ALL IN

丸藤興行と同じ9月1日に米国イリノイ州シカゴ、シアーズ・センター・アリ
ーナで行われたCody&ヤングバックス主催10,000人興行「ALL IN」
このビッグイベントがNJPW WORLDでも配信開始。ワールドワイドだなぁ、
最近のプロレスって。

ベストマッチはセミ前に行われたケニー・オメガvsペンタ・エル・セロ
ペンタとは、お馴染みのペンタゴンJr.。最初に曙・王道のリングで観た時か
ら凄い選手なのは解っていたが、ペンタはAAA及びLUを主戦場とする選手な
ので、新日系と関わることはまず無い、と諦めていた。が、なんとここで
現役IWGP王者とのシングルが実現。いやぁ、ビックリした。


・・・ここまでの名勝負になるとは。
ペンタ、あのケニーに全く力負けせず、終始互角の勝負を展開。しかも、
ステカ式アームブリーカーパッケージ・パイルドライバーなどの得意技も
キッチリ披露し、ケニーを慌てさせるほど肉薄。

最後はケニーの片翼の天使で惜しくも敗れたが、この才能は是非新日本の
リングに欲しい。すぐにでもヘビー級戦線で活躍出来そう。

そして、驚いたのがラスト。場内が一瞬暗転し、再びライトが点灯すると、
ペンタが明らかに別人(^^;)。正体はクリス・ジェリコ。ケニーをボコボコ
にし、そのまま去って行った。ジェリコが米国でWWE以外の試合に出場し
た、という事実は非常に大きな意味を持つ。果たして今後は・・・。



そしてメイン。
飯伏&ヤングバックスvsミステリオJr.&フェニックス&パンディードとい
う豪華な6人タッグマッチ。全選手が持ち味を発揮しまくり、大いに湧く。
特に初見のパンディード、名前こそ他の選手に劣るものの、随所にセンス
溢れる攻防を展開。今後、ちょっと注目しておこうと思います。

もう一人の主役・CodyNWA世界王座を奪取。まぁ、試合内容はともかく、
このイベントを実現してくれたことを感謝しときましょう、ココは。

さぁ、ALL IN 2はあるかどうか?
WWEがちょっと本気で怒ってるらしいけど、そりゃあそうだろうなぁ(^^;)。
ROH&新日本の連合軍、もしかしたらマジで米国第二の団体になれるかも!

GOLDEN★LOVERS

新日本プロレスと米ROHの合同興行「HONOR RISING:JAPAN 2018」にて、
飯伏幸太&ケニー・オメガのタッグチーム、ゴールデン★ラヴァーズが遂に復活。

飯伏が心と身体を病み、その間に新日本のエースの一角にまで上り詰めたケニー。
今の飯伏は新日本の所属では無く、かつてのライバル・ケニーとの立場は逆転。
日本プロレス界の「宝」とも言える飯伏がもう一度輝くためには、ここでGLの
復活が必要、と判断されたためであろう。


過去を振り返ってみても、飯伏&ケニーほど魅力に溢れるタッグチームは数える
ほどしか存在していない。パッと思いつくのは猪木&馬場BI砲ハンセン&ブ
ロディ超獣コンビ天龍&阿修羅龍原砲くらいなもので、GLはその3チーム
よりも今後の期待値は高いと思う。

飯伏が本当にトップに立つには、ヘビー級のタイトル獲得が急務。まずはGLで
IWGPタッグ、年内にはIWGPヘビーのベルトを巻いた飯伏の姿が観たいところ。
天才、遅ればせながら走り出す。おそらく今年の新日は、飯伏を中心に進む!
・・・と予想しとこう!

WAR OF THE WORLD

米国・ROH(Ring Of Honor)のビッグマッチ、「WAR OF THE WORLD」開催。
今回は新日本プロレスとの共同開催なため、NJPW WORLDで生中継があった。
さすがにリアルタイムでは見られなかったのだけど、タイムシフトで観戦。

ベストマッチはやっぱりヤング・バックスvsL.I.JROH世界タッグ選手権
内藤の人気はカッチリアメリカまで伝わっているらしく、↑↑のお得意のポーズ
を決めただけで場内は大熱狂。なんとなくだけど、雰囲気が新日本の頃の中邑に
似てきたかも。本人は嫌がりそうだけど(^^;)。

しかし、試合は王者のヤングバックスが快勝。
各国のインディに引っ張りだこのヤングバックスが、ホームのROHで負けるワケ
にはいかない。この2人をいつまで繋ぎ止めておけるか? 新日本の手腕に期待!

