NJPW × DDT・一面対抗戦 part2

#2匹目のドジョウ


ちょうど1年前、同じ後楽園ホールで行われた神興行『一面対抗戦』
新日本プロレス矢野通と、DDTスーパーササダンゴマシンの二人が、
お互いの団体の威信を賭けて(?)激突するワンマッチ興行だったハズ
が、行われたのは紛れもなくファイティングオペラ『ハッスル』だった、
という見事なオチ。で、今年も当然のように2回目が開催されたワケな
のだが・・・。

「スポーツマンシップに則った5vs5勝ち抜き戦」ということで開催され
た2回目の一面対抗戦だが、DDT姑息な手段(^^;)を用い、対抗戦の
ールはDDT側が決める、というスポーツマンシップの欠片も無い(^^;)
展開に。強行されたのは「DDT地獄めぐり」。オモシロおかしいDDTの
世界観に、新日勢が翻弄される、という、実にハチャメチャな大会が展
開された。

正直、昨年ほどの感動こそ無かったモノの、最初から最後まで腹を抱え
て笑える、というすばらしい内容。感心したのは新日勢がDDTの世界観
に対応し、しっかりしたエンタメを創り上げていたこと。特にディーノ
と対戦した後藤洋央紀の一貫した「普段通り」は見事だった。あんまり
後藤を褒める機会が無いので、こういうのは嬉しいかも。

あ、昨日BOSJを制覇したYOH
・・・やっぱりお前、最高だぜ!!あと拳王も(^^;)。

BEST OF THE SUPER Jr.33・後楽園ホール④

#BOSJ33


新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.33』後楽園ホール
全てリーグ最終戦シングルマッチだけで10試合消化試合が無いとこ
ろに新日本のマッチメイクの上手さが垣間見える。さすがに今日はどの
試合も注目度が高いのだが、僕はやっぱり・・・。

本日のピックアップは第四試合
現在勝ち点10、YOHの最終戦の相手は、DDTのカリスマ・佐々木大輔
この組み合わせ、正直YOHに分が悪い、と思っていた。

大輔は現在、悪のカリスマとしてDDTを席巻するヒール。しかし、その
確かな実力はファンなら誰もが知るところ。YOHの実力が大輔に劣って
いるとは思わないが、YOHは他団体を相手にすると悪い意味で“付き合っ
てしまう”クセが(^^;)。コレは足をすくわれる、という悲しい読みをせ
ざるを得なかったのだが・・・。

・・・今日もしっかり大輔に付き合うYOH(^^;)。
大輔・・・と言うよりも、DDTの世界観にドップリ浸かり、アントーニオ
本多から伝授された“ごんぎつね”で勝負をかけた(^^;)。正直、この段
階でYOHの負けを覚悟した。ところが・・・。

勝ったのはファイブスタークラッチをガッチリ決めたYOH
試合が決した時、久しぶりに大声が出てしまった。更に決勝トーナメン
トへの進出まで決めたYOH。いや、最高じゃんか!!

決勝トーナメントへ進出したのは以下の通り。
Aブロック・1位:マスター・ワト 2位:藤田晃生
Bブロック・1位:ロビー・イーグルス 2位:YOH

6月5日にGメッセ群馬で行われる準決勝のカードは
マスター・ワトvsYOHロビー・イーグルスvs藤田晃生の2試合。

・・・コレはワンチャン、YOHの優勝があっていいんじゃない???

BEST OF THE SUPER Jr.33・キラメッセぬまづ

#BOSJ33


新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.33』キラメッセぬまづ
美味しいサカナ後ろの猫沢さん(^^;)でお馴染みの沼津、大きなシリー
ズには欠かせない場所になった感。しかし今日は、新日本プロレス自体
青天の霹靂的な発表があり、会場もそこそこザワついたらしい。
その件の詳細はまた別で書くとして・・・。

本日のピックアップ第四試合
HOT金丸義信DDT・DAMNATION T.A佐々木大輔悪の一騎打ち
どちらも“曲者”な上に試合巧者、そして実力者でもある、という共通項
しかし、その“毛色”が違いすぎる二人がどう闘うのか、大いに興味を持
って観戦したのだが・・・。

いやぁ、二人ともやっぱり上手い
金丸安定感は相変わらずだが、そこに当たり前の様に対応する大輔
やはり只者では無い。大輔はHOT張りにセコンドのイルシオンを試合に
介入させた上に、金丸ウィスキーミスト大喜びする“泥酔キャラ”
完遂。この試合の主役の座を完全に奪って魅せたのだが、それでも勝利
したのは金丸。7分に満たない試合時間の中で、お互いが自分の持ち味
を存分に発揮して魅せた。

・・・まるで、質の高い四コママンガを読んだ後のような満足感。こうい
う試合、G1やNJCではなかなか発生しない。さすがBOSJだな、と感心。
そして、今日もYOHは負け(–X)。どうなんだろう、コレは(^^;)。

