「WWE CRUISERWEIGHT CLASSIC」、4週目。
トーナメント一回戦最後の4試合、アメリカのインディー系有名どころが多数出場。
今週も印象に残った試合順にて。
▼ 〇ジョニー・ガルガノ(横入り式十字架固め)トーマソ・シャンパ×
この試合のみ妙に因縁めいた雰囲気。ガルガノとシャンパはNXTレギュラー組であ
り、更にタッグチームパートナーでもある。まさかこの試合が一回戦屈指の好カー
ドになるとは、ちょっと予想が付かなかった。
正しく「ザ・現代プロレス」。丁寧なチェーンレスリングの攻防から、当たりの強
すぎる打撃戦、そして最後は説得力抜群のクイック系で決着。昨年サンノゼで目撃
したガルガノは既に一流の風格。シャンパの打撃もかなり良く、試合後に座り込ん
だまま抱き合う二人の姿に感動を覚えた。This is Awsome!
▼ 〇ジャック・ギャラガー(ドロップキック→体固め)ファビアン・アイクナー×
ギャラガーはZERO1に来日したジャック・アンソニー。アナウンスでは同じ英国出
身のビル・ロビンソンの名前が連呼されていたが、ファイトスタイルはやはり英国
のレジェンド、ジョニー・セイントの戦法に近い。グラウンドレスリングが面白い
選手は観てて本当に飽きない。イタリアのアイクナーも奮闘したが、一歩及ばず。
ギャラガーの次戦は戸澤。果たして・・・。
▼ 〇リッチ・スワン(その場跳び450°スプラッシュ)ジェイソン・リー×
今週のお目当ては“ザ・オールナイト・ロング”ことリッチ・スワン。優勝候補に
挙げられている名選手であり、日本での知名度も高い。対戦相手は長くZERO1の
リングに上がっていたジェイソン・リーであり、好勝負は必須と思われたのだが、
イマイチ盛り上がらず・・・。ただ、ジェイソンはホーホーの10倍は良かった(^^;)。
順当にリッチ勝利。しかし、その場跳びの450°ってすげぇな・・・。
スコットランドのノーム・ダーはちょっと注目していたのだが、技の繋ぎが少し
ばかりチグハグだったかも。インドのガーフ・シーラとはリズムも合わず、バタ
バタした感は否めず。ただし、フィニッシュのレッグロックの極め方はなかなか
良かった気が。全然悪い試合じゃないんだけど、今週は他が良すぎたな、うん。
4週目で一回戦全試合終了。
日本勢は全員残っているのだが、優勝候補筆頭とされる飯伏幸太がピンチかも。
相手はあのセドリック・アレキサンダー・・・。まさか負けないとは思うけど・・・。