G1 CLIMAX 33・FINAL

#G1CLIMAX33


新日本プロレス『G1 CLIMAX 33』、昨日と同じ両国国技館にて決勝戦
・・・個人的に全く盛り上がらなかったのだけど、さすがに決勝だけは確認
しておこう、ということで、急遽実家・テレ朝チャンネルにて。

優勝オカダ・カズチカを破った内藤哲也
大歓声の中でのG1決勝全然悪い試合では無かった。しかし、冷静に昨日
準決勝2試合と比較すると、若干内容が落ちる気が。まぁ、オオコケしな
かっただけで良しとするべき・・・かな?

問題はこの優勝を受け、年始の1.4ドームまでどのような流れを作るのか?、
ということ。内藤とSANADAで上手くストーリーが展開出来ればいいのだが、
正直ちょっと不安ではある。盛り上がればいいんだけど・・・。

で、個人的に決勝よりインパクトが大きかったのが、セミ前8人タッグ
L.I.J辻陽太が、なんとウィル・オスプレイから完璧なフォールを奪って
勝利する、という大アップセット。実際のところ、世界王座戦線よりもこの
二人の今後の方が気になる。辻はここからが正念場だ!

G1 CLIMAX 33・SEMI FINAL

#G1CLIMAX33


新日本プロレス『G1 CLIMAX 33』両国国技館にて準決勝
やはり今年のG1には納得が行かないのか、開催を思い出したのが18時頃
セミ・メインの二試合のみ、テレ朝チャンネルにて。

そういうワケで興味の薄かったG1だが、個人的に今回のトップ2とも言え
る活躍をした選手が、双方共惜敗した。

オカダ・カズチカと対戦したEVILは、自分のセコンド陣を次々に乱入させ
徹底した悪役っぷりを披露。ヒールターンからこれまで、その中途半端
さを苦々しく思っていた僕だが、このG1のEVILは本当にすばらしかった
G1初のバッドエンドがあってもいい、と思わせてくれたのだが、やっぱり
そこまでの冒険は出来なかったのかな、新日本・・・。

そして内藤哲也と対戦したウィル・オスプレイに関しては、どの試合もこ
ちらの想像を超えてくるタフマッチ。彼の出る試合だけが、どれも飛び抜
けて面白いのだから、脱帽せざるを得ない。今日もG1のメインに相応しい
すばらしい展開。内藤は勝利こそしたが、正直オスプレイに付いていくの
が精一杯、という印象を受けた。

・・・結果、オカダ内藤2023・G1 CLIMAX決勝を闘うことに。
この二人のクオリティに関して、もちろんある程度の信用はあるのだが、
オスプレイの試合を超えられるかどうかは微妙なところ。そしてこの前も
言った通り、今回はどちらが勝っても特に興味は持てなさそう・・・。

1.4ドームでSANADAと闘うのであれば、内藤かな?
一応明日も観るつもりだけど、コレでコケたらマジでヤバいかも・・・。

G1 CLIMAX 33・QUARTER FINAL

#G1CLIMAX33


新日本プロレス『G1 CLIMAX 33』準々決勝はなんと千葉・船橋アリーナ
しかしG1、開幕日以来ここまで触れてこなかったのは近年で初めてかも。

準々決勝は↑↑この4試合
正直言うと、昨日の浜松大会の流れがあまりにあまりな内容(–X)だったので、
思い入れも期待もそれほど無い状態。内容に信用がおけそうな試合は2試合目
オスプレイvsフィンレーくらいだったのだけど・・・。

・・・予想通り(^^;)。
リーグ戦無敗のSANADAEVILに負けるのも、内藤が無難に勝つのも、ザ
が紙一重で惜敗するのも、全て予想の範疇。想定外だったのは、オスプレ
イとフィンレーの試合内容が思った以上にすばらしく、この試合だけで元が
取れた気分になれたこと(まぁ、金は払っていないが^^;)くらい。

