青のオーケストラ

#音モノ人間模様


今クールのアニメ、そろそろ最終回を迎える時期。
デッドマウント以外、特に興味を惹かれるモノは無い(「推しの子」
関しては後でまとめて観るつもり!)・・・と思ったのだが、一つすげぇ
があった!

『青のオーケストラ』
天才バイオリニストをに持ち、自らも非凡なバイオリンの才能を有する
主人公。父親の不倫騒動に巻き込まれて一度はバイオリンから遠ざかるの
だが、とある少女と出会い、再び・・・という内容。

言ってしまえば、文化系青春学園モノ(^^;)なのだけど、登場人物それぞ
れにそこそこ暗黒な事情がある、というのが大きなポイント。ぶっちゃけ、
物語のテンポはやや鈍重なのだが、その所為か共感度凄まじい

さらに音楽モノだけあり、劇中曲として使われるバイオリンの音色が非常
に美しい上に効果的で、演奏シーンは本気でテンションが上がって来る

Amazonプライムで10話までを一気に観たのだが、この後はオンエア
しっかり確認しようかと。しかし、Eテレでの放送だから、もしかしたら
2クール展開も考えられるかも。さてどうしよう(^^;)。

DEAD MOUNT DEATH PLAY

#逆異世界転生


今クールのアニメが始まってしばらく経つが、正直あまり乗れるモノ
が無い気配(^^;)。おそらくもう少し経ってある程度まとめて観たとこ
ろで変わってくるのだろうけど。そんな中、唯一注目しているのが↓↓
妙な異世界モノ

『デッドマウント・デスプレイ』
ヤングガンガンで連載中の異世界モノだが、ファンタジー世界の悪役
・・・と思われる人・・・が、現代世界に転生し、騒動に巻き込まれる、と
いう斬新な切り口。

雰囲気はひたすらダーク、幾ばくかのR指定を入れないとヤバそうな
描写のオンパレードで、完全にオトナ向きな感じ。作画もなかなかに
すばらしく、ジリジリした緊張感に溢れている。

さすがに原作を追いかけてはいないので、このアニメが初見
久しぶりの暗黒展開、堪能させていただきますよ、ええ。

劇場版転スラ・紅蓮の絆編

#最強スライムスピンオフ


小説版も最新刊まで読み切り、あとはアニメの三期を楽しみにするばかり、
な感じの「転生したらスライムだった件」。これでもう観るモノも読むモ
ノも無い、と思ってたのだけど、↓↓が残ってました(^^;)。

『劇場版転生したらスライムだった件・紅蓮の絆編』
Amazonプライムビデオで自信初となる有料レンタル番組。価格は映画館
に行くよりちょっと安価な1,200円

タイムライン的には、アニメ二期の最終回から(おそらく)三期の冒頭
間で、ストーリーは完全オリジナルで書き起こされたモノ。全体の内容を
最新のところまで把握している僕でも全く困らない構成なのはありがたい。

チートスライム(^^;)である魔王リムルの下に、鬼人族の生き残りにして
ベニマルシュナシオン幼なじみであるヒイロからの救援要請。コレ
に応え、女王・トワが率いるラージャ小亜国を訪れたテンペストの一行は、
そこでとんでもない陰謀と遭遇する・・・という内容。

人気作品の映画化は多少無理があるモノが多いのだが、この作品に関して
世界観を壊さないように配慮されているのがポイント。厳密に言えば、
今後に繋がるようなネタバレ(^^;)が1カ所だけあるのだが、まぁここで知
ってもいいんじゃないの?くらいのレベル。なのでアニメ派・コミック派
の人も、かなり楽しめる映画になっている、と思う。

ただまぁ、良い作品である、とは思うけど、劇場まで行くか?と問われる
ちょっと悩んじゃうかも(^^;)。しかし、レンタル代を支払う価値は充分
あると思うので、転スラドハマり勢は迷わず観るべし!

アニメの三期は来年春かぁ・・・。ちょっと待たなきゃだな、やっぱり。

贅沢な匙

#SWING


前のクールで一番の神アニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』
いわゆる『異世界モノ』の中でも出色の出来で、オンエア終了後も周回
作業(^^;)が発生しているのだが、その大きな要因の一つがオープニング
である↓↓この曲の存在。

贅沢な匙 by Van de Shop
スウィング・ジャズ風恐ろしくノリの良い曲なのだが、音符の運びが
奇想天外。聴いていても、鼻歌で歌っていても思わず身体が動いてしま
う曲な上に、歌詞までもがすばらしい。通常、アニメ鑑賞している時は
オープニングやエンディングを飛ばしてしまう僕が、この曲だけは飛ば
す事が出来ない。

この歌をカラオケで歌いきることの出来る人、マジで尊敬するかも。
このアニメもおそらくシーズン2があると思うのだが、その時の主題歌
ももちろんVan de Shopが担当すべき。神曲だな、コレ。

▼贅沢な匙 / Van de Shop

もういっぽん!

#新熱血


前クールはわりとリアルタイムで何本かのアニメを観たのだが、まぁ
秀作揃い。最近ではファンタジーモノに抵抗が無くなり、主流になっ
ているジャンルの作品を楽しめているのだが、やっぱりこういうのが
1クールに1本はあって欲しい!、という作品。

『もういっぽん!』
漢マンガの宝庫である週刊少年チャンピオンで連載中の柔道マンガが
原作。とはいえ、舞台は高校の女子柔道部(^^;)。チャンピオンも変わ
ったぜ、本当に(^^;)。

主要キャラの作画が良い意味で微妙な為、親近感が半端ない。
子どもを持ったことの無い僕でも、我が娘を見ているようでハラハラ
するし、いろんなことを期待してしまう感じ。内容もしっかり「熱血」
であり、練習のキツさ暑苦しい心情描写がキチンと表現されているの
だが、それに悲壮感を全く感じないところが凄い。おかげでクライマッ
クス、金鷲旗団体戦では、青葉西高チームへの共感度がかなり上のレ
ベルまで上がってしまい、作中で皆が笑っているのに観てる僕がをこ
ぼしてしまった程。

・・・これはもう、『新熱血』という新しいジャンルかと。
こうなったらもう、彼女らの柔道を最後まで魅せて欲しい。制作チーム
は急いでシーズン2の準備をお願いします!