棚橋弘至はセミファイナルでバレットクラブアダム・コールとシングルマッチ。
タナっていちばん世界に通用しそうな選手なのに、国外での人気がイマイチと感
じるのは僕だけかなぁ?

試合巧者のコールとは手が合う所為か、大熱戦を展開。コールもこの試合を最後
にROHを離れるらしく、有終の美を飾るべく奮闘したが、最後は棚橋の得意技・
ハイフライフローがズバリと決まり、見事な勝利!

そして、試合前にIWGP US選手権の新設が発表される。
新日本の米国進出はどうやら本気なようで、真剣にWWEに闘いを挑む模様。
確かにWWEの寡占状態があまりに長く続くのはどうかと思う。考えてみれば、
新日本は既に世界で2番目の規模を誇る団体。もしかしたら、という可能性はある。
この計画、上手く行くといいなぁ・・・。

SUPER J-CUP 2016・優勝決定戦

7月に後楽園ホールで一回戦が行われた「SUPER J-CUP」
準々決勝から決勝までは昨日、有明コロシアムで行われたのだが、残念なが
ら仕事で観戦することが出来ず。ちょっと観に行きたい大会だったのだが・・・。
取り敢えず、いつものようにNJPW WORLDでチェック。
今回はトーナメントのみレビュー。

準々決勝:

▼獣神サンダーライガー(新日本)vs タイチ(鈴木軍)

・・・NOAHや鈴木軍興行で見られるタイチの姑息さは決してキライでは無い。
セコンド乱入・急所打ち等の反則を駆使するスタイルも、通常の試合なら全く
問題無いのだが、J-CUPでコレをやる、ってのはさすがにちょっと(^^;)。
いつものスタイルを貫いた、と褒めるワケにはいかないな・・・。

○タイチ【リングアウト】ライガー×

▼KUSHIDA(新日本)vs 拳王(NOAH)

この試合、わりと期待していた組み合わせ。日本拳法vs高田道場という見方
もあるし、拳王底力が発揮される試合になると思っていたのだが、残念な
がらそういう展開にならず。というか、KUSHIDAが普通に強いや、マジで。
まさかの拳王完封負け。そこまで実力差あったのか・・・。

○KUSHIDA【腕ひしぎ逆十字固め】拳王×

▼田口隆祐(新日本)vs 金丸義信(鈴木軍)

曲者対決。試合前は「真面目に行く」と豪語した田口だが、普段と変わらな
い動きで逆に観客を沸かせるGHCジュニア王者・金丸臨機応変さもさす
がで、コミカルな田口の動きにキッチリ対応。反則も交えながらだが、しっ
かり実力者ぶりをアピールしたのがタイチと違うところ(^^;)。

○ 金丸【タッチアウト→体固め】田口×

▼ウィル・オスプレイ(新日本・CHAOS)vs マット・サイダル(ROH)

凄い勢いで伸びて来たオスプレイに対し、マットの評価はやや落ち着いた感。
これを払拭するにたる、すばらしい試合だった。
考えてみれば、マットはドラゲーであのリコシェと評価を二分した程の選手。
相手の技を受ける技術にも長け、さらに跳び技も華麗。正しい評価を勝ち得
た、と言って良いと思う。マット、WWEなんか行かなきゃ良かったのに(^^;)。

○ サイダル【エア・サイダル】オスプレイ×

準決勝:

▼KUSHIDA(新日本)vs タイチ(鈴木軍)

タイチの2試合目を見て、失敗を実感。残念ながらJ-CUPのお客さんは絶対に
コレを望んでいなかった(^^;)。あまり語るべきところは無く、タイチの小狡
い攻撃をなんとか凌いだKUSHIDAの順当勝ち。株下げちゃったな、タイチ・・・。

○ KUSHIDA【小包固め】タイチ×

▼金丸義信(鈴木軍)vs マット・サイダル(ROH)

