#昭和プロレス
ブックレビューはしばらくプロレス本が続くかもしれません(^^;)。
品川駅構内の本屋にフラッと立ち寄った時に見つけた新書。小佐野影浩とは
ご存じ週刊ゴングの元編集長の小佐野さんで、二宮清純とは気合いの入った
スポーツライターとして有名な二宮さん。そんな2人が、昭和プロレスをネタ
に対談。こりゃあおもしろそう!ということで。
・・・いや、2人ともちょっと肩の力が抜けすぎかも(^^;)。
時代は力道山時代からリアルな昭和の終わりまでを網羅しているのだが、特
に目新しい真実も無ければ暴露も無い、下手すればちょっと残念な内容。
ただ、そんな2人のリズムが妙に心地よく、知っている話でも気分良く読めて
しまったのが不思議。
個人的に小佐野さんの上田馬之助への評価がそれほど高くなかったのが意外。
後は懐かしいガイジンレスラーたちのエピソードにほっこりさせて貰った。
この2人には、どうせなら「平成前半のプロレス」も語って欲しいところ。
新日本の暗黒期くらいまでの時代なら、両名とも語れる何かがありそうな気
がするので。