99.9

TBS日9で「99.9 -刑事専門弁護士- シーズン2」のオンエア開始。
シーズン1は2016年春の放送だから、およそ2年振り。ニュースで読んで
驚いたのだが、この枠のドラマでシーズン2が製作されたのは大ヒットし
た「仁」に続いて2作目だそうで。これだけ短いスパンでシーズン2なの
だから、このドラマの信用度は相当高い模様。

主演の嵐・松本潤の相変わらずのクールさが凄く良い。
嵐のメンバーは皆が高いレベルで「役者」をこなしているが、押しつける
ことなく自分の色を表現出来るのは松潤がNo.1だと思う。

そして我々にとって嬉しいのは、随所でプロレスネタが展開されること。
初回は重要な取引先として「タグチジャパン」という名称の会社が登場し
たし、終盤には現IWGP王者のオカダ・カズチカがカメオ出演。
“プ女子”設定の榮倉奈々の出演が無いのは寂しいけど、この設定は生き続
けるらしい。いいねぇ、うん。

今のところ今クールの連ドラの中では、群を抜いて面白い。来週の2話目
からいきなり核心に迫る内容らしいから、もう目が離せない。そして、
ケニー・オメガや棚橋弘至の出演があるのか、要注目!

WRESTLE KINGDOM 12 in TOKYO DOME

新日本プロレス東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM 12 in TOKYO DOME」。
今年は前日まで行くことを考えていたのだが、結局自宅でライブ観戦。16時
開始のニュージャパンランボーからメインまで、6時間以上(!)の長丁場。
今回は印象に残る試合がとても多かったので、それぞれカンタンに。

▼スペシャルシングルマッチ:飯伏幸太vsCody

自ら好んでダークサイドを歩き続ける飯伏が、対極の立場の元WWE・Cody
と一騎打ち。ちょっと心配していたのだが、これがなかなか噛み合った、手
に汗握る展開に。最後は“らしさ”を爆発させ、フェニックス・スプラッシュ
まで繰り出した飯伏の快勝だったが、受けて魅せたCodyも大したモノ。
今年の飯伏は、他に目もくれずに新日本マット1本に絞るべき。そろそろ、
王者になるべきだと思う。

▼IWGPジュニアヘビー級選手権:FATAL 4WAY MATCH

王者のマーティ・スカルに、ウィル・オスプレイ、KUSHIDA、高橋ヒロムが
挑んだ4WAY戦。正直、アトラクションの域を出ない試合になると思っていた
のだが。これが究極の名勝負。これまでXway形式の試合はいくつも観てきた
けど、そのどれもを上回る白熱の展開に終始。乱戦を制したのはオスプレイだ
ったが、誰が勝っても全く問題の無い、極上の試合だった。拍手!

▼IWGPインターコンチネンタル選手権:棚橋弘至vsジェイ・ホワイト

病み上がりの王者・棚橋に挑んだのは、凱旋帰国のジェイ・ホワイト。
ジェイ、雰囲気のある良い選手になったのは認めるが、それでもまだ王座戦戦
は早かったかもしれない。結果、棚橋が無事に防衛を果たした。
ただ、タナはもっとちゃんと休まなくてはならない気がする。右足は完治し
ていないのがあからさまだし、その所為か身体もピリッとしない出来。
できるなら、もっと棚橋らしい試合が見たい。タナがコンディションを取り
戻せるのなら、僕はいくらでも待つ覚悟が出来ているのだから。

▼IWGP USヘビー級選手権:ケニー・オメガvsクリス・ジェリコ

いやぁ、やっぱりジェリコって凄いや・・・と再確認した試合。
世界中から注目を集めていた試合だが、今やベテランの域に居るジェリコが
全盛期のケニーにどこまで肉薄出来るかがポイントだと思っていたけど、
事実は全く逆。始終ジェリコがペースを握り、途中から王座交代まである気
がしてきちゃったんだから凄い。結果こそ大方の予想通りケニーの防衛だっ
たが、主役は完全にY2J・クリス・ジェリコ。圧巻の試合だった。

▼IWGPヘビー級選手権:オカダ・カズチカvs内藤哲也

ケニーvsジェリコの余韻が収まらず、ややフワフワしていたドームを、キッ
チリ自分たちの試合で取り戻したオカダ&内藤。昨年は間違い無く内藤の年
であり、今回は新チャンピオンの誕生を期待したのだが・・・。

もちろん内藤にチャンスは多々あった。
しかし今回は、終盤に↑↑この表情を魅せたオカダが、意地の防衛を果たす。
この顔を魅せつけられたら、もう黙るより他は無い。ドームのメインに相応
しい、すばらしい試合だったが、内藤は無念の惜敗。

状況的にはまさかの結果だったのだが、考えてみれたらコレで良かったのかも。
オカダはもう立派な王者だし、内藤がソレに勝るとも劣らないポテンシャルを
秘めているのも公然の事実。コレが新日本の今の2枚看板。強力だなぁ・・・。

今年のおみくじは文句無く「大吉」で良いと思う。
ただ、6時間以上の興行はさすがにちょっと疲れるかも(^^;)。来年は1〜2試合
減らしてよい気がします(^^;)。

さぁ、ようやく年越し完了。明日からまた頑張ろう!

