊。そんな功労者を、公の場で
涙させてしまったのは、一体誰なのか? そろそろハッキリさせるべき
だと思う。

おそらくK-1運営側は「もしかしたら負けるかも?」があるから、い
くら武尊自身が夢のカードを訴えても実現を拒否した。時間が経てば
経つほど武尊が不利になるにも関わらず、だ。

何が罪なのかと言うと、現状の武尊と天心では、3:7くらいで天心
の方が実力が上、と判断されること。これがもし3年前であったら、
本当にどうなるか解らない極上のマッチアップだったと思う。

・・・遅きに失した感はあるし、武尊が完敗する場面も見たくは無い。
でも、武尊がこの試合を欲するのであれば、それを見届ける覚悟は
こちらにもちゃんとある。

それでも実現しないのなら、そんなプロモーションに価値など無い。
Knock Outに移籍してもいいんじゃないかな、本当に。

那須川天心vs亀田興毅

#ボクシングルール #TVマッチ


abemaTVの企画「那須川天心をKOしたら1,000万円」シリーズのスペシャル、
那須川天心vs亀田興毅のボクシングルールによる3Rマッチが本日オンエアされた。

天心は好きだが、この企画はどうも好きになれず、これまで一度も観たことは
なかったのだが、今日はさすがに視聴した。天心の「ボクサーとしての実力」
確認するためである。

いろいろあった亀田興毅だが、まがりなりにも3階級制覇を達成したボクサー。
正直、現役時代のどの試合も話題性以外のインパクトは無かった選手だが、一点
だけ観るべきところがあるとすればディフェンスの巧みさ。さすがに天心も攻め
あぐねるんじゃないか?と思っていたのだが・・・。


ルールは3分3Rのボクシングルール12オンスグラブ及びヘッドギア着用。
1Rから天心のが冴え、回転の速い連打が面白いように当たるのだから凄い。
特に開幕に放ったテンプルへのフックは強烈で、ヘッドギアが無かったら興毅
はKOされていたと思う。


最終の3R、なんと両者はヘッドギアを外して再開
押され続けていた興毅も意地を見せ、幾つかのパンチを当てたのだが、天心の
回転は全く止まらず。KOこそ逃したものの、内容的には天心の「快勝」だった。

那須川天心、純粋にボクシングをやったとしても、世界を狙えるレベルにある、
と感じた。一方、またもやボクシング界に泥を塗った形となった亀田興毅だが、
これまでの亀田の試合でいちばん良かった気がする。終盤、あきらかにやせ我
慢しながらの「打ってこい!」には、不覚にも感動した。現役時代に1試合でも
こういう試合を魅せてくれたら、もっと人気が出たんじゃないか?と思った。

前夜、日本ボクシングコミッションと日本プロボクシング協会が共同声明を出し、
格闘技界やネットテレビなどで行われている「ボクシング」と銘打つイベント
否定的な立場を表明した。思わぬ逆風の吹いた企画だが、エキシビションのレベ
ルを上回る試合を魅せてくれた2人の選手に感謝したい。

ただ、天心はもうこの手の企画に乗らないで欲しい、とも思う。
今後プロボクサーとの対戦が組まれたとしても、ルールはMMAかキックで体重
の釣り合う選手とのみ試合して欲しいのが本音。ボクシングルールは天心にも
対戦相手にもリスクが大きすぎるので・・・。

武尊のやるべきこと

昨日大阪で行われた「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強
決定トーナメント~」をAbemaTVにてタイムシフト視聴。全試合を観たワケ
ではなく、気になっていた後ろ3試合を。ここで書くべきはやっぱり・・・。

K-1スーパーフェザー級タイトルマッチとして行われた武尊vs皇治
ビッグマウス皇治地元大阪“最強王者”武尊に挑んだ一戦。試合前の
舌戦は皇治が主導権を握り、前評判を盛り上げた。


しかし試合はやはり武尊の独壇場。試合途中からは微笑みさえ浮かべながら
皇治を蹂躙。地元で負けられない皇治だが、正直技術のレベルが違いすぎる
しかし、何度かダウンを喫しながらもKOを拒否し、判定まで持ち込んだ根性
だけは立派。

判定はもちろん3-0武尊。しかし、皇治の根性が際だった試合だったこと
は否めない。アウェイとは言え、ここは武尊が倒しきるべきだった。何故な
らば・・・。

試合後のインタビュー、武尊は明言こそしないモノの、あの禁断のカード
実現を口にした。であるのなら、やっぱり皇治に判定まで持って行かれたと
いう事実は痛い。ここでKO勝ちしていれば、発言にもっと説得力が生まれて
いたハズ。

おそらく、武尊は今緩やかにピークを下降している最中だと思う。
あのカード・・・つまり、那須川天心との一戦を行うのであれば、ここ1年が
勝てる最後のチャンスになると思う。この機を逃し後にスライドするような
ことになったら、新生K-1をここまで引っ張ってきた功労者のキャリアに傷
がついてしまう。

僕の予想では、今試合が行われればK-1ルールで武尊ヒジありのルールで
天心に分がある気がする。この試合がドリームマッチとして成立するのはお
そらく来年限り。天心がK-1に乗り込むのがいちばん良いと思うんだけど・・・。

K’FESTA.1

新生K-1となってから初のアリーナクラス・ビッグマッチ「K’FESTA.1」
をAbemaTVのライブ中継にて観戦。
あのゲーオ・ウィラサクレックをKOして完勝した平本蓮や、ウェイトオーバ
ーしたライト級王者、ウェイ・ルイに見事な制裁を加えた卜部功也など、語
るべき選手・試合が多々あったのだが、やはりココは・・・。

空位となっていたK-1スーパーフェザー級王座決定トーナメント
フェザー級王座を返上し、3階級制覇を狙ってトーナメントに参加したエース
武尊は、1回戦こそギリシャのスタロウスに粘られ判定に持ち込まれたもの
の、準決勝郷州征宜決勝小宮山工介KOし、格の差を魅せつけた上で
快勝。新生K-1初のビッグマッチのメインに相応しいカリスマを魅せつけた。

本人も最後のインタビューで語ったことなのだが・・・。
今現在、キックのファンがいちばん観たいカードを、早い内に実現すべき。
もちろん、武尊vs那須川天心の一戦である。

年齢で7歳の差(武尊が年上)がある武尊と天心。仮にこのカードが3年後に
実現し、天心が勝ったとしても、武尊が全盛期を過ぎていた、と見られてしま
うかもしれない。であるならば、天心がK-1に出向き、武尊に挑戦すべき。
K-1側ももし天心から参戦の希望があれば、四の五の言わずに武尊とのカード
を組むべきだと思う。

僕の見解は、現状ではやや天心に分がある気がするが、実力は拮抗。武尊に
とっても、ここ1年が天心に土を付ける最後のチャンスだと思うんだけど・・・。
明日、武尊の発言を受けた天心がどんなコメントを出すのか見物。
某総合格闘技イベントの人たちは、絶対に余計な口出しをしないで欲しい。

とにかく武尊、本当にすばらしかった。当分相手が居ないな、きっと。