「パンドラ」を思ったより早く読み終わってしまったため、久々にUnlimitedスト
アを徘徊。ピンと来るタイトルのモノがあれば読もう、とか思っていたのだけど、
Unlimited商品によく見る名前の作家を発見。芥川賞作家・川上未映子がソレ。
・・・因縁の芥川賞関係作品だが、「コンビニ人間」でややストレスが薄まった気が
していたので、取り敢えず読んでみることにした。そしてこれまで作品こそ読んで
いないものの、川上未映子は若干気になっていた作家。いわゆる文学系アイドルで、
プロとして音楽活動も続けるミュージシャンでもある、という偏った予備知識アリ。
ハッキリ言えば、その「見た目」に惹かれていただけなのだけど(^^;)。
この作品はお馴染みのKindle Single。
ものの数分で読み終わる短編が1本掲載されているだけなので、この作家について
深く語る資格は本来僕には無いのだけど・・・。もし他の作品もこういう文体で書い
ているのだとすれば、僕にはちょっと敷居が高い(^^;)かもしれない。
登場するアイテムの殆どが「女性」にしか解らないものであり、何がどう凄いの
かが全く理解出来ない。というか、積極的に理解しようとも思えない(^^;)。
その所為か、ラストの唐突な展開も全く心に響かなかった・・・。
基本、そんなもんなんだろうなぁ、アクタガワ系統の人は(^^;)。
ただ、僕にはなぁんの関係も無いのだけど、もしかしたらいわゆる「感度高い系」
の女性陣には受ける可能性アリ、とだけ言っておく。
この作家の他の作品を読む機会は・・・無いだろうなぁ、きっと(^^;)。