Matthew Perry

#チャンドラー・ビング


突然の訃報
米国の俳優、マシュー・ペリーが、自宅の浴槽で死亡した模様。
享年54

伝説の米国ドラマ『フレンズ』チャンドラー役としてあまりに有名。
僕の中でフレンズは特別なドラマであり、何度心を救われたか解らな
いほど。その中でもチャンドラーは、最高にキュートなキャラだった。

さすがに少し、文句がある
彼の「天才ぶり」は、もっともっと世に認知されるべきだったし、彼
ならフレンズよりもっと凄いコメディをクリエイト出来た筈。死ぬに
は早すぎる。昨年、フレンズのリユニオンが実現したばかりだったの
に・・・。

これでもう、この世でフレンズの最新作は観られなくなった。
この責任は、必ずアチラで取っていただける、と信じています。

だからまた必ず、どこかで。
・・・寂しいよ、本当に。

OLD★ROOKIE

#綾野剛という魔力


TBS日9・日曜劇場枠にて、本日より「オールドルーキー」開始。
この枠、前作が強烈なサスペンスでインパクトが高かったから、続く作品
厳しい、と思っていたのだが・・・。

・・・綾野剛、相変わらずすばらしい
引退を余儀なくされた元日本代表のプロサッカー選手が、セカンドキャリ
アとしてスポーツマネジメント会社で働く、というお話。解釈如何ではか
なり難しい役どころだが、この人、「自然な泣かせる演技」をさせたら、
もしかしたら日本最強なんじゃないか?と改めて思った。

そして、出演する全キャストの中に一切キライな俳優・女優が居ない
これはもう奇跡に近く、個人的にこんなにすばらしい環境で毎週ドラマが
観られる、と思うと、もう幸せでならない。

反町隆史・榮倉奈々・増田貴久はもちろんだが、やはり綾野剛と同じレベ
ルで気になる芳根京子も要注目。ハマッたな、初回から(^^;)。

THE BOYS season 3 on Amazon Prime

#胸糞悪過ぎのUSドラマ


大問題作『THE BOYS』シーズン3がAmazon Primeで配信開始。
その過激さ・グロさから、間違っても少年少女には見せられないUSドラマ
として認識されている作品。

しかし、そのハードな内容には正直惹き付けられる(^^;)。しかも、今回は
あの憎っくきホームランダーが序盤で閑職(?)に追いやられる、という実に
爽快(^^;)な始まり方をしてくれたのだが、第4話の段階でいきなり復権(–X)。
いろんなことが重なって、まぁ最悪の状況になっているのだが(^^;)。

今回はレジスタンスチームにとんでもない兵器がもたらされる。
これがどうやら、ワンピースで言うところの“豪水”とか“エネルギーステロ
イド”に近い・・・というか、それを上回る究極のクスリなのがタチが悪い。

このシーズンは一挙配信ではなく、毎週金曜にエピソードが追加されるスタ
イル。どうやら全8話らしいが、また破滅で終わりそうだな、コレ(^^;)。

ミステリと言う勿れ

#実験X


CX月9、久しぶりにこの枠に見応えたっぷりドラマが。

『ミステリと言う勿れ 』
原作は月刊フラワーズで連載中の田村由美によるマンガ。フラワーコミック
スだから、一応少女マンガということになる。

やっぱり菅田将暉というのは非凡俳優で、クセの強い役柄を楽々とこなす。
同年代の役者の中では群を抜いた存在感。ここまでの存在になるとは、正直
予想もしていなかった。

そして、脚本演出が文字通り【凄い】
ワンカット・長台詞な部分がやたら多いのは、役者の力量を解った上での
冒険だと思うが、毎回それが破綻せずに1時間経過してしまう。今日のオン
エア分は脚本大冒険な上に大実験をしており、観ているだけでハラハラさ
せてもらった。

そしてもう一人、大きなポイントだと思うのが伊藤沙莉の好演。
以前から実力ある役者だと思っていたが、ようやく彼女を生かせる「作品」
に巡り会ったのではないかと。個人的に2回目以降はわりと沙莉目当て
部分が大きい気がする。

コレは原作に興味が沸く。単行本だと現在のところ全10巻、まとめ買いも
視野に入れた方がいいかもしれない。取り敢えず、ドラマが終わったら!

「コントが始まる」の大いなる価値

#ザ・ヒューマン・ドラマ


日テレ土10「コントが始まる」が、凄い
売れないコントトリオネタから始まり、毎回そのネタに纏わるエピソ
ード
が展開される、という構成なのだが・・・。

ヒットメーカーの菅田将暉、山岸こと仲野太賀、日本一安定した俳優で
ある神木隆之介の3人がコントをやっている、ということだけで凄いの
だが、ソレをモチーフに繰り広げられるドラマの脚本が凄すぎる。

脚本は金子茂樹。最近では『俺の話は長い』などの良作を手掛けた人だ
が、おそらくこのドラマが今のところ金子脚本の最高峰な気がする。
毎回切ないくらいの「痛さ」を感じるが、視聴後はそれを上回る清涼感
でいっぱいになる。

今この世に必要なのは、こういうヒューマンドラマなのではないかと。
昔は青春群像劇とされるドラマが幾つもあったが、それらの殆どは今見
るとバカバカしいモノばかり。でも、このドラマはきっと違う。おそら
くオンエア終了後、何度も繰り返し観る人が多数出てくると思う。

『俺の家の話』に続き、2021年の連ドラは好調。1クールに1つ、必ず
大当たりがある年なんて、そうは無いので。