Ms.TARAKO

#まるちゃん


昨日に引き続き、あまりにも悲しい訃報が・・・。
声優のTARAKOさんが逝去。死因は今のところ不明だが、2024年に入っ
てから体調を崩し、療養中に容態が急変した模様。享年63・・・。

TARAKOさんの存在を知ったのは、もちろん『ちびまるこちゃん』で主役
まるちゃんを演じ始めた頃。その頃は深夜TVのバラエティで司会をこな
すなどタレントとしても多方面で活躍しており、僕は単純に彼女のファン
だった。だから今も、毎週日曜夕方にTARAKOさんの声が聴ける、という
事実が嬉しかった・・・。

おそらく僕はもう、『ちびまるこちゃん』のアニメを能動的に見る事が出
来ないと思う。TARAKOさん以外の誰かがまるちゃんを演じる、というの
が想像出来ないし、想像したくない。

思った以上にショックを受けている自分に驚いている。
せめてアチラで、さくらももこ先生とゆっくり話ができますように・・・。

『君に届け』on Netflix

#別マの世界


アニメ『君に届け』3rdシーズンが、2024年中Netflixで配信される、
というニュースをどこかで目にしたのだが、実はこの作品を全く知らなか
った僕(^^;)。良い機会なので、シーズン1・2をNetflixで確認してみた。

・・・完全に甘酸っぱい系の恋愛モノ(^^;)。
さすがにこの歳になると、こういうのはちょっとキツいか、と思われたの
だが、おかしな事にスルスルとハマッてしまう(^^;)。

何故僕がコレに惹かれるのかを冷静に考えてみたところ、テイストが今は
懐かしき『別冊少女マーガレット』の雰囲気だから、というのに落ち着い
た。調べてみたら原作はやっぱり別マで連載されていたらしく、全30巻+
番外編全3巻、累計3,600万部を売り上げているとか。

僕は別マの世界観が好きで、10代中盤からハタチになる頃までの結構長い
間、別マを定期購読していたほど。そう考えると、コレにサクッとハマる
のも納得。三つ子の魂なんとやら、なんだろうなぁ、きっと。

・・・こうなったら、もう原作を読むのは止めておこうかと。
12年前に放映されたシーズン1・2を今の時期に一気に観て、間髪入れず
3rdシーズンが観られる、というのはラッキー以外の何物でも無いので。
いつから配信なのかなぁ、3rdシーズン。

PLUTO on Netflix

#地上最大のロボット


Netflixで10月26日より一挙配信開始となったPLUTO -プルートゥ-
手塚治虫の代表作の一つである『鉄腕アトム』の大人気エピソードである
「地上最大のロボット」を、浦沢直樹長編としてリメイクコミック
段階でも“傑作”とされた作品が、遂に映像化された。

アニメとしての完成度は、ここで云々言う必要が全く無い。
作画はもちろん、効果や音楽も水準を軽く超えるクオリティ。それだけで
も凄いのだが・・・。

やはり、ストーリー
冗談では無く、本当に全エピソードで号泣物語圧倒的に深く全ての
言動に意味のあるシナリオが凄い。そこらへんの映画が束になっても叶わ
ないくらいのドラマ性もまた圧倒的。こんなに凄まじい物語は、今後二度
と出て来ない気がする。

やはりグッと来たのは、1話のノース2号の件と、最終話のアトムとプルー
トゥの会話のシーン。コミックで何度も読んだ場面だが、当代一流の声優
陣が声を充てると、とんでもない“作品”に仕上がってしまう。特にアトム
を演じた日笠陽子、これまでも凄い声優だと思っていたけど、この作品で
“神”の領域に足を踏み入れた、と思う。

大袈裟でなく、全人類が観て、感じて、考えるべき
間違い無く近代アニメの最高傑作。果たして何周することか・・・。

転スラ『コリウスの夢』

#豪華場繋ぎ


2024年春シーズン3が控えている『転生したらスライムだった件』
ちょっと前に小説の最新作もリリースされ、更に夏に公開された映画
もまもなく配信に来そう。シーズン3まで大いに盛り上がる気がする
のだが、取り敢えず“繋ぎ”全3話の短編アニメ配信開始!

「コリウスの夢」
物語TL的には、リムル自由学園の教師を辞めるか辞めないかの頃。
自由組合グラマスのユウキ・カグラザカからコリウス王国の王位継承
問題に関する調査を依頼されたリムルが、イヤイヤながらもノリノリ
で調査に赴く、というお話。

原作の伏瀬氏が書き下ろしたストーリーはコンパクトで非常によくま
とまっており、あっという間に観ることが出来る。驚いたのは最後の
最後に今後のキーマンである“原初”が二人も出演すること。この2人、
シーズン3に出番あるのかなぁ・・・。まだコミックにも登場してない
ですけど(^^;)。

取り敢えず、繋ぎとしては充分過ぎるくらいの充実した内容。
シーズン3、期待しちゃうなぁ、コレは。

16bitセンセーション ANOTHER LAYER

#PC-98


今クールのアニメ、注目すべき大作が主にNETFLIX等で多々あるのだが、
なんとなく・・・いや、かなりそそられるタイムリープモノが!

『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』
主人公は現代に暮らす美少女&美少女ゲーム好き♀イラストレーター
“あること”をきっかけに1990年代に何度かタイムリープを繰り返す。
いわゆる「エロゲー」黎明期弱小ソフトメーカーが群雄割拠してい
“熱さ”のある時代に感化された主人公は、ココで理想のエロゲー制作
を目指すのだが・・・という内容。

何がおもしろいかと言うと、当時の秋葉原の様子がほぼ忠実に再現され
ていること。僕が頻繁にアキバに足を運ぶようになったのも正にこの頃
で、「うわ、懐かしい!」と思う場面が多々出て来る。

そしてPC-98とかDOS/Vとか、今となっては死語になっているワードが
ポンポン出て来る(^^;)のもポイント。

内容は正直ワチャワチャし過ぎな感こそあるが、まぁ続きが楽しみ
ただ、現在5話までオンエアされている中に「Mac」という言葉が無い
のが寂しいなぁ、実は(^^;)。