お世話になっているIさんから夜遅くに電話。
「新しいパソコンでメールの設定をしていたら変な文言が出た」とのこと。
画面を直接見ていないので何がなんだか良く解らなかったのだけど、どうや
らOutlookの最新版を設定中での出来事らしい。仕方無いので、普段は殆ど
使用しないWindowsマシンを引っ張り出し、Office365のバージョンを最新
にアップデート、その上で挙動を確認してみた。
出たのは↑↑コレ。久々に知らない言葉が飛び出したぞ、
「対象のプリンシパル名が間違っています」(^^;)。
取り敢えずこの段階で「はい」をクリックすると普通にメールの送受信は出
来るのだが、Outlookを起動する度に同じ文言が登場してくるのは腹が立つ。
ということで調べてみたところ・・・。
僕らのような業態のところはどこもレンタルサーバさんにお世話になってい
る場合が多いのだが、この時にメールの送信サーバ・受信サーバのアドレス
を「smtp.独自ドメイン.jp」、ないしは「pop.独自ドメイン.jp」みたいに
設定するのが普通だった。
この挙動はユーザーが「pop.独自ドメイン.jpにメールを読みに行け」、と
命令したら、サーバ側が「このアドレスが入力されたらあのサーバに繋ぐ」
と判断し、その領域に連れて行く、というのが一連。
つまり「pop.独自ドメイン.jp」というのはWindowsで言うショートカット、
Macで言うエイリアスみたいなモノで、厳密に言えば正しいモノでは無いら
しい。「このサーバの証明書にはpop.独自ドメイン.jpと書いてないけど、
つないじゃっていいのね?」と聞き返してくれている、と判断すべし。
この文言が出ないようにするには、正しいプリンシパル名(^^;)を書いてあ
げればよろし。大手のレンサバ屋さんのFAQで「プリンシパル名」で検索す
ると、大抵ダイレクトな送受信サーバのURLが掲載されている。
さくらインターネットなら●●.sakura.ne.jp、GMO系なら●●.gmoserver.jp
みたいな感じで。ちなみにIさんのマシンもココを書き換えたらアラートは
無事に出現しなくなりました(^^)。
まぁ、こういう時代なのでセキュリティには留意しなきゃならないのだが、
正直うぜぇ気がする(^^;)。世の中のメールが全部Gmailになればいいのに、
とか思うんだけどなぁ、本当は。
・・・僕、プリンシパル(LOVE JETSのテーマより)