朝倉兄弟に対する認識を改めなくてはならない

#RIZIN #ジャイアントキリング


全く気にしていなかった「RIZIN18」名古屋大会で、ジャイアントキリ
ングが発生。RIZIN・ベラトールで無敵のバンタム級二冠王堀口恭司
が、朝倉海KO負け。それもたった1分強で・・・。

ネットで記事を見た段階では「信じられない!」という状態。
あの堀口が、ケンカ屋上がりの若僧に負ける姿がどうしても想像出来ず、
YouTubeで映像を探して確認した。これが・・・。


完璧な朝倉の勝利
試合後のインタビューで「狙っていた」と語ったカウンター、コレを打つ
までの課程がまず凄い。回転の速い堀口の打撃を完全に見切り、更にフェ
イントまで入れて牽制。ドンピシャのタイミングでカウンターを入れた後
も、苦し紛れの(と言っても強烈な)堀口のフックに立ち向かい、一発被
弾して鼻血を出しながらも見事すぎるKO技術だけでなく、も強い。
この試合をラッキーパンチで片付けてはならない気がした。

朝倉海と兄の朝倉未来は、共にOUTSIDER出身。元ヤンキーのケンカ屋、
というバックボーンが余りに強烈だったので、正直色眼鏡で観ていたのだ
が、未来が矢地、海が堀口に勝つ、という事実を魅せつけられたら、もう
認めるしか無い。この兄弟、とんでもなく強い

堀口は年末にタイトルを賭けたダイレクトリマッチを要求したらしいのだ
が、再戦しても勝てるかどうか・・・、というのが、今の僕の率直な意見

相変わらずRIZINは全く好きではないのだが、朝倉兄弟の試合は観るべき
もしかしたらUFCでも軽くチャンピオンになってしまうかもしれない。
注目しておきます、今後は。

北尾光司

#八百長野郎 #空拳道


元大相撲第60代横綱で元プロレスラー・元武道家・元総合格闘家
北尾光司氏が2月10日に逝去していた模様。死因は慢性腎不全、享年55

僕らにとって北尾とは、長い間ずっと「A級戦犯」であった。
許せなかったのはやっぱりSWS時代、ジョン・テンタとの試合中にいき
なりマイクを掴み、「この八百長野郎!」と叫んだこと。あの頃の僕は
“八百長”という言葉に敏感で、それをプロレスラー自らが叫んだ事実が
腹立たしいやら悔しいやら。その段階でもう二度と見ることの無い選手
だと思っていたのだが・・・。

それでも北尾を実力者として認めざるを得なくなったのは、Uインター
での山崎・高田との二連戦。あの山崎を子ども扱いし、満を持して行わ
れた高田との一戦では後に伝説となったハイキックでのKO負け。未だに
この試合は僕の観たプロレスの試合の中でもベストと言えるモノである。


逝去のニュースを見て、もう一度北尾のデビュー戦ビガロ戦を確認し
てみた。今この試合だけを改めて見れば、決して悪い内容ではない。
この日は他の試合が凄すぎただけだった、というのはフォローしすぎな
んだろうか?

出来ればもう一度だけ、プロレスファンの前に姿を見せて欲しかった。
ビガロとの決着戦があるのなら、その時はあちらで必ず観戦したい。
ご冥福をお祈りします。

証言1・4

▼証言1・4 橋本vs.小川 20年目の真実 / V.A

宝島「証言」シリーズ最新作。
こないだまで”証言UWFシリーズ”だった気がする(^^;)のだけど、まぁ
応用の利きそうな企画だし、今回のテーマもなかなか興味深いのでOK。

テーマは「橋本真也vs小川直也」
1999年1月4日、新日本プロレス・東京ドーム大会で行われたあのあま
りにも歪な試合に焦点を当て、各方面の関係者へのインタビューから引
き出した「証言」が、淡々と綴られている。下記が証言者。

第1章:小川を「取り巻いた」男たち
佐山聡、村上和成、ジェラルド・ゴルドー、X(元猪木事務所スタッフ)

第2章:橋本を「守った」男たち
山崎一夫、藤田和之、安田忠夫、加地倫三(テレ朝ディレクター)

第3章:橋本を「見守った」レスラーたち
前田日明、武藤敬司、大仁田厚

第4章:橋本vs小川「至近距離見」の目撃者たち
金沢克彦、辻よしなり、田中ケロ、上井文彦、中村祥之、永島勝司、
橋本かずみ

・・・面白かったのはやっぱりこの手の本に普段出てこないテレ朝加地プ
ロデューサー元実況アナ辻よしなり氏の談話。二人はテレビ局からの
視点を大いに語っており、共に橋本に対する「愛」を感じる内容。生前の
強くて豪快で面白かった橋本真也を、懐かしく思い出せた。

これに対し、小川に好意的な証言をしている人がほぼ居ない、というのは
少々寂しい気も。やり方の問題こそあれ、橋本が最後に輝いたのは、やっ
ぱり小川の存在あってのこと。橋本と小川ではキャラ人間力に大きな差
があるのは否めないが、それでも少しだけ小川直也を認めてあげて欲しい
と思っちゃう僕はヘンなのかなぁ(^^;)。

とにかく、“UWF”という文字が外れ「証言」だけになったことで、掘り下
げられるテーマが増えた気がする。SWSインディの本が出たら読むな、
きっと。

Exhibition ≠ Entertainment

憤懣やるかたない話だが、↑↑は大晦日に行われるあの格闘イベントメイン
で行われる試合のPV。僕は那須川天心が大好きであり、心から勝利を願って
いるのだが、だからこそ先に言い訳をしておく。

・3分3Rのボクシングルール
・両者共に8オンスのグローブを使用
・両者の体重差は12kg以上(4階級分)
・エキシビションマッチでフルラウンドの場合勝敗が付かない

もうみんな知ってると思うのだが、こんなバカなルールでの試合が大晦日の
メインで行われる。たとえ天心が負けたとしても、恥じる点は一切無いし、
今後のキャリアへの影響も一切無い、と先に言い切っておく。

・・・これでもし天心が勝ったら、本当にカッコイイ。ガンバレ!

メイウェザー、大晦日出ないってよ

・・・あ〜、早くもそういうこと、という感じ。
今朝ポストされたフロイド・メイウェザーJr.instagramにて、大晦日
那須川天心戦キャンセルする、的な長文が。自身はエキシビション
マッチのつもりだったのに通常の試合とされた、と憤っているらしい。

メイウェザーを責めるつもりは毛頭無い。
考えてみれば天心と闘っても彼になんのメリットも無い。10kg以上軽い
キックボクサーとボクシングルールで試合をしても、まぁ勝って当然だし、
もし負けでもしたら大ダメージ。コレを回避するのは当然の権利なのだ
から。

これはもうRIZIN運営側の問題。
まずはきっちりと「試合契約」が済んだ状態で会見に臨んだのか?とい
うのをハッキリさせるべき。世間を大騒ぎさせ、たった3日後やっぱり
やりません、というのはちょっと酷すぎる。すっかりやる気になり、あ
マクレガーとSNSでやり取りまでして煽りに加わった天心気の毒
ならない。

RIZINのやるべきことはたった一つ。なんとしても大晦日にメイウェザー
を引っ張りだしてくること。それ以外に名誉回復の方法は無いと思う。

そして、THE MONEYにも一言言いたい。
・・・モハメド・アリは、受けたぜ?!