天心 × 武尊

#遅すぎた決着


『THE MATCH 2022』、閉幕

全戦レビューをアチラに書いたので、他の試合についてはご参照を。
ここではメイン、那須川天心 vs 武尊頂上決戦について。
スクショをたくさん撮って試合展開を細かく追おう、と思ったのだが、それ
でもきっと伝わらない気がするので、諦めて文章にて記載します。

試合開始前、リングでコールを受ける時の武尊の顔
K-1で対戦相手を完膚なきまでに叩きのめす時の武尊は必ずこの顔をしており、
恐ろしさが増した。思わず「天心大丈夫か?」と思ったが、天心も引き締まっ
た恐ろしい表情。この段階で、既に名勝負は確定していた。

1R、武尊は恐ろしい顔で笑いながら天心を挑発する。しかし、武尊は大きめ
のパンチを連発し、空振りを繰り返す。このミスを天心が見逃すワケが無く、
見事なカウンターを決めてあの武尊からダウンを奪って魅せた。あの武尊の
笑顔に動じずに攻撃できる天心の精神力が凄い。

一貫して天心を応援していたつもりの僕だが、武尊のピンチに顔を歪めた
武尊はけして諦めず、終盤には挽回したのだが、その時は天心を心配してハッ
とする、という自分の本末転倒な心持ちに呆れてしまった。

KO決着こそ無かったモノの、万人が納得する天心の完勝
天心は最高のカタチでキックのキャリアを終え、ようやく国際式ボクシング
の世界に飛び込める。これまで本当にありがとう。ボクシングでも世界を取
ってくれたら、こんなに幸せなことは無い。

武尊、は・・・。
やっぱりタラレバの話をしないワケに行かない。

もしこの試合が少なくとも5年前に実現していたら、結果が違うことも充分に
あり得た筈。その件は何度もココに書いて来たが、僕から言わせれば「タイミ
ングを逃した所為で噛ませ犬になった」気がしてならない。
今出来る最高の試合を魅せてくれた、とは思うが、もしあの時に・・・と思うと、
なんとも言えない悔しさが残る。

もしかしたら、僕が大いに興味を持って格闘技を観るのは、今日が最後かも
しれない。だからこそ、世紀の一戦が実現しれくれた事実には感謝したい。

天心も武尊も、本当にお疲れ様でした!

RISE EL DORADO 2022

#不安


RISE EL DORADO 2022・代々木第一体育館大会をAbemaTVにて。
今日は『神童』那須川天心RISEラストマッチ。本当なら、今日のこの日で、
天心のキックのキャリアが終わる筈だった。

主戦場であるRISEでの最後の試合の相手を務めたのは、なんと同じジム風音
しかも、風音のセコンドには天心の名伯楽である筈の父親の姿も。この奇妙
もいえるシチュエーションの試合がどうなったのかと言うと・・・。

僕がこれまで観て来た全ての那須川天心の試合の中で、いちばん「らしくない」
展開。天心キック胴回し回転蹴りで見せ場こそ作るモノの、ある意味天心の
最強の武器である【ディフェンス】が欠如。ディフェンスからのとんでもない
カウンターでKOの山を築いた天心だが、本気で勝ちを取りに来たジムメイト
風音だからこそ、通常の攻撃では倒れない、という悪循環

・・・結果、2-0判定で天心が勝利こそしたものの、天心らしさが殆ど出なかっ
た試合になってしまった。う〜ん・・・。

心身ともにピークを作りつつある武尊に対し、本人の言っているように今のま
まの天心ではヤバイ。これまで、武尊vs天心「天心の負け」を予想すること
は無かった僕だが、今日の試合を観ていたら遂にそんな気持ちが沸いてきた

天心は武尊に勝利出来なければ、今後のボクシング転向に暗雲が刺すかも・・・。
世紀の一戦まであと2ヶ月しか無い。大丈夫かなぁ・・・。

那須川天心 vs 五味隆典

#エキシビション


那須川天心RIZINラストマッチは、なんとエキシビションマッチ
対戦相手となったのは、かつてのPRIDE武士道エースであり、火の玉ボーイ
の異名を欲しいままにしたレジェンド五味隆典

