サヨナラの意の「ごきげんよう」

フジテレビ「ライオンのごきげんよう」が本日最終回。
番組放送年数はなんと31年6ヶ月。開始当時は僕ですら10代(^^;)。
まぁ、最初のタイトルは「ライオンのいただきます」だったのだけど。

小堺一機、もう60歳なんだってね・・・。
もちろん、初めて小堺さんを見る人はその年齢に疑問を持たないと思うのだが、
僕らは小堺さんが欽どこ黒子とグレ子グレ子として鮮烈に世に出た様子を
ハッキリと覚えている。従って、天才若手コメディアンとしての印象が余りに
強く、今を以ても若々しく見えてしまう。そういうオーラを30年以上も纏い続
けたプロ根性には、本当にアタマが下がる。

最終回は自分でサイコロを振って自分でトークする、という斬新な設定。
同じく長寿番組だった「笑っていいとも!」が賑やかでウェットに終わった
のに対し、「ごきげんよう」は最後の最後までファニーを貫いた。それはそれ
で、とても見事な最後であったと思う。小堺さん、お疲れ様でした!

今日は「ごきげんよう」とその後の昼ドラ枠が揃って最終回。「いいとも」の
時もそうだったのだが、あって当然の番組が明日には放送されていない、とい
うのがイマイチピンと来ない。

フジテレビはここ1年でいろんな番組を終わらせているが、果たしてソレは
正しいのか間違っているのか? 変わらない、というのも、大きな魅力だと
思うんだけどな、僕は。

チュウニズムで知るボカロ曲

ボカロ楽曲を意識して聴くようになったのは今から約3年前のこと。
僕の場合、そのきっかけはもちろん音ゲー・iOS版のGROOVE COASTER一択。
あそこでカゲロウプロジェクトに出会わなかったら、こういうムーブメントが起こ
っていることすら知らないまま一生を終えていたハズ。

今も新しい曲を知るのは完全に音ゲーから。
iOS版・アーケード版のグルコスは変わらないが、取り出し口がもう一つ増えた。
SEGAチュウニズムスライドバーを叩く系で、BEATMANIAを洗練させたような
インターフェース。グルコスはもう一生懸命やっちゃうから2クレ分くらいで自分の
体力が追いつかなくなるのだが、チュウニはそこまで疲れない(^^;)。
なので最近はグルコス6曲チュウニ6曲が僕の標準ワークアウトになっている。

ただ、チュウニズムに入ってる楽曲はグッと来る感じのモノが正直少ない。
ヘビーに演ってるのはグルコスと被っている曲ばかりなのだが、久々に1曲見つけた。

「ロストワンの号哭 / Neru」。↑↑は鎖那さん歌ってみたバージョン。
ちなみに“号哭”“ごうこく”と読むのは、もちろん先ほどググって知った次第(^^;)。
ハードなギターリフの連続と、ボカロ特有の詰め込んだ歌詞がマッチし、気がつくと
鼻歌で歌ってしまうくらいの名曲。チュウニズムでこの曲をプレイすると、何故だか
妙に演奏に参加している感が出るのが嬉しい。

やっぱりチュウニズム搭載のボカロ曲は片っ端からプレイすべきだな・・・。
まぁ、練習してランク上げないとクリアすら出来ないかもしれないけど(^^;)。

二重生活

▼二重生活 / 小池真理子(Kindle版)

Kindleストアのリコメンドに出て来た作品。
おそらく「二重生活」という意味深なタイトルに惹かれての衝動買い
もちろん、小池真理子という作家の作品は初めてである。

お気楽な大学院生(♀)が、ちょっとオカシなフランスのアーティスト(こちら
も女性、ソフィ・カルなる多分実在の人物)に影響され、彼女が実践した
“目的の無い、全く知らない人の尾行”を自らも行う、という行為に及んでしまう。
名付けて「文学的・哲学的尾行」。ふとしたことから、近隣に住むサラリーマン
(美人の嫁と可愛い娘に恵まれ、絵に描いたような幸せな生活を送っている男)
が彼女のターゲットになるのだが、尾行中にこの男の不倫現場を目撃してしまい、
主人公はすぐに他人の秘密魅了されてしまう。ターゲットの尾行を繰り返して
しまう主人公だが、続けるうちに自分の生活まで壊れて行き・・・。という内容。

