#伝説の終わり
昼過ぎに突然入ってきたニュース。
マンガ家の藤子不二雄Ⓐ(敬称略)こと、安孫子素雄さんが川崎市の自宅で死去。
自宅敷地内で倒れているところを発見された模様で、死因は今のところ不明。
遺体に目立った外傷は無し。享年88。
・・・いつかこの日が来る、とは思っていたが、事実として記事が配信されると
やはりショック。いや、ショックという言葉で片付けられないくらい、心が
ざわつき、喪失感に苛まれた。
大袈裟で無く、Ⓐ先生は僕の人生に大きな影響を与えてくれた偉大なマンガ家。
「ドラえもん」のブレイクからずっと続く藤子不二雄ブームは、その殆どが
藤子・F・不二雄先生由来だが、少年期を超えて今に至るまでずっと、僕らの
心を鷲掴みにし続けたのは、間違い無くⒶ先生その人。同じ時代を生きたF先生、
手塚治虫先生、石ノ森章太郎先生、赤塚不二夫先生、矢口高雄先生らが鬼籍に
入ってからもなお、僕らのシンボルとして君臨し続けてくれた。
あの尾田栄一郎をして「かないません!」と言わしめた最強のマンガ家。
つい最近まで現役で仕事を続け、新しい刺激をずっと送り続けてくれたことは、
感謝してもしきれない。
史上最高の天才マンガ家は、遂に新しい道へ。
まずは久しぶりにF先生と合流し、少太陽の最新号から始めてみるのはどうか?
そうであるのなら、僕もこの後に大きな楽しみができるので。
Ⓐ先生、本当にお疲れ様でした。
そして、僕に「まんが道」を、「魔太郎がくる!!」を、「怪物くん」を、
「愛・・・しりそめし頃に・・・」を、「オバケのQ太郎」を届けてくれて、本当に、
本当にありがとうございます。そして、メチャクチャ寂しいです・・・。
だからまた必ず、どこかで。アチラで読める新作を、楽しみにしています。