高田vs北尾、フラッシュバック!

Amazonプライムで配信中の「有田と週刊プロレスと シーズン2」
先週・今週の2週にまたがったトピックは「高田延彦vs 北尾光司」
いやぁ、本当に楽しめました!

YouTubeに絶対上がってると思ったのだけど、意外と発見出来なかった。
唯一試合のハイライトが収められているのが↑↑このビデオだったので
一応載せておく。まぁ、タイトルがちょっと腹立つんだけど(–X)。そし
て出来れば完全な形でいろんな人に見て欲しい試合。なぜなら・・・。

この試合、僕の見た高田の試合の中でもベストと言える最高のカード。
この時僕は武道館2階で生観戦しており、マジで武道館が揺れたのを
目撃している。試合前に突然ルール変更を要求した北尾に対して怒りを
あらわにし、正直フルラウンド時間切れ引き分けに終わると予想してい
た試合が、衝撃のフィニッシュ。あの時感じたカタルシスは、僕の生涯
でも最高だったかもしれない。

とにかく「有田と週刊プロレスと」は必ずチェックすべき。
ファンにしか解らない筈の話題(高田vs北尾なんてまさに^^;)でも、
有田トークテクがあれば誰でも楽しめる気がする。この番組を毎週
見れば、プロレスファンが相当増えそう。すばらしいです、コレ。

GOLDEN BLOOD

▼ゴールデン・ブラッド / 内藤了(Kindle版)

猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズでお馴染み、内藤了書き下ろし
この人の作品はおおよそでKindle版を同時にリリースしてくれるのが嬉
しい配慮。思い立ってすぐに買える、というのは非常に便利。

主人公は消防隊に所属する救命士・向井圭吾。自らが勤務した大規模な
マラソン大会で突如勃発した自爆テロに巻き込まれ、たくさんの人が死
んで行く様を目の当たりにする。対処に奔走する最中、最愛の妹・恵利
心筋梗塞で急追の報を聞き、更にショックを受ける。持病など無かっ
た恵利の死を受け止めきれない圭吾は彼女の死因を探る。そのうち“奇跡
の血液”とされるゴールデン・ブラッドの存在を知り、この血液が妹の死
ばかりかテロ事件にも深く関係している事に気付いてしまう・・・、という
内容。

いやぁ、すばらしく気合いの入った医療系ミステリー
この手のストーリーは下手すれば難解になってしまいがちなのだけど、
ギリギリのところでその方向に話を膨らませない手腕は見事と言うほか
無い。藤堂比奈子シリーズでその実力の高さは解っていたつもりだった
が、こちらの方が更に洗練され、リアリティが増している。この作家の
成長、本当に著しい。

ミステリーとしては正直少々稚拙。実際、中盤以降で誰が犯人かはなん
となく解ってしまった(^^;)。しかし、それを補って余りあるのが心情描
写の豊かさ。この作品では複雑すぎる男女の恋も描かれているのだが、
そちらの方のオチは全く予想出来ず、最後に思わず唸ってしまった。

藤堂シリーズも良いけど、この手の書き下ろしならいくつでも欲しい。
内藤了も僕の「新作出たらすぐ買う作家リスト」に入った!
もちろん、次作にも期待!

Synchro

「STAND BY MEドラえもん」のテーマソング、「ひまわりの約束」 で、
すっかりメジャーなアーティストになった秦基博。根本的には僕の趣味から
かなり遠い場所にある音楽(^^;)を創るミュージシャンなのだが、1曲だけ
最高に好きな曲がある。

「シンクロ」と題されたラヴ・ソング。
例えば街中でこの音楽が聞こえてきたら、僕はきっと立ち止まって聴いて
しまうと思う。音の運びは非常にキャッチーで、僕らが耳にしていたいろん
な曲からの影響が垣間見えるのだが、とにかく凄いのは秦基博という才能溢
れる男の「声」。素人が口ずさむことすら許されない音域と、圧倒的に切な
ハイトーンボイスは、何故か心に突き刺さってくるから不思議。

昨夜もそうだったのだけど、一人で居る夜にエンドレスで聴きたくなる曲。
こういうのが刺さる、というのは、僕にしてはちょっと珍しい。

何か大事なことを思い出したい人はぜひ。
秦基博の声は、いろんな意味でだと思うので。

 

▼All Time Best ハタモトヒロ / 秦基博

LYOTO is BACK!

日本時間の明日(10/29)、サンパウロで行われるUFC FIGHT NIGHTにて、
THE DRAGONことリョート・マチダオクタゴンに復帰。ライトヘビーから
階級を一つ落とし、ミドル級で強打者のデレク・ブランソンと闘う。

ドーピング違反1年8ヶ月の欠場を余儀なくされたLYOTOだが、我らの
アントニオ猪木から認められた格闘センスは本物。しかし、現在39歳にして
2年近くのブランクに、相手がブランソンというのはちょっと危険かも・・・。

正直、負けるLYOTOの姿は観たく無い
こと才能だけで言うのなら、あのアンデウソン・シウバを上回るポテンシャ
ルを有するLYOTOだから、なんとかしてくれる気がしないでも無いのだが・・・。

良い結果が出ることを望む!
もう一人の「闘魂の遺伝子」は、きっとここでは終わらない!

I Fought the Law

↑↑、CLASHの名曲「 I Fought the Law」のオフィシャルビデオ。
もうすっごく大好きな曲で、CLASH以外のバンドがカバーしてるバージョン
も好きだったりするのだが、話題はそこではなく・・・。

こないだ、コレのすっごいアレンジバージョンを聞いた。
オープニングでお馴染みのギターリフが流れ、さぁくるぞ、というところで、
イントロのままエンディングを迎える、という(^^;)。

最初はただ単に笑ったのだけど、考えてみたらこの曲のイントロはいろんな
場面のアタックジングルに最適。普通に感心したな、マジで。

しかし、ソレきっかけで最近何故かCLASHを良く聞く
・・・燃えたい時には、やっぱりいいかも。