ミステリと言う勿れ

#実験X


CX月9、久しぶりにこの枠に見応えたっぷりドラマが。

『ミステリと言う勿れ 』
原作は月刊フラワーズで連載中の田村由美によるマンガ。フラワーコミック
スだから、一応少女マンガということになる。

やっぱり菅田将暉というのは非凡俳優で、クセの強い役柄を楽々とこなす。
同年代の役者の中では群を抜いた存在感。ここまでの存在になるとは、正直
予想もしていなかった。

そして、脚本演出が文字通り【凄い】
ワンカット・長台詞な部分がやたら多いのは、役者の力量を解った上での
冒険だと思うが、毎回それが破綻せずに1時間経過してしまう。今日のオン
エア分は脚本大冒険な上に大実験をしており、観ているだけでハラハラさ
せてもらった。

そしてもう一人、大きなポイントだと思うのが伊藤沙莉の好演。
以前から実力ある役者だと思っていたが、ようやく彼女を生かせる「作品」
に巡り会ったのではないかと。個人的に2回目以降はわりと沙莉目当て
部分が大きい気がする。

コレは原作に興味が沸く。単行本だと現在のところ全10巻、まとめ買いも
視野に入れた方がいいかもしれない。取り敢えず、ドラマが終わったら!

Voltorb Hisui a.k.a.ビリリダマ・ひすいのすがた

#突然アルセウス


今日の昼、ポケモンGoを起動したら、見たこと無い奴らウジャウジャと。

ビリリダマ・ひすいのすがた。おそらく2月1日に発売されるSwitch用の
ソフト「Pokémon LEGENDS アルセウス」プロモ用に登場した型違い版。

・・・どうなんだろうねぇ、ビリリダマというチョイス(^^;)。
取り敢えず数匹は確保したけど、進化もしなけりゃ強くも無い、という
非常に扱いが悪くなりそうなポケモン。

まぁ記念品ということで貰っておくけど。
ところで、ポケモンGoしかやったことの無い人は、アルセウスから始めて
もいいんでしょうか? 実はちょっと気になってるんだよね、アルセウス。

お電話かわりました名探偵です リダイヤル

#変則安楽椅子探偵


▼お電話かわりました名探偵です リダイヤル / 佐藤青南(Kindle版)

佐藤青南『お電話かわりました名探偵です』シリーズ化した模様。
ちょうど1年前に読んだ【安楽椅子探偵モノ】続編、副題は「リダイヤル」

110番通報に対応する通信指令センター凄腕オペレーター万里眼こと
君野いぶきのロジカルかつ鮮やかな推理は本作でも健在。思わず唸ってし
まうレベルの謎解き劇は単純におもしろく、最後まで興味が切れずに読む
ことができたのだが・・・。

問題は前作でもちょっと触れた恋愛要素(^^;)。
ヒロイン・いぶきさんが魅力的なことは十二分に伝わるが、残念ながら主人
公である童貞イケボオペレーター・早乙女廉くんに圧倒的に華が無い
残念ながら以前感じた取って付けた感は払拭出来ず・・・。

せっかくシリーズになったのだから、次はぜひ早乙女くんがカッコ良く見
えるシーンを。そうでないといぶきさんが報われないので。

中国版ピクトグラム

#そこまで気にしない


↓↓、昨日のTBSニュース映像。

注目は1分37秒あたり、中国のweiboに投稿された“オリジナル動画”
中国の学生が東京五輪で好評だったピクトグラムパフォーマンス冬季五
輪版を制作し、投稿した模様。

インタビューで「東京大会のピクトグラムにインスピレーションされた」
と言っているし、なんか頑張ってる感もあって、個人的にはイヤな気分に
なっていないのだが、なんと中国国内で炎上している模様。

どうやらコレをオリジナルとして投稿したことが問題なようで、論調は
「恥を知れ!」的な。いや、今さらそんなこと言われても、と思うのは、
絶対に僕だけでは無い。

そもそも、著作権とか商標権とか、そんな概念を一切感じさせない国、
それが中国なんじゃないかと。そういうのに比べればまだ可愛い方だし、
意が見えないんだからソコで炎上させる必要は無い気がする。

そんなことより、開催まであと数日の北京五輪が殆ど話題になっていない
ことが問題。まぁ、冬季大会は個人的に羽生くん以外あまり注目してない
から良いんだけど。

Rasa Sayang

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
1990年ころ、突然僕の前に現れたシンガポールのアーティストの楽曲。

Rasa Sayang by Dick Lee.
ディック・リーは音楽だけに限らず、ファッションアートの面でも世界
にその名を轟かせたシンガポール人。何も知らずにこの人の初来日公演
スタッフに入った僕は、その不思議さに度肝を抜かれた。

一体何が始まるんだ?という妙な高揚感
バンドのメンバーは皆陽気なアジア人だし、中には一人高齢(失礼!)の
女性も。それでもリハーサルではかなりしっかりした音を出しており、ラ
イブ本番の盛り上がりも凄かった。正直、それまでは体験したことの無い
ノリだったのだけど。

このライブ初日で完全にやられた僕は、その日のウチに物販CDを購入。
当時の僕は人生でいちばん病んでいた頃で、このアルバムの得体の知れな
【明るさ】に幾度となく助けられた。

ちなみにこの曲の元歌はシンガポールの民謡らしい。
それをラップ風にアレンジし、自分の曲としてレパートリーに加えてしま
うのだから、ミュージシャンとしても只者では無い。

↓↓の『THE MAD CHINAMAN』は本当に名作
SpotifyやApple Musicにもあるので、是非聴いてみて欲しい。

・・・ところで、メンバーの高齢女性は、なんとディックのお母さん(!)。
「The Ding Dong Song」という曲のメインボーカルで、この曲の時に
ディックが「ママ〜!」と呼び込む、というステキな演出があった。

そういえば、ディックのお母さんのお買い物のお供もしたなぁ・・・。
懐かしい思い出だ、コレ。

▼THE MAD CHINAMAN / DICK LEE