#G1 #高松市総合体育館 #ランカシャースタイル
新日本プロレス「G1 CLIMAX 29」、香川・高松市総合体育館第1競技場大会。
毎回満員マークの付くG1だが、やはり四国は苦戦している模様。画面で見る分
には大入りっぽいのだが、発表は2,820人。厳しいなぁ・・・。
しかし、今日は四国で大熱戦が幾つか。3試合をピックアップしてみた。
まずはセミファイナル、SANADAvsKENTA。
前大会でオカダに敗れ、全勝が消えたKENTAに対し、もはや決勝進出は絶望と
思われるSANADA。普通に考えればKENTA圧勝なのだが・・・。
終始ペースを握り、攻め込んだのはやっぱりKENTA。ところが、試合を観てい
ると何故だかキャリアの浅いSANADAに余裕を感じてしまったのだから不思議。
最後はSANADAがスカルエンドからのラウンディングボディプレスで3カウント。
コレはKENTAどうこうよりもSANADAの地力に注目すべき。環境が変われば、
現在の新日本のトップを争う存在に割り込めそう。G1の後に期待かな?
続いてメイン、棚橋弘至vsイービル。
膝の状態が良くないことが観ているだけで解る棚橋を心配しつつ、EVILがどこま
でやれるか?に注目してみた。
棚橋、さすがに当代一流のプロレスラー。満身創痍ながらEVILの良いところを引
き出しまくっていた。EVILもこれに良く応え、パワーに溢れる攻撃を繰り出す。
もちろん高松は大熱狂。G1のメインに相応しい試合となった。
結果はEVILの厳しい攻めに耐えた棚橋がハイフライフロー2連発を決めて勝利。
まだリーグ戦を勝ち残る目はあるのだが、最低でも残り3試合全勝が条件となる。
同じ星の飯伏戦がポイントだが、現状を見る限り勝ち目は・・・。
そして本日のベストバウト!
第6試合に組まれたウィル・オスプレイvsザック・セイバーJr.が凄い試合に。
共に現在の英国を代表する選手であり、事実上のブリティッシュNo.1決定戦。
実況の村田アナが「2019年のランカシャースタイル」と表現したが、そのキャ
ッチに全く異論は無い。打撃・関節・跳び技の3種が絶妙なバランスで混ざり合
い、攻防の全てが極上。
実際、試合中に何度も溜息を漏らしてしまったほどすばらしい試合。
特にオスプレイの「対応力」は凄まじいモノがあり、キャッチスタイルのザック
とグラウンドで五分に渡り合うテクニックと体力がある。あのAJやケニー同様、
IWGPヘビー級戦線に躍り出て来そうな気配。
試合はザックが拷問式の卍固めを極め、先輩の意地を魅せた上で勝利。
既にG1優勝戦線には関係の無くなっている2人だが、少なくとも試合中はそんな
ことを1mmも考えなかった。英国勢、恐るべし!
リーグ戦に話を戻すと、今日もオカダがランスに勝利し無敗をキープ。
このまま独走、というのもあり得るのだが、それだとちょっと面白く無い(^^;)。
オカダとの直接対決を残している飯伏に期待したいなぁ、本当に。
※リーグ戦結果
○飯伏幸太(4勝2敗)vs. バッドラック・ファレ(1勝5敗)×
×ウィル・オスプレイ(2勝4敗) vs. ザック・セイバーJr.(2勝4敗)○
○オカダ・カズチカ(6勝) vs. ランス・アーチャー(2勝4敗)×
×KENTA(4勝2敗) vs. SANADA(2勝4敗)×
○棚橋弘至(4勝2敗) vs. イービル(3勝3敗) ×
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