・・・危険な試合だった、と思う。
天心の足は速く、手数もクリーンヒットも確実に五味の上を行ったハズだが、
おそらく五味は途中で「これなら耐えきれる」と判断した気がする。天心の
パンチが弱いのではなく、五味の10kg以上重いウェイトと化した所為。

適正体重からあまりに逸脱した試合は組まないで欲しい。
考えてみれば、天心が事実上唯一の「負け」を喫した試合もメイウェザー
のエキシビション。大事に至らなかったから良かったモノの、もしこの試合
で事故が起きたら、と考えると、吐き気すらする。

RIZINが無ければ天心を知ることも無かったので、それについては感謝する。
しかし、その危険さから厳格にすべきルールが守られない格闘技の試合を度
々組んでしまうRIZINには、正直嫌悪感しか沸かない。
天心が去った今日を以て、RIZINは特に注視すべき団体ではなくなった。

ただ、那須川天心には心からの「ありがとう!」を。RISEの最終戦と6月の
武尊戦、本当に期待しています!

天心 vs 武尊、実現!

#夢の実現


↓↓、本日行われた記者会見

ORICONの編集版を貼り付けておりますが、RISEK-1が収録・配信してい
る完全版の方も是非チェックしてみてくださいませ。

・・・とにかく、正式決定して良かったな、と。
何年も引っ張られたおかげで武尊年齢的なハンデは出来てしまったが、
ペタス戦で魅せた圧倒的な強さが今も健在であれば勝ち目はある。なんと
かギリギリで間に合った、という感じ。

対する天心は肉体的にも年齢的にも今がピーク。しかし、体重というハン
デを抱えての一戦になるのが少し心配なところ。公平に見て、武尊はこれ
までで最強の難敵なのは間違いないが、今後の為にも勝利してキックのキ
ャリアを終える必要がある。

決戦は6月
おそらく東京ドーム、もしくはさいたまスーパーアリーナということにな
りそうだが、さすがにこの試合だけはで観ておきたい。チケットの発売
情報をしっかりチェックせねば・・・。

・・・ただ、相変わらず胡散臭い実行委員会のプロデューサーだけは個人的に
信用出来ない。この件、場所を改めて。

那須川天心の3対1

#神童


録画しておいたRIZIN.28那須川天心の試合をチェック。

公式試合ではなく、キック無し立ち技変則ルール。契約体重は特に無し、
バックブローが許されているので純粋なボクシングルールでも無い。1R3分
3ラウンドのエキシビションのような試合だが、ハードなのはラウンドご
とに対戦相手が違うこと。1Rはホープの大崎孔稀、2RはK-1甲子園世代の
HIROYA、3Rはなんとあの所英男。ある意味危険なマッチアップである。

元々今日の東京ドームは、天心vs武尊のために押さえられていたらしい。
武尊の負傷でこのドリームマッチが流れたため、天心はこういう変則的な
試合をせざるを得なくなった

試合後、天心は3月からのボクシング転向を正式にアナウンス。
キックルールの試合は、あと2〜3戦ということになると思う。

武尊絶対に間に合わせなければならない
もしこのカードが実現しないまま天心がボクシングに転向すれば、それは
残念ながら武尊の所為、ということになる。天心にこんな危険なお茶濁し
試合をさせたのは武尊の責任。天心はずっと待っていたのだから。

・・・それと2Rの相手を務めたHIROYA、残念ながらちょっと見損なった
体重で圧倒的に勝りながら、1Rしか無い試合でガードを固め、殆ど手を出
さないことに何の意味があるのか? 昔、K-1の試合でHIROYAを認めたこと
があったのだが、今日のHIROYAには本当にガッカリした。

今回のRIZIN、その他の試合もなかなかおもしろかったのだけど、それでも
熱く語るべき試合があったか?と問われると?マーク。希望があるとすれば、
気を吐いたボンサイ柔術勢と、井上直樹の今後か?
それでも厳しいだろうなぁ、RIZINは。