金丸懐の深さを魅せ付けた試合。マットの攻めはダテでは無く、何度も
勝利寸前まで行くのだが、その度に金丸はノラリクラリな戦法でダメージを
絶妙に逃がす。ハーリー・レイスジュニア版、と言ったら解りやすいか?
終わってみれば金丸完勝の印象。やっぱ凄いな、この人は。

決勝:

▼KUSHIDA(新日本)vs 金丸義信(鈴木軍)

決勝は奇しくもIWGPジュニア王者vsGHCジュニア王者というマッチアップ。
ここでなんとKUSHIDA受けに回り、金丸の猛攻を凌ぐスタイルに終始した。
つまり、金丸よりクッシーの方が王者らしく見える展開。あのKUSHIDAが、
まさか金丸をコントロール出来るくらい上手くなるとは、正直思わなかった。
最後はホバーボードロックがカッチリ決まり、KUSHIDAの勝利。

○ KUSHIDA【ホバーボードロック】金丸×
※KUSHIDAが優勝

本当はトーナメント枠外で組まれたスペシャルマッチにも触れたかったのだが、
さすがにその物量を処理する自信無し(^^;)。
ただ、特別なイベントであるJ-CUPの決勝興行としては、内容にやや不安が残っ
たかも。やっぱり今回はタイチでなくてデスペの方が良かった気がするなぁ・・・。

一回戦ではCWCを蹴散らせそうな勢いを感じていただけに、ちょっと残念。
やっぱタイチがなぁ・・・。

CWC #05

「WWE CRUISERWEIGHT CLASSIC」5週目よりトーナメント二回戦へ。
今週から1エピソード4試合ではなく、試合時間によって構成が変わる模様。
2nd Roundの一発目は、日本勢の試合が2試合。今日はオンエア順にレビュー。

▼ 〇グラン・メタリック(ドラダスクリュードライバー)TAJIRI×


“ザ・ジャパニーズ・ルチャ”
と形容するのがいちばん良いと思う。
共にジャパニーズスタイルルチャリブレの両方をベースに持っているため、歯車
のカッチリ合ったスイングする闘いに終始。米国のファンには新鮮だったのでは?

WWEマットでの経験が豊富なTAJIRIが試合の主導権を握る。
しかし、グラウンドの攻防でもしっかりTAJIRIに付いていくドラダ(メタリック)
の実力もかなりのモノ。新日本への1年間の移籍は無駄ではなかった!!

最後は得意技のドラダスクリュードライバーを決めたドラダの快勝
負けたTAJIRIも相当納得が行ったのであろう、試合後には満足そうな表情を魅せて
くれたのが印象的。ドラダは見事にベスト8へコマを進める!!

▼ 〇飯伏幸太(シットダウン式ラストライド)セドリック・アレキサンダー×

両者の一回戦の試合内容から、二回戦屈指の好カードと目されたマッチアップ。
とにかく元ROHセドリックの動きが単純に“凄い”。日本の団体はどうして今まで
この選手に触手を伸ばさなかったのか、本当に不思議。っつーか、ちゃんと見ろよ、
と(^^;)。

セドリックの身体能力の高さ“驚異”のレベル。昔こういう選手が居たなぁ、と感
じながら見ていたのだが、すぐに気付いた。難易度の高い空中技こそやらないが、
雰囲気はデビュー2〜3年頃の飯伏にソックリ。そりゃあ、面白い試合の筈である。

期待に違わぬ大熱戦となったが、最後はキャリアとパワーに勝る飯伏高速ジャー
マン→ラストライドという黄金フィニッシュを決め激勝。しかし、負けたセドリック
もここで消えてしまうのがあまりに惜しい選手なのだが・・・。

なんと、退場するセドリックに大歓声。「Please sign Cedric(セドリックと契約
せよ!)」のチャントが鳴り止まず、ゲートにHHHが出迎えに来る程。
極く近い将来、NXTのリングでファイトするセドリックの姿が見られそう。

・・・まずは元新日本勢が順当にベスト8進出。ここから先は誰と誰が闘っても興味深
い組み合わせばかり・・・と思ったら、ホーホー・ルンの試合があったか(^^;)。ソレ
以外はきっとどれもこれも面白い気がする。次回に注目!