2018のイッテンヨンは・・・

新日本プロレス1・4東京ドーム大会、「WRESTLE KINGDOM 12」。
前売りチケット販売数が30,000を超え、当日券の出具合によっては久しぶ
りの満員発表が期待されている。確かに今回のカードはなかなか凄く、珍し
く捨て試合が殆ど無い(全対戦カードは公式サイトで確認!)。始まる前か
ら、「コレはイケる!」とか思っちゃってるんだけど・・・。
取り敢えず、後ろ3つの結果予想。勝敗に関しては、今回は当たる気が。

▼第7試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合
(王者)棚橋弘至 vs ジェイ・ホワイト(挑戦者)

凱旋帰国(?)の新日純粋培養ガイジン、ジェイがいきなり戴冠のチャンス。
ジェイのROHでの活躍はファンなら皆が知るところだが、相手は現新日本の
象徴である棚橋。本来なら勝てる相手では無いのだが、なんと棚橋負傷明け。
ジェイが中邑メモリアル・インタコンチを奪取する!

▼第8試合 ダブルメインイベント:IWGP USヘビー級選手権試合
(王者)ケニー・オメガ vs クリス・ジェリコ(挑戦者) 

NO DQマッチで行われるUSヘビー級戦。
とにかくぶったまげたジェリコの参戦、しかも闘うのはケニー。試合巧者の
ジェリコだが、おそらく現代プロレスの“最先端”であるケニーに通用するか
どうかが注目点。いちばん勝敗がどうでもいい試合だが、一応予想するなら
ケニーの勝利。

▼第9試合 ダブルメインイベント:IWGPヘビー級選手権試合
(王者)オカダ・カズチカ vs 内藤哲也(挑戦者) 

打って変わって、こちらは本当に結果が重要な試合。
オカダは1年以上ベルトを守った。コレ、実は結構凄いことで、新日本では
なかなか出ない絶対王者の域に達した、ということ。ただ、この1年間での
内藤の活躍は、それらを全て凌駕しちゃってるんだからタチが悪い(^^;)。
流れは間違い無く内藤。というか、内藤が取らないとこの後の展開が・・・。
内藤哲也がIWGP王者になる、と自信を持って予想できる。

・・・そんな感じで。
もしかしたら今年はドームに行っちゃうかもしれない(^^;)。
験担ぎで♪

内藤哲也、今年もMVP

第44回・東京スポーツ新聞社制定「2017年度プロレス大賞」発表。
MVPは2年連続で新日本プロレス / ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの
内藤哲也。今年は最初から最後まで主役の座に居座った内藤の受賞に、異論は全く
無い。いまや何をやってもファンに許されるのだから、当分の間は内藤の天下が続
くのでは?と思う。1.4ドームでも、きっとIWGP王者になるんだろうなぁ・・・。

しかし、2011年からずっとMVPを独占する新日勢。
もちろん、古くからの新日贔屓を自負する僕からすると本当に嬉しいのだが、ここ
まで「一強」の状態が続くとちょっと不安な気分にも。他団体勢はもっと頑張れ!
次回はDDTとか大日本からMVPが出ると刺激的なんだけど・・・。

2011年の棚橋弘至と中邑真輔

▼2011年の棚橋弘至と中邑真輔 / 柳澤健(Kindle版)

柳澤健のプロレスノンフィクション「XXXX年の○○」シリーズ。
復活しながらもあっという間に休刊の憂き目にあった雑誌・ゴングに掲載さ
れた同名の連載を大幅加筆(そもそも最終回が掲載されてない筈)、単行本
としてまとめられたモノ。

今や日本のプロレス団体で「一強」と呼ばれる新日本プロレス。
しかし、ゼロ年代と呼ばれる2000〜2009年までの暗黒期は、我々の記憶に
新しい。物心ついた頃から人生の一部となっている新日本プロレスが、もう
どうにもならないところまで追い込まれた。僕ですら「消滅」が本当にあり
得ると思っていた。でも・・・。

・・・新日本には、棚橋弘至と中邑真輔が居た。
二人とも新日本の歴史をほぼ否定し、新しい時代にマッチする団体にシフト
チェンジしようと懸命にもがいた。その姿勢はいわゆる“すれっからし”と呼
ばれる我々のような世代を盛大にカチンとさせたのだが、彼らは関係無い、
とばかりにブレずに突っ走った。その様をずっと見させられた僕らは・・・。
知らない間に彼らに魅了された。気が付けば、新日本の未来を彼らに託して
いた。なんとか出来るのは、お前ら2人だけだ、と。

その後。
新日本は見事にV字回復を果たし、オカダ・内藤・飯伏という次の世代を担
う選手も登場した。全ては棚橋・中邑のお膳立て。これだけ愛社精神に溢れ、
自分たちが出来ることの全てをやり尽くしたプロレスラーを、僕は彼ら2人
の他には知らない。

キーワードは「ストロングスタイル」。
新日本の象徴と言うべきこの言葉に、違う方向から敢然と立ち向かった2人
の偉大なプロレスラーの軌跡を、いろいろな人たちに知って欲しい。プロレ
スファンだけでなく、中小企業の社員、経営者なども。最高の人材に適所を
与え、モチベーションを刺激すれば、最悪の状況からも復活出来るのだから。

驚くべきことに「XXXX年の○○」シリーズでいちばん印象深い作品となった。
柳澤健という希有な作家に感謝すると共に、100年に一人の逸材とキング・
オブ・ストロングスタイルに敬意を表したい。最高でした!