すごく悪意をもったあらすじ紹介だが、ハッキリ言えば「変なストーカーオンナ」
のお話。そもそも、不倫現場を発見した時点で文学的・哲学的尾行として成立する
ワケが無く、以降の尾行は単なるゲスな興味に過ぎない気がする。というワケで、
イマイチ設定には納得が行っておらず、途中で興味は失せると思ったのだが・・・。

なんだろう、このゾクゾクするような緊張感(^^;)。
自分が尾行されていることに気付いた時に感じる「怖さ」は充分に想像出来る。
主人公の気持ちは正直1ミリも理解出来ないが、対象者の得体の知れない恐怖
思うと、先を読まずにはいられない。自分がターゲットであったとして、それが
小娘のワケの解らない戯言によるものだと発覚したら、その時僕は怒るのか
それとも笑うのか・・・。

そんなことを考えながら読んでいたら、何故だか周囲が非常に気になった(^^;)。
誰かに意味無く尾行されてないか、電車の中でで注意を払ってしまう僕が居た。
・・・やられた、ってことなんだろうなぁ、きっと(^^;)。

おそらくこの作家の「次」を読む機会はしばらく無いと思うのだが、この作品
は心に留めておく。ただ、二重生活というタイトルに深い意味は無かったな、
きっと。そのへん、ちょっと読み違えました、ええ。

イチかバチかのHDMIセレクタ

ウチのTVHDMI端子は全部で3つ
コレに対し、BDレコーダー×2台スカパーチューナー×1台、そしてPC×2台
当然端子は足りないので、3口のうち1口を分配するしか無い。現状は3in・1out
HDMIセレクタを入れてたのだが、Amazonでちょっと面白いモノを発見!

5in・1outHDMIセレクタ
メーカー名も型番も解らないこれぞ中華!的な製品なのだが、5系統の入力が可能
なコンパクトセレクタは他には無い。レビューを見るともう最悪(^^;)で、普通だっ
たら絶対に購入しないのだが・・・。

お値段、820円(!)。
国産の3系統セレクタですら3,000円くらいするから、コレは本当にバカ安。ダメで
元々、で注文。香港からの発送だったので、発注から到着まで2週間近くかかったの
だが、つないでみたら無事に動作。無論リモコンは効かなかったのだが(^^;)、まぁ
それは許容範囲。これまでもリモコン使って無かったし。

これでHDMI機器があと2台接続可能。近い将来、firestickを導入したいので、ここで
ポートに余裕を持たせておくのは正解だった気がする。まぁ、動作して良かった、と。

一応下記にAmazonリンクを貼っておくけど、動作不良品が届く可能性も否定出来ず。
購入は自己責任(^^;)で。Amazonで自己責任ってのもなんだけど(^^;)。

ブクログの粋な企画

読書に特化したSNS、ブクログ
僕もココで書いたブックレビューをまとめており、登録数は間もなく500冊に達す
る勢い。本棚形式のインターフェースもお気に入りで、並べて行くだけでも楽しい。

そんなブクログが定期的に行っているのが献本企画
話題になっている本をピックアップし、利用者に抽選でプレゼントする、という
企画なのだが、これまで何度応募しても一切当選しなかった。ところが・・・。



当たりました!

映画「ルーム」の原作、エマ・ドナヒュー「部屋」上下巻。コレは映画を観に
行こうと思っていたのだが、どうやら先に原作を読むことになりそう。せっかく
当たったので(^^)。

ブクログはこういう企画を多々やっているので、読書好きはチェックしとくべし。
本が届く、というのはどんな状況でも嬉しいな、やっぱり。