逸材のラストはレインメーカー!

#RAIN MAKER


新日本プロレス『NEW JAPAN ROAD in ANJO』東祥アリーナ安城大会。
“棚橋弘至ファイナルロード〜継(つなぐ)”として、凱旋帰国して間もない
Yuto-Iceが、棚橋と最初で最後のシングルマッチ。もちろんメインイベント。
棚橋の地元・岐阜の近くではあるが、安城市という中途半端(失礼)な場所
での興行。それも、そこそこな規模ビッグマッチ。最初は頭を捻ったのだ
けど、ラストでその謎は解けた

Yutoの猛攻を受けきり、勝利した棚橋が〆のマイクで「愛してま〜す!」
叫んだ瞬間に、懐かしき曲“RAIN MAKER”がヒット。外道と共に姿を現した
のは、AEW統一ヘビー級王者オカダ・カズチカ。未だ確定していなかった
棚橋の引退試合の相手として、名乗りを挙げたのだから驚いた。

安城市はオカダの出身地。新日本がわざわざこの地で興行を打ったことにも
合点が行った。オカダの登場に観客も大歓声。やっぱり棚橋とオカダが一つ
のフレームに納まると、華やかさが全然違った。

・・・正直言えば、棚橋弘至の最後の相手は中邑真輔の方が相応しい、と思う。
おそらく新日本もギリギリまでWWEと交渉した結果、実現に至らなかった
のではないか、と。中邑が無理ならば、もう相手はオカダしかいない。少し
残念ではあるが、出来うる最良の選択2026.1.4、きっと特別な日に・・・。

Battle in the Valley 2025

#njbitv


2025年一発目の新日本プロレス米国興行Battle in the Valley 2025」。
会場はサンノゼ・シビック。今年の新日本は年初からしっかり話題を作っ
ており、このアメリカ大会もチェックしないワケには行かなくなった。
NJPW WORLDにて全戦を確認!

・・・便利だなぁ、NJPW WORLDハイライト(^^;)。
タイトルマッチがこれでもか!というくらい組まれ、そのどれもが見応え
のある好勝負ばかり。特にゲイブvs石井のSTRONG無差別戦、デスペvs石
のIWGPジュニア戦、そして竹下vsKUSHIDAのNEVER無差別戦は、どれ
極上の内容。今年の新日本はスタートダッシュに成功した、と見るべき。

そして試合内容・インパクト共に抜群だったのが、坂井澄江引退試合
最近観たミクストマッチの中では珠玉の出来で、男子vs女子がしっかりと
成立。個人的に岩谷と坂崎のタッグはこの1回で終わらせてしまうのが惜
しいくらい、強烈に華があった。坂井さん、本当にお疲れ様でした!

・・・そして気になるのがEVILの去就。
単に休みに入るのか?と思いきや、どうも本気で新日本から一線を引く
うな気配が。英語が喋れればAEWWWEもアリなんだけど・・・。

WRESTLE DYNASTY

#njWD


新日本東京ドーム「WRESTLE DYNASTY」
AEW全面協力、とのことだが、新日本に馴染みのあるオカダ・カズチカ
ウィル・オスプレイジェイ・ホワイトらはさすがに参加せず。ちょっと
残念ではあったのだけど・・・。

今日もハイライト動画をチェックして欲しい。
昨日ほどエモい試合は多く無かったモノの、良い意味でバラエティに富んだ
カードが揃っていたのがポイント。ルチャガントレットマッチとか、肩の力
を抜いて楽しめた。

しかし、セミに組まれたケニー・オメガvsゲイブ・キッドのスペシャルシン
グルマッチが紛うこと無き名勝負に。ゲイブの“新日本を背負う”という姿勢
が大爆発し、完全にブレイク実況席3人が号泣しちゃったのだから凄い。
そして、欠場明けながらゲイブを引っ張ったケニーにもお礼を言いたい。
他団体に移っても、古巣をキチンと思いやってくれた心意気、忘れません!

今年のドーム二連戦、凄く幸せな時間をいただきました。
本当にありがとう!

WRESTLE KINGDOM 19

#njwk19


新日本イッテンヨン東京ドーム「WRESTLE KINGDOM 19」
さすがに今年、僕でもカード編成にいろいろ疑問があり、正直不安な気持ち
を抱えたままNJPW WORLDとテレ朝chでライブ観戦。コレが・・・。

ハイライト動画が上がっていたので、全般はコチラで確認して欲しい。
観客動員数は24,102名と振るわなかったが、個人的に言えば「大成功」だっ
たと思う。全体を通して心に響くエモい試合が多く、久々にプロレスを観て
泣いた

EVILに辛勝するも、HOT勢にボコボコにされる棚橋弘至。その棚橋を助け、
翌日のシングルを提案するAEW・柴田勝頼。驚異のポテンシャルを全開にし、
あの鷹木信悟を完全に圧倒したKOUNOSUKE TAKESHITA。新世代で初めて
IWGPシングル王座を戴冠してみせた辻陽太。語る必要すらない熱い師弟関係
を魅せつけた高橋ヒロム内藤哲也。そして・・・。

今の新日本のエースとして、責任を全うしたザック・セイバーJr.に賛美を。
ほぼ誰にも期待されないままメインを任され、それでも40分以上に渡って
意地を魅せた海野翔太にも拍手を。

・・・おそらく、新日本プロレスは明日も、今年も、その先も大丈夫。
もう心配しなくていいね、きっと。

G1 CLIMAX 34・エディオンアリーナ大阪(開幕戦)

#決めろ最強


『G1 CLIMAX 34』開幕戦、エディオンアリーナ大会をCSテレ朝チャンネルにて。
本日は同時間帯に中谷と天心が出場するボクシングの生中継も入っており、どちら
について書くか悩んだのだが・・・。

まずはボルチン・オレッグ
今現在の新日本プロレスで、単に「強い・弱い」を考えた場合、最強はこの選手
じゃねぇか?と思った。成田の技をある程度受けた上で、実力差を魅せつける形
完封。このカザフスタン人、世界に通用する!新日本は大事に育てて欲しい。

続いてジェイク・リー
元世界王者のSANADAを相手に移籍初戦、なんと5分未満で撃破する、という
デモンストレーション。正直、好きなタイプの選手では無いが、今後台風の目
なりそうな気配。

そして上村優也
IWGPグローバル王者のデビッド・フィンレーを破る大金星。この勝利は大きく、
今後に希望を残すすばらしい試合。僕は上村を優勝候補に挙げているので、ここ
で満足せずに勝ち続けて欲しい。

最後にKONOSUKE TAKESHITA
NJC覇者のを相手に真っ向勝負を展開し、上回って魅せた事実はデカい。DDT
の選手としては、飯伏やケニーほどのインパクトは感じなかったが、フィジカル
に優れる大型選手、というのはかなりな価値。いろいろやってくれそう・・・。

メインの鷹木vs内藤も含め、今日の開幕戦は興行としてLIVE BOXINGを上回った
と思う。この内容が続けば、今年の夏盛り上がりそうな気配。今回のG1、かな
り期待薄だと思っていたが、明日以降も注目すべきかも。コレは嬉しい誤算だ!