開幕時に予感した通り、今回のG1は低調
新星が下剋上を起こすことも無いし、かと言って温故知新があるワケでも無
い。個人的にリーグ戦の20分1本勝負は納得出来たのだが、結局これまでと
変わらないメンツが勝ち上がってしまうのだから、何の意味があったのか・・・。

おそらく決勝オカダvs内藤。この二人が残った場合、もうどちらが勝って
も構わない。停滞しきったまま終わっちゃうんだろうなぁ。今年のG1・・・。

もし、だ。
1.4東京ドームまでの流れを気にせず、EVILが優勝するような事が起これば、
僕は新日本を見直すかもしれない。暴動が起きるくらいの大反則やってくん
ないかなぁ、EVIL・・・。

SPENCE Jr. vs CRAWFORD

#PFP


ラスベガスで行われたウェルター級世界四団体統一戦WOWOWにて。

WBA/WBC/IBFの世界ウェルター級王座を保持するエロール・スペンスJr.
に対するは、WBO同級王座を保持するテレンス・クロフォード。数年前か
ファン待望であったカードが、遂に実現したワケだが・・・。

とにかく、テレンスが強すぎた
同じくテクニシャンとして評価されていた筈のスペンスが、ほぼ何もさ
せて貰えない。辛うじて勝負になったのは1Rのみで、後は完全にテレン
スの世界。ここまで実力差があるとは、さすがに予想しなかった。

テレンス・クロフォード、完勝で統一王者に。
テレンスはスーパーライト級でも四団体統一を果たしており、これで
2階級で四団体統一、という偉業。ちなみにコレは世界初で、井上尚弥
の先を行ってしまったことになる。

ちょっと悔しいが、次のPFPテレンスだろうなぁ、と。
フルトンを完封した尚弥の上を行くボクサーは居ない、と思ってたけど、
あのスペンスを相手に尚弥とほぼ同じ事をやってのけたのだから。

・・・佐々木尽、ウェルター級で世界を取るなら、相手はテレンスだぞ!
テレンスが王者の内に挑戦権が取れれば、すっげぇ応援する!

FULTON vs INOUE

#This is THE MONSTER


井上尚弥スーパーバンタム級初戦Lemino配信にてライブ観戦。

初戦がWBC/WBO二団体統一世界王者スティーブン・フルトンとの
試合になってしまうところが、怪物が怪物たる由縁。王者のフルトン、
テクニカルで負けないボクシングをする上に、フェザー級に届こうか
という体格。正直言って、試合開始前はかなり心配していたのだが・・・。

序盤、フルトンに対してデトロイトスタイルに構える尚弥。
テクニシャンのフルトンに対し、「このスタイルでもオレが上だ!」
と見せ付けるかのような戦法を選択。実際、フルトンがロングから放
つジャブは中盤まで全く当たらない上に、尚弥がフリッカー気味に打
つジャブは時折ガードを割って中に入る。1Rの時点で、もう負けは無
、と確信させて貰った。

それでも王者の意地で食い下がるフルトン。尚弥のパンチのパターン
をある程度読み、果敢にも前に出て来るのだが、コレはある意味自殺
行為。8R、一瞬の隙を見逃さなかった尚弥は、左ボディから右ストレ
ートコンビネーションと追撃の左フックで王者からダウンを奪う。
なんとか立ったフルトンだが、すぐにタコ殴り。レフェリーが試合を
ストップ。

・・・井上尚弥、完勝の上、いきなりWBC/WBOの二冠統一王者に!
おそらく今のスーパーバンタム級にフルトン以上の選手は存在しない
試合後、WBA/IBF王者マーロン・タパレスがリングに上がり、年内
四団体統一戦が決定したが、おそらく尚弥の相手にはならない。
二試合で四団体を統一し、来年にはフェザー級に行くんじゃ・・・。
五階級制覇もあり得るな、こりゃ(^^;)。

あと、Leminoにちょっとクレーム
カメラが1台、ホワイトバランスがおかしいのがあった。修正する時間
は充分あったと思うんだけど??