国際会館

京都国際会館にて業務開始。
基本的に雨でどんよりした天候も夕方には少し持ち直し、晴れ間も見える
快適な日。とはいえ、この状況が続くと明日は昨年同様暑くなる(^^;)。

いやまぁ、なんとかなるとは思うんだけど、若干辛いなぁ・・・。

Kyoto-Rain

なんとなく恒例となっている初夏の京都遠征再び。
前回よりも少し日程は増えているが、じつはそれだけ楽になっている、と
いうこと。従って珍しく業務に不安は無いのだけど・・・。

厄介なのはここでもやっぱり「天候」
夕方から降っている雨、いまのところ勢いはそれほどでも無いが、明日に
豪雨になるとかならないとか。まぁ、室内の仕事だからあまり構える
必要も無いのだが。

取り敢えず頑張ろ・・・。

P10 Plus

HUAWEIの新しいスマートフォン、P10 Plus
スマホとしてはフツーのAndroid端末なのだけど、とにかくカメラ機能
やたら凄い。ここ数日でえらく商品知識が付いちゃったのだけど(^^;)。

LeicaSUMMILUX-Hレンズを2個搭載。
1つはモノクロ専用2000万画素、もう1つはカラー1200万画素
1回の撮影で両方の写真を撮り、いいとこ取りして合成する、という仕組。
f1.8という驚異的に明るいレンズで撮影する後ろがやたらボケるポートレ
イトモードは一見の価値あり。スマホのカメラと言うより、高級コンデジ
と捉えるべき商品だと思う。

Android端末には悪印象しか無いのだけど、この機種だけは別。
下手すれば通信機能は必要ないデジカメとして欲しい、と思わせてくれ
る実に魅力的な商品。やっぱLeicaに惹かれちゃうんだよなぁ・・・。

「旅猫リポート」映画化!

↑↑昨日、偶然知った情報。
テレビドラマ映画、あとマンガなどではいくらでもあることなのだけど、
僕が「小説」を読んであり得ないくらい号泣したのはこの作品くらいかも。

有川浩の傑作「旅猫リポート」映画化
主人公のサトルを演じるのは、イメージぴったりの福士蒼汰。そして、もう
1人(1匹)の主人公・ナナは、リアルにが演じるらしい。

有川浩本人脚本を書く、というのもときめく。
最近やや遅筆な彼女の仕事にイマイチ納得出来なかった僕だけど、この映画
の脚本が原因であるのなら文句なし。力の入った新作はもうちょっとだけ待
つから、コレを「凄い映画」に仕上げて欲しい。

小説はもちろん、舞台も泣いた。
この映画も、きっと号泣しちゃうんだろうなぁ・・・。

後悔病棟

▼後悔病棟 / 垣谷美雨(Kindle版)

久しぶりに垣谷美雨作品。
末期癌患者を担当する女医早坂ルミ子・33歳独身。周囲の評判は「患者
の気持ちがわからない女医」。空気が読めず、さらに言葉の追い込みが足り
ていないため、まもなく人生を終える患者にとんでもない一言を放ってしま
う、という致命的なクセに悩んでいる。ところがある日、ルミ子は病院の中
庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を使うと、何故か患者の心の“後悔”
が聞こえてきて・・・という内容。

芸能界デビュー出来なかったことを後悔する大女優の娘や、結婚に反対した
ため行かず後家となった娘を持つ母、中学生の頃の罪を友人一人に押しつけ
てしまった男など、そりゃあ人生に「悔い」あるよなぁ、という末期癌患者
が多々登場。ルミ子の聴診器の機能で人生のやり直しを試みるものの、違う
道も決して平坦ではない、ということを皆一様に思い知る、という、かなり
骨太なファンタジー。いやぁ、好きだな、こういうの。

物語の特性上、登場人物は次々に死んで行くし、ドロドロな人間関係も随所
で垣間見える。しかし、読後感は驚くほどさわやかで、「隣の芝生は青い」
とか、「後悔先に立たず」などのが妙にしっくり来る。垣谷美雨はこれま
で何作か読んでいるのだけど、満足度はこれまででいちばん高い。

全体的な完成度はすばらしく、読み応えは充分なのだけど、「もうすぐ死ぬ
自分に対して金の話しかしない妻を持つ男」のエピソードだけはちょっと
が痛くなった(^^;)。あの状況のまま死んだら怨念しか残らねぇな、きっと。

ということで、この作品だけは、登場人物を自分に置き換えるのは止めとい
た方がいいかも。ストレス病気になっちゃうかもしれないので。