Mistico vs Averno

#14Years


新日本プロレス『CMLL FANTASTICA MANIA 2025』最終戦・後楽園ホール大会。
今年のファンタスティカマニアは昨日・今日の後楽園ホール大会しか配信が無く、
憤った件はこの前書いた通り。

メインイベントは王者のミスティコアベルノが挑戦したMLW世界ミドル級タイ
トルマッチ。日本での一騎打ちは第一回目のファンタスティカマニア以来、実に
14年ぶり。この二人はいわゆる“鉄板”の組み合わせ。グラン浜田とペロ・アグア
ミステリオJr.とシコシスのような関係、と言えば解りやすいか?

とにかく、アベルノ老獪上手い
コレは今に始まった話ではなく、初来日した頃から既に老獪で上手かった(^^;)。
プロレスラーとしての力量は誰もが認めるところ。前半は完全に試合を制覇して
魅せたのだが・・・。

ミスティコもやっぱり凄かった
もう40を超えているハズなのに、独特の浮遊感を伴う空中殺法は今も健在。
多くのハイフライヤーたちが年齢と共に空中殺法のセーブを余儀なくされている
中で、ミステリオJr.グレート・サスケ、そしてこのミスティコは飛ぶことを諦
めていない。そういう生き方も凄い、と素直に思う。

試合は必殺技のラ・ミスティカを極めたミスティコの逆転勝利。
MLW王座の防衛に成功したが、この二人のベテランが創り出した極上のルチャワ
ールドだけでもうお腹いっぱい。凄い試合を魅せてくれた事を、本当に感謝する。

そして最後は恒例の大団円・・・なのだけど、やっぱりシリーズ中継が2試合しか無
い、というのは納得が行かない。来年はぜひ全戦中継を。このためにWORLD
契約しているんだから、僕は(^^;)。

京都で焼肉!

#古民家焼肉


昨夜、京都本番無事終了
一昨日は呑まずにラーメンを食べてしまったのだが、今日は一杯やろう、という
ことでYちゃんと同意。ならばもう焼肉しかあるまい、ということで、Yちゃんの
リサーチに引っかかったお店が↓↓ココ。

ニューみよし
古民家風の建物を焼肉屋にしてしまう、というのが大胆で非常に良い。雰囲気
だけで美味そうな気配があるが、やっぱりそこそこ美味しかった

飲み食いに一生懸命になってしまい、料理の写真を撮らなかったのは痛恨だが、
ほぼ“プロ焼き師”であるYちゃんの焼く肉の味はすばらしく、やたら楽しい酒
なった。呑みすぎちゃったのはちょっとアレだけど(^^;)。

結果、今回の京都出張は大満足。そして関西方面の仕事は3月に入っても続きそ
うな気配。次は神戸か・・・。

本家第一旭たかばし本店・チャーシューメン

#京都二強


昨日の話で恐縮なのだが、「今日は呑まずにラーメンを」ということに。
一緒に仕事をしているYちゃんからの熱烈なリクエストを受け、京都二強一角
とされる↓↓この有名店へ。

本家第一旭たかばし本店チャーシューメン
ちょくちょく行っているような気がしていたのだが、最後に行ったのは8年くら
い前(^^;)。今日は夕方だったのでそれなりに行列が出来たのだけど、それほど
待たずに入店。なんとなくチャーシューメンを注文した。

・・・うん、優しい味で美味いは美味い
とはいえ、以前食べた時と同じ印象だったか?と問われると、ちょっと違うよう
な気がした(^^;)。もう少しサッパリした醤油味、と思っていたが、若干甘み
強かった気がする。

そして食べ終わってからの感想戦でやたら後悔
今回はお隣にある京都二強のもう一角の方へ行くべきだった。理由? Yちゃんの
好物が炒飯だった、ということを失念していたから(^^;)。次回だな、うん。

参考:本家第一旭 たかばし本店(RDB)

