「WWE CRUISERWEIGHT CLASSIC」、8週目。
今週から準々決勝なのだが、準決勝・決勝は10週目でライブ放送が決まってい
るため、2試合ずつを2週に渡って放送、ということになる。
今週は日本勢2名が登場。というか、4人が4人とも「日本」の香りが色濃い。
オンエア順にて。
▼ 〇グラン・メタリック(ドラダ・スクリュードライバー)戸澤陽×
ドラゴンゲート所属の戸澤が、元新日本所属のマスカラ・ドラダことメタリック
と闘う準々決勝第1試合。この2人がこの大事な場面でどんな試合をしたかと言う
と、起承転結のハッキリした重厚な試合を選択した模様。
とは言っても、要所々々で戸澤は叫び、ドラダは跳ぶ、という両者の持ち味を
発揮する場面も多々。徐々に激しくなる攻防に、場内から「Fight Forever」の
チャントが。
どちらが勝ってもおかしくない好勝負だったが、最後は戸澤のパッケージジャー
マンを封じ、スクリュードライバーで切り返したドラダの勝利。我らのアミーゴ
が、CWC準決勝へ堂々進出!
▼ 〇飯伏幸太(シットダウン式ラストライド)ブライアン・ケンドリック×
優勝候補筆頭・飯伏の前に立ったのは、ベテランのケンドリック。ケンドリック
は日本のファンにはスパンキーという名の方が通りが良い、元アイドルレスラー。
これは飯伏の楽勝かな、と思っていたら・・・。
とにかくスパンキーが老獪。リング下へのエスケープを繰り返し、リングアウト
を狙う、という昔ながらのプロレスを展開。そして飯伏のハードな打撃に対する
受けっぷりも良い。フィニッシャーは鈴木みのるの「逆落とし→フェースロック」
で、コレが決まった時は一瞬大番狂わせが起こったと思った程。
しかし、スパンキーの上手い攻めを凌ぎきった飯伏が、伝家の宝刀・シットダウ
ン式ラストライドを豪快に決め、見事に準決勝進出。ただただ強いな、飯伏は。
・・・試合後、満場から「Thank You Brian」の大チャント。
大泣きしながらリングに上がり、スパンキーを抱きしめるブライアン・ダニエル
ソンの姿を見て、ちょっと貰い泣きしてしまった。
来週はザックvsダー、そしてリッチvsTJ。
ザックは当然勝つだろうけど、リッチとTJは全く予想が付かない。果たして・・・。