KING OF PRO-WRESTLING 2025

#njkopw


新日本プロレス『KING OF PRO-WRESTLING 2025』両国国技館大会。
まず最初に言っておく。新日本プロレス、やはり日本最大の団体。ここまで
内容の濃い大会になるとは、正直思わなかった。

第一試合のIWGP女子王座戦からメインのIWGP世界ヘビー級選手権まで、捨て
試合が一切無い、凄まじい内容。6試合行われたタイトルマッチのうち、4つの
王座が移動したのだが、どの試合も最高な上に、“今後”に含みを持たせて来た
のだから凄い。

まずはメインKOUNOSUKE TAKESITAが難攻不落のザック・セイバーJr.
攻略し、初挑戦IWGP世界ヘビー級王座を奪取。竹下、三団体所属とはいえ、
DDTに籍を残したまま新日本の頂点に立ってしまったのだから凄い。竹下の
戴冠で、来年ドームまでの流れが更におもしろくなった!

そしてセミファイナルIWGPグローバル選手権は、とんでもない消耗戦の上、
辻陽太が王者のゲイブ・キッドを破り、二度目の戴冠。試合が凄かったのは
当然として、その後に無所属(旧L.I.J勢)と、BC WAR DOGS緊急合体
この展開はさすがに予想出来なかった。すげぇな、コレ・・・。

何よりも第六試合NEVER無差別級選手権が凄いことに。
王者のボルチン・オレッグに対し、いつものように乱入三昧でベルトを強奪
して魅せたEVIL。試合後もボルチンを痛めつけるHOT勢に対し、鬼の形相で
リングに上がったのは・・・なんとウルフ・アロン!!
この乱入シーン、控えめに言って最高。ホンの1分ほどではあったが、ウルフ
強さ・スター性を見事に訴えた。ドームでのデビュー戦は、ほぼEVILとの
NEVER王座戦になることが確定。メチャクチャ楽しみだ、コレも。

後はIWGPタッグにも触れたいところだが、長くなるのでソレは改めて。
今日の大会を観て、やっぱり新日本は凄い、と改めて感じた。この勢いのま
ま突っ走って、来年のドーム超満員になるといいなぁ・・・。

男色ディーノ × 棚橋弘至

#これが、プロレス


DDT『WRESTLE PETER PAN 2025 day2』後楽園ホール大会。
ダブルメインイベント1、ドラマティック・ドリームマッチ対戦カードは・・・。

男色ディーノ vs 棚橋弘至
年齢にして一歳違いの両雄は、共に大学時代、関西で学生プロレスのカリスマ
だった。しかし、関西の学生プロレスは関東の様な横の繋がりは無く、この時
代の両雄が絡むことは無かった。その後、棚橋は新日本プロレスに入門、自他
共に認める“エース”となり、なんと社長にまで登り詰めた。一方のディーノも、
ゲイキャラクターを極め、DDTの“アイコン”に。棚橋は来年初頭の引退が確定
しており、二人の対戦は夢のままに終わる、と思われていた。が・・・

棚橋引退がアナウンスされてしばらく経った頃、ディーノは自らのNoteにて
棚橋弘至への想いを激白。言わないで後悔するより、言って後悔する方がマシ
と開き直り、棚橋との対戦を要望した。おそらくDDTは、ディーノの意向を尊
重し、新日本と交渉。スーパーササダンゴマシンからの「奢り」として、この
禁断のカードが実現に至った。

この試合を観るため“だけ”に、僕はWRESTLE UNIVERSE会員登録
本当は生観戦したかったのだが、いろいろな事情で後楽園ホールに行くことは
出来ず。ただ、この選択は今にして思えば大正解だった。

・・・だって僕は、最初から最後まで泣いていた。それも、ほぼ大号泣
ディーノがこの試合に並々ならぬ思い入れを持って臨んだことは疑いようが無
いが、一方の棚橋もディーノに対して大きな思い入れがあったに違いない。
そうでなければ、急所の掴み合いキスの交換コスチュームの脱がせ合い
繰り返されたこの試合で、感動などできるワケが無いのだから。

ディーノも棚橋も、本当に懐が深い
プロレスに対する解釈は人それぞれだと思うが、二人が繰り広げた「戦い」
『人生の投影力』を競ったモノであり、結果は完全に互角。エースとアイコン
に、心の底から拍手を贈ると共に、大きな感謝を贈りたい。

そして、改めてディーノにもう一度御礼を。
棚橋弘至は男色ディーノと戦えたことで、計り知れない幸福を手に入れたハズ。
もしかしたら夢が叶った男色ディーノより、かつてターナー・ザ・インサート
だった男の方が、充実感を味わっている気がする。

これこそが、これが、プロレス。観ている僕も、相当幸せだった
プロレスを魅せてくれて、本当にありがとう!