リーガロイヤルホテル京都

#R&R


本日からまたもや関西京都で仕事。現場はわりと馴染みのある宝ヶ池方面
巨大施設なのだが、宿泊は京都駅近くの↓↓ココ

リーガロイヤルホテル京都
京都駅からそこそこ歩かなければならない場所なのは厄介だが、建物は妙に歴史
を感じる佇まい。しかもヘンな既視感があって気になったので調べてみたところ、
昔は「京都グランドホテル」という名称だったそうな。まぁ泊まった覚えは無い
ので、既視感は勘違い、ということになるのだけど(^^;)。

そして見た目通り、なかなか高級な感じのツインルーム。これだけの広さがあれ
ば、二泊分の荷物を余裕で全部広げられる。お風呂も広いし、ベッドも快適。
・・・正直、業務から考えるとえらい贅沢させて貰ってるような(^^;)。

問題は明日からの地下鉄通いなのだが、どうやら20分ごとにシャトルバスが出
ているらしい。コレに上手く乗れれば・・・。

Prime Video Boxing 11

#BIG BANG


楽しみにしていたボクシングのビッグマッチ『Prime Video Boxing 11』
今回は世界タイトル戦2試合、そして那須川天心世界前哨戦が1試合。
先に結論を書く。ボクシングのおもしろさが全て詰まった、すばらしい興行
あった!

まずはWBA世界バンタム級選手権王者堤聖也に挑んだのは、元WBC世界
フライ
級王者比嘉大吾。そもそもこの二人は親友同士であり、妙な和やかさ
あるまま試合開始となった。

・・・いや、スゲェ
正直、1Rから8Rまでの攻防だけでも神懸かった試合内容。偶然のバッティング
で負傷した王者・堤がかなり不利な状況ではあったが、恐ろしい精神力で対応。
比嘉も傷口狙いを躊躇しない。この段階で、今年のベストバウト!と思ったの
だが・・・。

9Rダウンの応酬
最初にダウンを奪った比嘉がそのまま勝ち切るかと思ったのだが、ラウンド内
で堤がダウンを奪い返す。何が彼らをそうさせたのか、皆目見当が付かない程
削り合い。こんなに泥臭くて熱い試合、本当に久しぶりに観た。

判定の結果、ジャッジ全員がドローを付ける、という驚愕の結果
堤はタイトル防衛を果たしたが、試合後のインタビューでも悔しさを隠さない。
対する比嘉は、判定が出ると潔く退場。最後の最後まですばらしい二人だった。

続いて那須川天心世界前哨戦。対戦相手は武居由樹に敗れた前WBOバンタム
級世界王者で、井上尚弥との対戦経験もあるジェイソン・モロニー。天心が初
めて闘う「世界レベル」の選手である。

結果は10R判定3-0天心勝利
この判定は物議を醸しているが、個人的にはギリギリ天心が勝利していたと思
う。でも、例えばこの試合がオーストラリアで行われていれば、モロニーが勝
っていてもおかしくなかった、とは思う。それだけ接戦であったのは間違い無
いのだけど、あのモロニーと10Rを闘い抜いた6戦目の選手、という存在、よく
考えれば恐ろしいと思う。

メインは“NEXT MONSTER”から“BIG BANG”に異名が変わったWBC世界バンタ
ム級王者中谷潤人が、同級6位、メキシコのダビド・クエジャルの挑戦を受け
た。クエジャルは28戦28勝18KO、これまでダウンの経験は無く、中谷よりも
長身でリーチもやや長い。今のバンタム級では最強の挑戦者、という触れ込み
だったのだが・・・。

・・・呆然とした
初回に二人がコンタクトした瞬間、実力差は明白に。中谷の佇まい「強さ」
はもちろんだが、背筋が凍るような「怖さ」もある。3Rで魅せたコンビネーシ
ョンは正しく恐怖であり、テレビの前で完全に沈黙してしまった。

この段階で言うのは憚られるかもしれないが、敢えて。
・・・もしかしたら、いま日本でいちばん強いボクサー中谷潤人なのでは??
怪物に引導を渡す選手が居るとすれば、もう中谷しか考えられない。一線を超
えたプロボクサーが二人も存在する時代を生きられて、僕は幸せだ。